先日、中古車販売用の車両としてヤマハ JOG50が入荷致しました。(*^_^*)
ボディカバーのクリップ留め部分の破損があり、部品交換しようか?と迷っておりました。
当店のお客様より良い商品を教えて頂きましたので、早速購入して使ってみたいと考えました。(*^^)v
その商品とは・・・
武藤商事さんの「プラリペア」です。
この商品はプラスチック部品の破損・欠損や割れを修復する修復剤です。
中身はこんなものが入っております。
ネットのyoutubeなどでも動画が公開されてますので是非ご参考にしてください。
ではでは、早速JOGのボディカバーを修復致します。
修復箇所はクリップを留める穴部分であります。
まずはプラスチック材料の「型取りくん」を使って修復部分に使う型を取ります。
「型取りくん」は90℃の熱湯に3分間くらい漬けて柔らかくします。
カップラーメンみたいですね。(~_~;)
次に柔らかくなった型取りくんを同じ形状の部品に着けて型を取ります。
出来上がった型を修復部分に取り付けます。
次に溶かし込むプラスチック材料。
まずは液剤をボトルに移します。
そしてプラスチック粉末の中に垂らして落とします。
球になったプラ材を修復箇所に落とします。
その上からボトルの液剤を垂らして粉を溶かしていきます。
修復箇所に充分プラ材を補給したら5分間くらい待ちます。
その後、ゴム状になった型を取り外します。
初めての作業ですので仕方ありませんが形が汚ねぇ~!(#^.^#)
少し長めに時間を置いて、よく固めた方が良いかもしれませんね。
最後にヤスリを使ってバリを取り、原型に近いくらいに形を整えます。
私の場合は多くプラ材を塗り過ぎたのでクリップ穴も少し塞いでしまいました。(^^ゞ
ドリル刃でちょっと穴を削りましたが・・・。
これで完成!
ボディカバーを取り付けてクリップを差込みます。
これで終了。
このプラリペアはとても便利ですネ。
これでわざわざ新しい部品を買わなくて済みますデス。
当店には金属ピンを熱で埋め込むプラスチックリペアキットもありますが、これらを併用してブラスチック部品の修復幅がまた広がりました。
めでたし、めでたし。(*^^)v
・プラリペアでいろんなパーツ作成できます。
・最近はヘルメットのプラスチックボルトなど作成しました。
・今回のような場合、型取りするとき、型取り部にシリコン付けてから型取りして、型どり君をパーツクリーナーで固めるのがポイントです。
・次に補修する部分にあてがう前に、さらに型取りした型取り君にシリコンスプレー吹いておくとあと処理が楽です。
・充填するときのプラリペアの量は少しずつ垂らすことが重要です。
・写真の状態は多すぎです。
・写真の量の半分程度で、下部の部分を充填して、突ッいて若干固くなったら次の充填の繰り返し。
・特に最初の充填は下部を少しずづ固めるのがポイントです。下部が決まれは、ほぼ完成と同じで、あとは厚さを確保するための充填だけになります。
・周囲温度は20℃以上必要。
・ヒートガンで温めながら少しづづ垂らして、固めていくことがポイントです。
・あと処理は、若干のバリ取りだけで済みます。
・参考になればと、おせっかいながらコメントしました。
コメントありがとうございます。
さすが詳しく知ってらっしゃいますね。
あははは・・・見破られてしまいましたね。
球の塊が大きかったので中に液の浸透が少なくて一度剥がれてしまいました。(^^ゞ
さすがです。
シリコンスプレーやパーツクリーナーを使うんですか!
なるほど。
パーツクリーナーだと表面が冷やされるから固まりが早いんですね。
勉強になります。
しかし、便利なものが次々と出てきますね。
Dio AF62系の中国製外装はツメが短くてフロントカバーがキッチリ収まらなかったんですよ。
ツメの補強に材料を探していたのですが良い材料が見当たらなくて。
このプラリペアを使えば簡単にツメを延長できそうですので助かります。
またいろいろ教えてください。(^_^)/