だっくすの「ボヤキ生活」

バイク大好き人間「だっくす」のブログです。(^_^)v

PCXのトルク増幅大作戦!( ´艸`)

2015年03月07日 17時37分42秒 | バイク・メンテナンス

今回はまたPCXを弄くってみました。( ´艸`)

社外マフラーと取り付けていらっしゃるPCXオーナーさんは多いと思いますが、社外マフラーに交換すると排気ガスの抜けが良くなる分トルクが落ちてきてしまいます。
低速トルクで好評なのはSP忠男製の「PURE SPORTマフラー」が有名ですね。

聞いた話しによると、エンジンパワーを増大させる為にエキゾーストパイプ(エキパイ)を通常よりも長くしたかったけれど、それだとサイレンサーの取り付け位置が合わなくなるとの事から、エキパイを円形状にクルリと一周させて長さを取ったとの事でした。
エキパイの長さよりも巻いた分、排気ガスの排出に抵抗が起きて低速トルクの増幅に繋がったと私は見ているのですがネ。(。´_`)ノ

ENちゃんのPCXもこのPURE SPORTマフラーを取り付けたそうで、先日ちょっと乗せてもらいましたが確かに低速トルクが強くとても良い出足でした。
その分、中・高速でのエンジン回転の伸びが今ひとつに感じてはしまいましたが。
あれでインジェクションコントローラーを取り付けて燃料噴射量調整をしたらどんな感じになるのか気になるところでもあります。(*^。^*)


そこで!社外マフラーを装着していても低速トルクを増幅させ、尚且つ中・高速でのエンジン回転数を軽快に伸ばす方法は無いものかと模索してみました。
今まではインジェクションコントローラーで燃料噴射量をいろいろと変えて、エンジンのトルク感と吹け上がりを調整してみましたが、空燃比を濃くするとトルクは少し増すのですが燃費がガタ落ちになるのとやはりカブリ気味の感じ。
エンジンのレスポンスも空燃比をあまり濃くしない方が綺麗に吹け上がる感じがします。
燃料噴射量の調整でトルク感を出すのもここらが限界か?と思ったりして。


・・・で、思いついたのがSP武川製の空燃比計のマフラーボスの部分を何か活用出来ないものかと考えました。

ものは試し!ですのでちょっとイタズラをしてみました。(^^ゞ
SP武川製の空燃比計は酸素濃度を測定してガソリンと空気の混合比を調べます。
測定時はO2センサーと取り付けていますが、測定していない時はO2センサーを取り外してブラインドプラグという盲蓋をしておきます。
それを活用してみようとまたまたウェビックさんからブラインドプラグを購入してみました。(^・^)


空燃比計のO2センサーは現在PCXに装着しておりませんので、既にブラインドプラグは装着してあります。
しかし、テスト用として新たに3個購入。
左側写真の隣にあるマフラーボスは以前に予備として1個購入してありました。

これにステンレス製の4mmボルトを取り付けてから8mm用と10mm用のステンレスナットを溶接して取り付けます。


まぁ、二種類の排気ガス抵抗部品を作ってテストする事にしました。


早速、ブラインドプラグの加工開始!(*^。^*)



まずは3.5mm径のドリル刃を使って穴を開けます。


ブラインドプラグは真鍮素材のようですので、結構柔らかくて穴あけは簡単でした。

次に4mm用のタップを使って雌ネジを切っていきます。


これも素材が柔らかいので簡単に出来ました。

次にステンレス4mmボルトを通してから反対側に4mm用のステンレスナットで固定します。


真鍮の溶接は熟練者でも結構難しいとの事ですし、真鍮の場合通常は「酸素溶接」で行うようですので。
ここでのステンレスナットは真鍮との溶接ではなく、ナットとボルトを溶接で繋ぐ材料として使います。

いよいよ溶接作業。


いやぁ~やっぱりTIG溶接機はイイですネェ~!o(〃^▽^〃)o
とても使い易く、仕上がりも比較的綺麗に仕上がります。

マフラーボスの内径は15mm。
8mmナットは問題なく通るのですが、10mmナットになると幅が最大で20mmとなってしまうのでこのままでは通りません。

そこでベンチグラインダーで上下を少々研削します。


ちょっと走行してみたのでススけてます。(^○^)

二種類のナットを使って排気ガス抵抗の大小を考えましたが、10mmナットも上下を研削すると8mmナットと大して変わらない大きさになってしまいました、(^^ゞ
なので・・・とりあえず8mmナットの方をマフラーに取り付けて走行テストをしてみたいと思います。(^○^)


マフラーのボスへ取り付けします。


これでちょっと走行テストをしてみたいと思います。

しかし、今日・明日の二日間は東京地方は雨の予報。
仕方ないのでもう少し天気が良くなったら走行テストに出掛けてみたいと思います。

この他にもエキパイの形状をいろいろと変えてみて、低速トルクと中・高速の吹け上がりなどを巧くコントロールしてみたいと思うのですが。
そうなるとパイプベンダーの大型機械だとか高度な溶接技術とかが必要になって来ますので、今すぐにというワケにもいきませんデスねぇ~!(~_~;)

また追々やってみたいと思います。(^_^)v

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