廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

毒とか薬とか

2009-10-28 22:22:22 | Weblog
 先週もいつものレンタル屋で映画のDVDを借りました。 今回見た1本目は『罪とか罰とか』です。 主演女優の成海璃子さんを以前から贔屓にしていますので劇場公開の時から注目し、DVDレンタルで安くなったら見ようと待っていた作品ですけど...残念ながらちょっと今一つでした。 物語は売れないグラビアアイドルであるヒロイン・円城寺アヤメが自分の載っているアイドル雑誌の自分の写真が間違えて逆さまに並べられているのを見て逆上、怒りの余り未清算の本を持ったまま店を飛び出してしまって万引きで御用に... 所属事務所と警察は彼女を一日警察署長として”社会貢献”させる事で事件を表沙汰にしないと手を打ち、そして彼女は制服を着て警官たちの指揮を執る擬似体験をするのだが...

 ...まあ、そう言うストーリーだとは聞いていたし、DVDのパッケージにもそう言う風に書いてありました。 しかし実際に見てみると悪い意味で予想を裏切る展開の続出。 まずヒロインがなかなか登場しない、この物語はヒロインのアヤメと事務所のマネージャーなど周囲の人々、そして強盗を企てるおかしな若者3人、それとあるサラリーマンのおっさん...と言う全く別々の3つのグループの物語が偶然の巡り合わせによって交錯する凝った演出なのですが、問題はその別の2グループの物語から始まる為にヒロインが最初の20分くらいほとんど全く登場しないと言う異様な展開、私も最初本編が始まる前の予告編がまだ続いているのかと錯覚する程でした。

 それとこの作品は”ブラックコメディ”と言う位置付けになっていますが、ブラックユーモアで笑わせるのでは無く、心が寒くなる様な笑えないナンセンスな映像で笑わせようとしているのが演出的に今一つなのではと。 今回はネタバレばかりで申し訳無いのですが、冒頭でいきなり登場人物がトラックに轢き殺されてしまい、運転手が車から降りて確認するのだけど警察も救急車も呼ばずにそのまま立ち去ってしまいます。 もちろんこれには”オチ”があるのですが、物語の終盤まで何の説明も無いので「何これ...轢き逃げじゃん。」と思ってしまいました。 全体的には面白いところもあったし、この映画の骨組みと言うか企画自体は面白いと思うのですけど演出面などで失敗だったのではないかと見ていて感じました...

                          

 この映画でもう一つ問題だと思ったのは成海璃子さん演じるヒロインのキャラクターが中途半端で、設定では”売れないグラビアアイドル”となっていますけど、劇中では雑誌の素人モデル並みの写真が少し登場する程度で、”ムフフ系の消費者”である私にしてみれば、これのどこがグラビアアイドルなのかと。 売れる、売れないの問題以前に仕事らしい仕事をやっていないのだから。 私は”ムフフ系”はとりあえず名前を売って他の本来やりたかった仕事の開拓に繋げるものだと思っていますが、売れないのだから尚更なりふり構わず水着の仕事でも何でもやりますからと言う”感じ”が全く無い、ちゃんと役作りをやってこの映画に臨んだのかと思ってしまいます。 何種類もの仕事を経験して色々な世界を知っている人に奥深い魅力があるのと同じで、男であれ女であれ役者さんは仕事で色々な仕事や人生を”疑似体験”する事によって魅力を身に付けるのだと思います。 グラビアアイドルの役だと言うのならそれはそれで割り切って劇中で水着姿でバラエティー番組に出演しているところとか、何か出来たのではないかと。 成海璃子さんは今の若手女優の中では演技力がある方だと思いますが、こんな中途半端な役作りになったのは事務所がうるさかったからでしょうか? この程度の”挑戦”も出来ない様では経験にならないし、将来もっと難しい役をやりたくても出来なくなるのではと今回の映画を見て思いましたけど。 でも今一つだったけど良いところもありましたし、”もうちょっと頑張りましょう”と言う感じで...



橋下知事の府庁舎移転案、大阪府議会が否決(読売新聞) - goo ニュース

 橋下知事にしてみれば、ATCは普通の方法では再建出来ないと考えてられるのでしょう。 大阪府庁が移転すれば人の流れが出来てATCだけでなく周囲にも賑わいが波及するとも思っているではと。 最初は民間企業を誘致するはずだったのですけど場所が悪いと言うか、私も一度だけ行った事がありますが大阪市民の足である大阪市営地下鉄を一旦降りてニュートラムと言う新交通システムに乗り換えないと行けないと言う不便さで、当然別路線だから交通費も掛かりますし... 大阪府庁の移転はベイエリア再開発には繋がりますけど市民生活には不便となるかも知れないから議会としてもはいそうですかと言えないのが辛いところです。 でも実際問題として、そうでもしないと大阪のベイエリアは発展のさせ様が無いのでは...

                                 

穂のか、流ちょうな英語を披露するも、高部あいのヘンテコな自己紹介に笑い! - goo 映画穂のか、流ちょうな英語を披露するも、高部あいのヘンテコな自己紹介に笑い! - goo 映画

 プリンス・エドワード島(カナダ)で撮影したのですか、私は行った事がありませんけど母が『赤毛のアン』の大ファンであの島に観光で行ってすごく良かったと言っていました。 私も機会があれば行って見たいですけどね。 ちなみに『赤毛のアン』はアニメなどでよく知られている少女時代のエピソードの後にずっと長い続編があって、彼女の子供たちが成人する頃までずっと物語は続いているんですよ。 機会があればその続編もアニメの後にでも読んでもらいたいですね。 それと今はハリウッドと組んで映画を作ったりする事もある時代ですから役者も普通に英語で台詞を言えたり出来れば有利になるでしょうね...

             

 いよいよ明日はドラフト会議ですか、野村監督も日南キャンプを一旦離れて会場のある東京へ移動したそうです。 今夜は宿舎でスカウト陣と明日の打ち合わせ(作戦会議)をしているのでしょうね。 良くも悪くも菊地投手(花巻東高校)が国内プロ野球入りを決めてくれたのでカープが一位指名を予定している今村投手(清峰高校)は場合によっては競合無しで単独指名の可能性もある様です。 地元のホークスも菊地投手との兼ね合いでどう出るのか気になるところですが。 縁あってカープに来てくれたら一軍デビュー後にマツダスタジアムに行って”先発完投型投手”に育つ様、ビシビシ鍛えるつもりです。 カープファンは厳しいのでクジに当たって入団してくれる様でしたら覚悟をして来てもらいたいところですね...

 カープはその今村投手を筆頭に(今季の終わりにクビにした日本人選手と同じ人数の)4人くらい指名すると思うのですけどどうなるのか? 個人的に注目なのは普通のドラフト会議の後の育成ドラフトで、カープにはいつもの年よりちょっと多めに育成選手を入れて長年低迷しているカープ二軍に活気と競争意識を注入したいものです。 二軍がウエスタン・リーグ最下位を独走する様な状況では一軍だって強くなれないでしょうし。 育成選手を入れて”戦力”を増やし、独立リーグや社会人野球チームとの練習試合を多くやって若い選手の実戦機会をもっと増やさなくては。 5球団しかいないウエスタンでは必要な試合数が確保出来ないでしょうから...

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 ...以上です。

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