1.適用範囲 この規格は、両面及び複両面段ボールの反りの
測定方法について規定する。
備考1 この方法は、ラップアラウンドケースなどシート状
の段ボール箱にも適用する。
2.定義 反りとは、上下ライナの水分差・張力差等により
生ずる段ボールの変形状態で、その種類には上反り、下反り、
S字反り、ツイスト(捩じれ)反り等がある。
a)上反り 表ライナを下にして段ボールを置いた場合、
両端が中心部より上がっている状態の反りをいう。但し、
この表ライナとはダブルフェーサ側のライナを指す。
b)下反り 表ライナを下にして段ボールを置いた場合、
中心部が両端より上がっている状態の反りをいう。
c)S字反り 上反り、下反りが複合された状態の反りで、
断面がS字状になっているものをいう。
d)ツイスト反り 段ボールが捩じれた状態で反っている
ものをいう。
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