廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

ファイナルクエスト

2011-09-29 22:22:22 | Weblog
 今日はマツダスタジアムにカープの応援に行きます。 今日の試合が私にとっては今シーズン最後の野球観戦で、後はサンフレッチェの試合をもう一回見に行って今年の生観戦は終わりにする予定です。 試合の前にいつもの”験担ぎ”をやりました。 夜勤の仕事から帰った今朝、晩酌ならぬ”朝酌”をして、酒はいつもの『純米酒 瀧鯉』で滝を登り切った鯉が巨大な竜となって”オレ竜”を一撃の元に打ち破ると言うものです。 酒の肴はいつものスーパー・イズミゆめタウンで買いましたカツオのタタキと、昨日の夕食に出た母手作りのおでんです。 ”我が家の手作りおでんで 勝つぉ”の験担ぎですね、文章に小文字を使うのは相変わらず慣れなくて心臓がドキドキしますけどもう慣れました。 食事の後は風呂に入って着替えに”大リーグパンツ1号”を履き、”サウスポー変身グローブ”なども用意して簡単だけど弁当も作って身支度して寝ます。 チケットの払い戻しが出来る事を勝手に期待して金は持たないで行こう...

                      

 昼、目を覚まして身支度をすると今回はいつもより早めに家を出た。 球場の正面入り口付近にあるチケット売り場に行ってファミリーマートでの払い戻し期間が過ぎたと言われたチケットはどうなるのか聞く時間を設けないといけないので。 いつもの地元の駅に着いたが赤い帽子や服、応援グッズなどを持ったカープファンを今日はホームでもやって来た電車の中にもほとんど見なかった。 せっかく14年ぶりに優勝の可能性を残して9月を迎えたにも関わらず、その後は連敗に次ぐ連敗で急失速して現時点で辛うじてプレーオフ進出の可能性は残しているもののほぼ絶望的となってファンの中では既に”消化試合”となっているのかも知れないな...

                                     

 電車は広島駅に到着、ここに来るとさすがにこれから野球を見に行くらしい格好の人を多く見掛ける。 駅の南口から東に通称カープロードと呼ばれるJR線路沿いの道があってカープの歴史や選手を紹介するパネルなども線路の金網に貼られている。 ここを歩いて私の足なら5分程度で野球場が見えて来た。 ここからスローブを通ってメインゲートに行けるのだけど私は右に回って正面入り口へと向かう。 前売り券販売窓口に行って台風で試合が中止になったが、払い戻し期間がすぐに終わってしまって出来ず球団に直接問い合わせてくれと言われたと事情を説明すると窓口の人が奥の方に何か聞きに行って、戻って来るとあっさり払い戻しは出来て2000円が手元に戻って来た。 この金は今日の試合中に球場で使って消費と言う形で返します。 私に限らず、いや私以外の人はもっと気前良く球場で金を使っている。 球団は儲かった分を戦力補強と言う形で”再投資”して優勝出来るチームを作って欲しいです。

                      

 手荷物検査を終えてスタジアム内に入ったが、私の買ったセンター辺りの座席はスコアボードが多分見えないと思うので内野席の通路に留まって先発メンバー発表を見届ける。 目の前で両チームの選手が試合前の練習をしているな。 そしてメンバー発表の時間だ。 カープの先発は前田(健)投手、ドラゴンズは吉見投手とエース同士の投げ合いだ、奇しくも私が見に行く予定で台風で流れたあの試合も事前の先発予想はこの二人になていたな。 野手陣も双方現状でのベストメンバーだろう、ドラゴンズは落合監督の退任発表から勢いに乗っているが、カープとしてもホームで負けられないし良い試合が見られて更に勝てれば良いですね。

                      

 私はチケットに書かれた自分の席に移動した。 今回は前から10列目だったので同じセンターの席でもスコアボードは横では無く後方になったのでちゃんと見る事が出来た。 客席はかなり空いているのでゆったりした気分で見られる、別に良い事では無いですけど。 そして試合開始5分前にカープの選手が守備に就き、そして始球式の後でいよいよ試合が始まった。

 初回、前田投手はドラゴンズの一・二番コンビ、荒木選手と井端選手に連打を浴び、初回にも関わらず三番の森野選手がバントで走者を進めて四番打者・ブランコ選手の犠牲フライであっさりと先制されてしまい、ここで切れれば良かったのだが五番に入っている谷繁捕手のタイムリーヒットで2点目を失った。 タイムリーヒットとは言いましたがレフトの前に落ちたこの打球は守備範囲の広い外野手ならあるいはと言う打球だっただけに運が無かった。 気を取り直して私は持って来た弁当を取り出す。 弁当と言っても単におつまみ用にイズミゆめタウンで買った牡蠣フライと冷蔵庫に残っていた冷凍食品を適当に解凍して詰め込んだだけの代物だが。

                          

 前田投手は2回と3回は抑え、私は手持ちの弁当を食べ終えたので気分転換に売店へ買い物に行った。 ビールのおつまみにと肉などを買っているとグラウンドから歓声が。 売店のモニター画面で見ると吉見投手に手こずっていた打線が3回に連打でチャンスを作って四番打者・栗原選手のタイムリーヒットで1点を返したのだ。 しかし畳み掛ける事が出来ずに反撃は1点止まりで私が自分の席に戻って来ると前田投手が二軍再調整から昨日復帰して来たばかりの和田選手にホームランを打たれて1-3となったところだった。 今年の前田投手は味方が点を取ってくれた直後に失点する事が多く、これで流れに乗れず勝ち星も増えないのだろうけど。

 しかしその裏、カープは下位打線からチャンスを作って前田投手自身の犠牲フライにより1点返して2-3、前田投手は打撃も得意でよく打つので期待はしていた。 しかしここでも上位打線が続けず同点、逆転と畳み掛けられない。


                    




                                     



                                
                              




人気ブログランキングへ日記@BlogRankingブログランキングblogram投票ボタンにほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへにほんブログ村

クチコミblogランキング TREview

 ...とりあえず以上です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天谷論 | トップ | 秋は別れの季節... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事