TODAYのキャブレターメンテナンス。(*^。^*)

当店で販売しているTODAY50のキャブレターをメンテナンスしてみました。(*^。^*)

TODAYのキャブレターはあまり調子良くないみたいで、エンジンを始動する冷却時に本来ならば「バイスターター」というオートチョーク機構が働いて、エンジンの始動性を良くして回転数を上げるのですが、これがあまり調子良くありません。
バイスターターを新品部品に交換してみましたがあまり変わらず。
そこでオーバーホール（分解清掃）してみる事にしました。(^^ゞ

まずはエンジンからキャブレターを取り外します。
固定しているボルト4本外してラゲージボックスを取り外します。


あとはゴムチューブや配線、それとスロットルワイヤーを外してからキャブ本体を外します。


オーバーホール後にサンドブラストを掛けて外観も綺麗にしちゃいます。(*^_^*)


なので吸引口はマスキング。

キャブレターを分解してパーツクリーナーやワイヤーなどを使って穴を掃除します。
最後にエアーガンでクリーニング。


メインジェットとスロージェットも新品部品に交換。


キャブレターを組み立ててからブラストを掛けます。


表面はそんに酷く汚れてはいませんので、今回はガラスビーズ#100でブラストします。



びやぁ～っとガラスビーズを当てて研磨します。

仕上がりはこんな感じになりました。



ゴムのインテークファンネルやアルミのマニーホールドを取り付け。


それでエンジンへキャブレターを取り付けします。


早速エンジンを掛けてみます。



エンジンは軽快に回りだしました。
あとは冷却時のオートチョーク機構の作動状況ですね。

いろいろネット検索してみますと、やはりTODAY系のキャブレターはあまり調子良くないみたいです。
コストの問題もあるでしょうが、このクラスのバイクも早く国内生産に戻してもらいたいものですね。(*^_^*)