廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

カープBOM2003年10月(下)

2021-02-25 22:22:22 | Weblog
パソコン復活
at 2003 10/23 01:12 編集


 突然の故障から一月... 私のパソコンがやっと普通に動く様になった。 パソコンを最初から自分で作るのは初めてだったので文字通り悪戦苦闘になり、何度もパソコンショップに通いながらあっち直しこっち直しの末、やっと画面が普通に表示されるところまで来た。 まだ完全ではなくて、もうちょっと修正するところは残っているが、何とかパソコン復活に目処がついて良かった。


 メジャーリーグのワールドシリーズで絶好調のヤンキース・松井選手が第2戦で日本人選手初のホームランを打ったのだが、野球の故郷・クーパースタウンにある『野球の殿堂』がその時のバットとかボールを展示させてくれとシリーズ終了後に松井選手に申し入れるそうだ。 去年の新庄選手(当時ジャイアンツ・現メッツ3A)の時もそうだったが、相変わらず決定が早いな...


 私のこの日記を長く読んでいただいている方はもうお分かりかも知れませんが、やはり川相選手(元ジャイアンツ)の通算バント数世界記録はアメリカ人には評価されていない訳だ。 日本とアメリカでは野球のスタイルが違うので仕方が無い事ではあるのだが... ふと思い出したのは元西鉄ライオンズのエースだった稲尾投手が引退後にアメリカに招かれ、「シーズン42勝を挙げた投手です!」と紹介されたのだが、会場の反応は「クレイジー」と尊敬より奇異の目で見られたと言う話だ。


 既にアメリカでは投手の投げ過ぎによる消耗と言う概念の出来ている時代で、シーズン通して先発とリリーフを兼任する事によって挙げた42勝はアメリカ人には評価出来なかったのだろう。 それも仕方が無い事だが... ちなみにこのシーズン42勝と言う稲尾投手の記録も”世界記録”のはずなのだが『野球の殿堂』には展示・紹介されているのだろうか? それとも川相選手の記録同様にアメリカ人には評価されない”幻の世界記録”になっているのだろうか...?


 アメリカで始まった野球、いやベースボールは今や日本や韓国などのアジア圏や中南米などいくつもの国に広まり、プロリーグもいくつか存在している。 同じ”ベースボール”でも、それぞれの国の風土や国民性に合わせて微妙な違いがあるはず。 しかし、それらの”枝葉”からたどって行くと、いずれも最後にはクーパースタウンという”根っこ”にたどり着くだろう。 そんな関係を考えると、『野球の殿堂』は川相選手の”世界記録”を紹介するべきではないでしょうか...? 例えアメリカ人には”珍記録”にしか見えないとしても。 今回の松井選手の活躍は同じ日本人として光栄ですが、アメリカ人の価値観しか認めない今回の『野球の殿堂』の対応は残念に思います。 もうベースボールはアメリカ人だけのものでは無いのですから...


 話は変わりますが、『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)が放送4000回ですか、本当におめでとうございます。 私は大阪に住んでいた2年間この番組を見ていて、最近広島でもBS放送で見られる様になったのですが、そうですか、感無量です。


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やっぱり辛口が好き
at 2003 10/25 00:19 編集


 図書館に今週の『週間ベースボール』が入ったので早速読んでみた。 今の時期だから当然ながら日本シリーズの話題が中心だ。 今週号が編集された時点ではホークスの2勝だが、舞台が甲子園に移ってからタイガースが反撃し、タイガースが3連勝して先に王手をかけている。 最近の日本シリーズは一方的な展開ばかりだったので久しぶりの接戦になった。 タイガースの金本選手の活躍が目立つが、カープのユニフォームを着ている内にこの舞台に立たせたかったものだが...


 ところで、最近の『週間ベースボール』でお気に入りなのは『選手会通信』だ。 毎週チェックしているが、本当に辛口でいい事が書かれていると思っている。 このコラムと豊田さんのコラム、それに巻頭の編集委員コラムが揃っている週は読み応えがある。 まあ、あまりキツイ事を書くと取材などで不都合があるのかも知れないが、だからと言って提灯記事ばかりだと読む意味が無いから。 これからもジャーナリズム精神を持ち続けて欲しいものだ。



2月25日の巡回備忘録

 徒歩で自宅を出発⇒五日市駅から広電の路面電車で広島市内中心部へ⇒...

秋の行楽シーズン
at 2003 10/27 23:43 編集


 今日は広島市内に出て来た。 昼過ぎだったので広島そ●うデパートの食品売り場で弁当を買い、近くの広島城で昼食にした。 最近はこの広島城が私のお気に入りスポットとなっている。 秋の行楽シーズンだからか平日なのに人が多い。 天守閣に登り、街を眺めていたら修学旅行生の大群が押し寄せて来て”殿様気分”が台無しだ。 平和公園のついでに来たのだろうか。 まあ良いか、いつでも来られる場所なんだし。 お堀にいる鯉は元気に泳いでいた。 市民球場のコイは元気が無かったが...


 夜、衛星放送でプロ野球の日本シリーズを見た。 結果はホークスが勝って日本一になったのだが、全試合ホームチームが勝つなんて展開は初めて見たな。 それにしてもタイガースの星野監督は今回も日本一になれなかったか。 彼も西本さん(バファローズ他)と同じく、どうしても日本一になれなかった悲運の監督と後世に語り継がれるのだろうか... とにかく、今シーズンも終わった。 今シーズンで嬉しかったのは球場に行った2試合とも勝っちゃった事で、逆に残念だったのは広島市民球場での古田選手(スワローズ)の4打数連続ホームランを生で見られなかった事か。 一生に一度のチャンスだったのかも知れなかったが。


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勝利の美酒
at 2003 10/30 00:07 編集


 今年の夏に私は韓国を旅行して来たが、その最終日はツアーのハイライトである釜山(今まで”プサン”だと思っていたが”ブサン”と発音するのが正しいらしい)市内観光だった。 有名な観光地の『龍頭山公園』には李氏朝鮮時代の英雄・李舜臣将軍の大きな銅像がある。 豊臣秀吉は日本国内を統一すると、中国(当時は明と言う国)征服を目指し”通り道”として朝鮮に攻め込んだが、李舜臣将軍率いる水軍は日本の水軍を破って補給を断ち、朝鮮を勝利に導いた。 島国の日本に住んでいると実感が沸かないが、海外では外国との戦いに勝つ事は英雄の大きな条件となるらしい...


 ホークスはタイガースとの日本シリーズに勝利して日本一となったが、その祝勝会(ビールかけって何度見てもあまり好きになれないが)の中でホークスの和田投手がレポーターにマイクを向けられ、「まだ代表(日本代表チームのオリンピック予選)がありますから。」と答えていたのがちょっと気になった。 確かに翌日には日本代表チームに合流する事になっているのだし、間違ってはいないのだが何か違和感がある...


 リーグ優勝の時ならまだ先に日本シリーズがあるのだから引き締めて行かないといけないのは事実だが、日本シリーズ優勝は一応”頂点”のはず。 頂点に到達したはずなのに、まだ続きがあるみたいな言い方は、優勝の余韻に浸っているホークスのファンにとって、喜びに水を指す事になるのではないでしょうか? 和田投手は日本シリーズ制覇に大きく貢献した”ヒーロー”だけに、皆が喜びを爆発させている中で一人醒めているみたいな印象をファンに持たれるのでは。 「まだ気を緩める訳には行かない。」と思っていても、勝利の夜だけははしゃいでいる振りをしても良かったかも...


 同僚の城島捕手は祝勝会の席では大騒ぎしていたが、一夜明けると何も無かった様に日本代表のユニフォームに袖を通し、「日本シリーズの直後で休んでいたい気持ちもありますが、やはり代表のユニフォームを着ると気持ちが引き締まりますね。」と語っていた。 変わり身が早いと言えばそうなるが、それが城島捕手と和田投手の社会人としての経験の差かも知れないが...


 週末からはオリンピックのアジア予選が始まるのか。 初めてプロ選手のみで編成された日本代表チームだけにどうなる事か注目されるが、是非とも勝ち残って前にも書いた通りオリンピック本選でアメリカを破り、本当にプロ選手同士が国の威信を賭けて戦う”真の野球ワールドカップ”実現へと歴史を動かして欲しいものだ。 監督の能力は大いに不安は残るけど。

 ...以上です。

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