日本製紙はこのほど、中国上海市で段ボールを製造加工 している上海恒富紙業有限公司(以下、上海恒富紙業)の 株式持ち分を、23%から40%に買い増しした。 市場が拡大する中国で拠点を確保するため、日本製紙社 は03年にエバーウェルス・ペ-パーインダストリー社(以下、 エバーウェルスUSA社)の100%子会社だった上海恒富 紙業に出資し、合弁事業を進めてきた。そして今回、事業 拡大のため、エバーウェルスUSA社から17%の株式を 取得したもの。これにより両社の出資比率は、エバーウェルス USA社60%、日本製紙40%となった。今後は生産設備の 増強を視野に入れ、華東地区(上海、浙江、江蘇)を中心に 販売体制を強化していく。 <上海恒富紙業の概要> ○設立…1993年 ○資本金…約600万ドル ○立地…上海市松江区 ○事業内容…段ボール製造加工 ○生産量…年産約3,000万平方メートル (Future 5月8日) |
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