廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

事実と真実

2010-03-23 22:22:22 | Weblog
 先週、いつものレンタル屋で借りた映画のDVD、一本目は『余命1ヵ月の花嫁』です。 これは以前、ワイドショーなどで取り上げられて話題になった実在の女性の事を元にして作られた映画で、映画館で上映していた時も気になっていましたが見に行く機会がありませんでしたね。 最近は広島でもメンズデーをやっている劇場は増えていて映画自体には行きやすくなっていますけど。 主演女優の榮倉奈々さんは朝ドラマ『瞳』や映画『檸檬のころ』、『阿波DANCE』など”活発で元気な美少女”みたいな役が多かったのですけど今回は思い切って過去のイメージと違う役に挑戦ですね。 不治の病と闘う女性をしっかりと演じていて良かったと思います。

 ストーリーですが、お話はヒロインの千恵と瑛太さん演じる恋人の太郎の出会いから始まります。 サラリーマンの太郎が自分の会社の商品をPRするイベントの仕事をしていて、それに雇ったイベントコンパニオンを別の企業のイベントの仕事で来ていたコンパニオンの千恵に間違えて声を掛けたのがきっかけで知り合い、デートを重ねる様になったけど千恵は太郎が正式に付き合って欲しいと言うと渋り、それでも何とか説き伏せて交際が始まり、父親(母親は既に亡くなっていた)にも紹介してもらってやがて一緒に住む様になって初めて彼女の異変に気付いた。 彼女は乳がんに掛かっていて治療中の身だったのだ。 千恵は太郎に別れを告げ、父親も千恵の事は忘れてくれと言ったのだが太郎は彼女と一緒に生きる決意をする。 悩んだ末に二人は彼女の病を受け入れて一緒に生きる事になったのだが病は進行して余命は一ヵ月あるかどうかと医者に告げられてしまう。 既に治療では無く緩和ケアになってしまった中、せめて彼女と父親の夢を叶えようと結婚式を挙げる事にするのだが... ちなみにこの映画の製作にはTBSが関わっていますね。

                            

 見ていない人の為に詳しい事は言えないのだが、映画としては良く出来ていると思います。 個人的に感心したのは”死を演出”していない事で、ヒロインが治療の甲斐無く亡くなってしまう場面はBGMも無く淡々と描かれていました。 この映画に関してはレビューを書く為にネットで検索してみると色々な噂が流れているらしいですね。 劇中でも千恵がマスコミを呼んで若い自分が乳がんで命を脅かされている事を世間に広く伝えようとする事に太郎は当初、世間からある事ない事書かれて傷付く事になると猛反発する場面がありましたね。 私も事実はどうなのか存じませんし、ネットとかで言われている事は本当なのかも知れませんけど、これからと言う時に幸せな人生から不治の病に冒された彼女が、「もっと早く検査を受けていれば治療が間に合っていたかも知れない、他の人にはこんな思いをして欲しく無い。」とあえて公表に踏み切った事だけは”真実”だと思います。 事実よりも真実の方が尊いと私は考えますけど。 ちなみにカープ球団も交流戦の頃にピンクリボンキャンペーン協賛の試合をしてマンモグラフィーって言うのだったか乳がん検診を定期的に受ける様に啓発するイベントを毎年やっています。 今年も多分協賛ゲームをやるんじゃないでしょうか...



無策…ブラウン監督“個人任せ”で開幕3連敗(スポーツニッポン) - goo ニュース

 イーグルス、バファローズに開幕3連敗してしまいましたね。 作戦面に関しては良くも悪くもカープ時代とそれほど変わらないのでは? 前任の野村監督の”ID野球”に慣れていたイーグルスの選手達にもまだ戸惑いがあるのかも知れませんね。 マーティーを監督に選んだのはイーグルスですから何とも言えないのですけど低迷と行き詰まりの中で監督に就任したカープ監督の時と、野村監督の元で大躍進してこれからと言う時の状態で迎えた今回のイーグルス監督の仕事とでは色々と違うのでカープ監督の時と同じやり方は通用しない部分もありますので周囲の人の意見を聞いて変えるところは変えた方が良いのかも知れませんね...

                           

道路も線路もスイスイ 新型車両DMV、岐阜で実験走行(朝日新聞) - goo ニュース

 DMV(デュアル・モード・ビークル)は地方のローカル線にとって”救世主”になるのかも知れませんね。 特に路線が廃止になってしまったところで例え線路が撤去されていてもタイヤを使って線路跡を走って、家などが多いところで線路から降りて今度はバスとして駅周辺を回って乗客を集め、また線路に復帰して走る...と。 広島でも可部線と言う大半が廃止されて線路も撤去された路線がありますけど、その”線路跡”を走る形で復活する事も出来るのではないかと思っています。 廃止になる前、試しに乗ってみた事があるのですけど、大半の駅が駅とはとても言えない”停留所”みたいなのが田園風景の中にあるだけで、これでは乗客が集められないだろうなと思ったものですが、線路を降りて集落などを回れれば山間部の貴重な足になるのではないかと期待しています...


                                     

 セ・リーグに先駆けて二軍のウエスタン・リーグが開幕するらしいですね。 現在、高校野球のセンバツ大会をやっていますが今年のカープ二軍は去年の甲子園大会で活躍した今村投手や堂林選手、庄司選手らが”話題の新人”として加わり、それに加えて開幕一軍枠から外れて巻き返しを図る選手も、成長して今年こそ一軍に上がりたいと頑張っている選手もいますから例年より活気がありそうですね。 もちろん育成を優先させるべきところはありますけど勝利にこだわってこそ選手の成長に繋がる部分だってありますから今年の二軍は勝ちにこだわってどんどん勝って、勝利の中から選手が経験を積んで成長し、長丁場のリーグ戦の中で一軍にも”新風”を巻き起こす選手を多く送り込んでもらいたいなと思っています...

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 ...以上です。

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