廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

蔵出し企画 ー 2002年5月(16日~23日)

2008-06-28 23:23:23 | Weblog
『名前の由来』(16日)

 今日は日記のネタが無いな... カープの試合も無いし、パ・リーグもお休みだ。 せっかく(珍しく毎日続いている)日記を休むのも面白く無いので、今日はこのホームページの名前の由来を書いてみます。

 広島で放送されている、よくある地元ローカルのカープ応援番組に『カープDON!』と言うのがあります。 もうお分かりの様に、このホームページのタイトル『カープBOM!』とはそのパロディで創った一字違いの名前です。 興味が有る方は、以下のHPへ...

注:6年後の現在、『カープDON!』は『カープDOOOOON!』と改名して『鬼嫁運動記者倶楽部』と言うローカルスポーツ番組の中に組み込まれておりますので...(http://www.home-tv.co.jp/oniyome/index.html

 じゃあ、”Mark-Ⅱ”とは何なのかと言うと、私は元々”goo”でこのホームページ『カープBOM!』を運営していて、色々あってこの”nikkan”の方に移って来たのですが、ただ元通りの『カープBOM!』とするよりも”二代目、系譜を継ぐもの”と言う意味で”Mark-Ⅱ”と付けました。

 何故『カープBOM2』じゃ無くて『カープBOM Mark-Ⅱ』なのかと言いますと、これは私の好きなアニメ番組『重戦機エルガイム』(17年前の作品ですが...)の二代目主人公メカの名前から取ったものです。 どんなアニメだったのか、興味の有る方は以下の動画をご覧下さい。 私もこのアニメの主人公の様に夢を追い駆けて行きたいと言う願いを込めてこの名前を付けました。 そして今後とも頑張って行きたいと思っています...



『オールスターゲーム投票(パ・リーグ編)』(17日)

 ちょっと用事があって広島市内に行き、途中で広島市民球場に寄ると、社会人野球広島大会をやっていた。 道理でカープの今回のロードが長い訳だ。 ちなみに、カープの二軍もこの大会に出場したが、残念ながら初戦敗退だとか...

 さて、球場に置いてあった投票用紙で今年のオールスターゲームの投票を行った。 私はカープファンだが、パ・リーグも好きなので、まずはパ・リーグから...

先発投手 松坂(L)
中継ぎ投手 吉田(修・H)
抑え投手 豊田(L)

捕手 城島(H)

一塁手 小笠原(F)
二塁手 井口(H)
三塁手 中村(紀・Bu)
遊撃手 松井(稼・L)

外野手 ローズ(Bu)、谷(Bw)、和田(L)

DH カブレラ(L)

 セ・リーグは明日書きます。

          

『オールスターゲーム投票(セ・リーグ編)』(18日)

 昨日、パ・リーグ代表の投票を書いたので、今日はもちろん”私のセ・リーグ代表”を書かせて頂きます。 ご存知の通り、私はカープファンですが、投票をカープの選手で固めるのは趣味では無いので、あまり多くは選んでいません。

先発投手 藤井(S)
中継ぎ投手 木塚(B)
抑え投手 小山田(C)

捕手 古田(S)

一塁手 ぺタジーニ(S)
二塁手 今岡(T)
三塁手 新井(C)
遊撃手 井端(D)

外野手 高橋(由・G)、真中(S)、桧山(T)

 カープファンの身贔屓で成長株の二人を選んでいます。 いつも選んでいた金本選手は今年ちょっと不振なので、あえて外しました。

 昨日はサッカーワールドカップの日本代表が発表された。 私はプロ野球ファンで、サッカーにはそれ程興味が無いのだが、それでも誰が選ばれるのか気になってしまった。 前にも書いたが、やっぱり”日本代表”って良い響きだ。 いつかは野球にも...

                                 

『旅人たち』(19日)

 今日はテレビで放送された盛岡での『カープ vs スワローズ戦』を見た。 昨日の秋田での試合は中止になっていたので、今日はどうかなと思っていたが、無事にできて良かった。 それにしても、今年は雨天中止が多い。 10月頃の過密日程が不安になるかな。

 ところで、試合を見ていると、外野の芝生席で旗を振り、トランペットや太鼓などの演奏をしている応援団がいた。 あの人たちは何処から来たのだろうか... ここは両チームの地元からは離れているので、先日の台湾の試合みたいに”静かな試合”を楽しんでもらいたかったけど... 国内では無理なのかねえ...

                           

『受け継ぎたいもの』(20日)

 昨日は町のホビーショップに行き、プラモデルを見て来た。 かつて私はアニメファンであり、”ガンプラ少年”でもあった。 ...最近のアニメ系プラモデルは出来が良くてリアルだ。 私の頃ははっきり言って”おもちゃ”だったからな... 私は思わず一個買ってしまった。 今は作れないが、いつかは”プラモ道”に戻る日が来るかも知れないから... シリーズ第一作からもう20年以上。 ”親子二代のガンダムファン”もいるらしいとか...

 ところで、プロ野球ファンの方に「広島カープの良い所は何ですか?」と尋ねたらどんな答えが返って来るだろうか... 多分、「自前で選手を育てている事。」とか、「地方の広島で頑張っている事。」みたいな答えが返って来ると予想しますが、私はそれに「球団創立から50年、ずっと”広島(東洋)カープ”であり続けた事。」を付け加えると思います...

 広島市民球場の前には優勝記念碑が建っていて、過去5回のリーグ優勝と2度の日本一が記録されている。 また”カープ球団史”みたいな本には、ファンからの募金で存続の危機を乗り切った事も、初優勝の事も、最近の事まで書かれている。 それにファンだって親子二代どころか三代以上続くファンもいる。 応援する選手や着ているユニフォームのデザインは違っても... 当たり前の事でしょうか? 残念ながら日本のプロ野球ではそれが”当たり前の事”になっていないと思います...

 昨オフ、福岡ダイエーホークスの身売り騒動が勃発し、現状維持と言う形で一応の決着を見た。 一方で中内オーナーは将来、地元企業連合体に株を売っての”市民球団化”に含みを残した。 それに対するファンの声を見ると、「市民球団では資金面が心配...」と言うのが結構多かった。 確かに、”市民球団”広島カープの経営は楽では無い。 ...でも、球団が”企業の持ち物”である事の弊害もまた多いと思います...

 仮にホークスが他の企業に売られ、球団自体は熱心なファンの多い福岡に残り『福岡●●ホークス』として再スタートし、そして今年優勝したらどうなるでしょう...? 恐らく新聞には『福岡●●ホークス初優勝!』と書かれるでしょう。 福岡に移って来た頃の苦難も、ファンが歓喜した初優勝もリセットされて... 何故なら、”企業の持ち物であり、広告塔”である以上、”他の企業の持ち物であり、広告塔”であった時代の歴史は消されるか無視されるからです...

 今年好調のタイガースですが、低迷していた時には「強くなる為には身売りしか無い!」なんて言っていた過激なファンもいましたが、でも『阪神タイガース』が『佐川●便タイガース』や『サン●リータイガース』になっても今まで通り応援できるでしょうか? 第一、『六甲おろし』が歌えなくなりますし、それで優勝してもやっぱり”初優勝”なんて言われると思います。

 親会社と言えば、横浜ベイスターズのスポンサーは今年からTBSに変わった。 でも、『横浜ベイスターズ』と言う名前も、横浜市と言う本拠地も、ユニフォームのデザインも何も変わらずに継承された。 もちろん、今後リーグ優勝しても”初優勝”などと言われる事などありえない。 何故なら、横浜ベイスターズは独立採算性の市民球団だからです...

 私は親会社のリストラ策で球団が身売りされる事はここ数年の大企業の倒産劇を見ていると防げないものだと考える様になりました。 不況で有ろうと無かろうと、時代の流れに乗った企業が繁栄し、取り残された企業が淘汰される事は当然で、事実プロ野球球団の親会社の変遷も映画会社⇒鉄道会社⇒サービス業...と、時代の流れと一致している。

 私は多少の痛みは伴ってもホークスは独立採算性の市民球団・『福岡ホークス』への移行を目指すべきだし、ファイターズも本気で札幌に移転するなら、そう言う方向性を目指すべきだと思います。 ...地域に根ざした市民球団を作り、それを地域全体で守り、次の世代へと受け継いで行ければ... 日本のプロ野球は今以上の繁栄をすると私は信じています。

       

『桧舞台』(21日)

 先週の木曜日(5月16日)の『ジャイアンツ vs スワローズ戦』でちょっとした事故があった。 スワローズ・岩村選手のライトライナーがスライディングキャッチを試みたジャイアンツ・高橋(由)選手の股間に当たり、病院に運ばれたのだ。 報道によると内出血を起こしていたらしく、同性の私にも想像出来ない痛みだったのだろう。 既に試合には復帰しているので大事には至らなかったが、私としては後遺症が心配だ...え、生殖機能の事ではありません。 心の傷です...

 高橋選手はルーキー時代に”天才”と言われた打撃だけじゃ無く、守備の面でも強肩と打球に飛びこんで行くスピード感のあるプレーでファンを楽しませていたが、本拠地の東京ドームを始め4つの球場が人工芝。 その為か彼の”スピード感溢れる守備”も陰を潜めていたが、今シーズンは東京ドームの人工芝のクッション性が良くなった為か、打球に飛びこんで行くプレーが復活して来た印象があったのだが、今回の事故で打球への恐怖感が身体に染み付き、(守備面で)平凡な外野手になってしまうのでは...と危惧している。

 今回の事故での高橋選手のコメントは「捕球体制に入った時、ボールが揺れて来て、消えた。」だった。 これから想像すると、屋根の色とボールが重なったか、照明が眼に入ったかだと思うが、前から一部で言われていたボールを見失いやすいと言う東京ドームの構造的な欠陥ではないでしょうか...

 私は東京ドームに行った事は無いが、聞いた話ではフィールドの広さは広島市民球場や神宮球場と大差無いらしいし、それに加えて人工芝とボールが見えにくい白い屋根、とプロの優れた外野手がその能力をフルに発揮するのは向いていない球場なのだろう。 そして、日本で最も多くテレビ中継されるのがこの球場での試合なのだから...

 一方で、同じテレビからはメジャーリーグのイチロー選手や新庄選手らが広い天然芝フィールドを駆け回ってのスーパープレーが頻繁に流れてくるのでは、日本のプロ野球が”迫力不足”と言われるのも仕方が無いのだろう...同じ日本人がやっているのに。 読売も、巨人戦中継の人気を本当に回復したいのなら、思い切って東京ドームを捨てるべきだろう...

 今日、NHKの『プロジェクトX』で東京ドーム建設の苦労話みたいなのをやっていた。 苦難の末に日本初のエアードームを作り上げた方々には敬意を表さずにはいられないが、時代はプロ野球に新しい”舞台”を求めているのだ...

                    

『長者は去って』(22日)

 昨日は図書館で新聞のバックナンバーを読んでいたのだが、その中に先週末発表された去年度の長者番付が載っていた。 今年のスポーツ部門は”プロ化”で収入が大幅にアップしたマラソンの高橋尚子選手の話題が中心になっていて、プロ野球選手に関する情報がほとんど無かった。 一行だけ「常連だったイチロー選手(シアトル・マリナーズ)はアメリカに移籍した為、抜けました。」みたいな記事があった。

 税金はアメリカの方に納めるのか... 当然と言えば当然だが。 向こうは累進課税制では無いので、税金の方はかなり少なくなったのではないだろうか。 そう言えば、チームメイトの佐々木投手は年棒10億円でマリナーズとの契約を延長したとか... 日本の球団では一選手の10億円も払っていては持たないだろう。 給料は高い、税金は安い...で、日本は金銭面ではアメリカ大リーグに到底太刀打ち出来ないのだな... 向こうで活躍出来る自信がある選手はみんなメジャーに行ってしまうと危惧してしまう。 これからはアメリカとは違う方向で魅力的な日本球界にならないといけないな...

                   

『野球人』(23日)

 今年のセ・リーグはタイガースの快進撃で始まったが、5月に入ってその勢いも少々衰え、猛追して来たジャイアンツに首位の座を奪われた。 ジャイアンツは今回の直接対決でも勝ち越し、首位の座を守ったのだが、渡辺オーナーは「首位に立つのが早過ぎた。 独走するとテレビの視聴率に影響が出る。 独走するなとは言えないが。」みたいな発言をしたらしい。 グラウンドで頑張っている選手の気持ちを考えると...

 ジャイアンツのオーナーと言う立場で発言する以上、”読売新聞の社長”では無く、”野球界の人間”として発言して欲しいものだが。 せっかく勝っても「テレビの視聴率が落ちるから...」では、やる気が無くなると思うのだが... 渡辺氏は大相撲の横綱審議委員も務めているが、「大相撲のテレビ視聴率が落ちるから横綱が強過ぎるのは良くない。」なんて言わないはずだが... プロ野球はテレビの都合通りには進まないのだ。

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 ...以上です。

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