個人用 教員資格認定試験(小学校)対策

小学校教員免許取得を目指して勉強中。過去問・予想問題などを解きながら得点アップを目指す。

いじめの防止等のための基本的な方針(平成25年、文科省)

2014-03-31 09:06:16 | 教育時事
○この法律(いじめ防止対策推進法)において「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等と一定の人間関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。

体罰の禁止及び児童生徒理解に基づく指導の徹底について(平成25年、文科省通知)

2014-03-31 08:59:17 | 教育時事
○体罰は、学校教育法第11条において禁止されており、校長及び教員(以下「教員等」)は、児童生徒への指導に当たり、いかなる場合も体罰を行ってはならない。体罰は、違法行為であるのみならず、児童生徒の心身に深刻な悪影響を与え、教員等及び学校への信頼を失墜させる行為である。

○体罰により正常な倫理観を養うことはできず、むしろ児童生徒に力による解決への志向を助長させ、いじめや暴力行為などの連鎖を生む恐れがある。もとより教員等は指導に当たり、児童生徒一人一人をよく理解し、適切な信頼関係を築くことが重要であり、このために日頃から自らの指導の在り方を見直し、指導力の向上に取り組むことが必要である。

国際比較教育調査

2014-03-31 08:55:11 | 教育時事
○PISA
・実施主体:OECD(経済協力開発機構)
・調査対象:15歳児(高等学校第1学年)
・調査内容:「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野
・調査サイクル:3年に1回

○TIMSS
・実施主体:IEA(国際教育到達度評価学会)
・調査対象:第4学年、第8学年(小学校第4学年、中学校第2学年)
・調査内容:算数・数学、理科
・調査サイクル:4年に1回

教育振興基本計画(平成20年、閣議決定)

2014-03-31 08:32:37 | 教育時事
○教育基本法第17条に基づき、教育基本法に示された理念の実現に向けて、今後10年間を通じて目指すべき教育の姿を示した。

○今後10年間を通じて目指すべき教育の姿
・義務教育修了までに,すべての子どもに,自立して社会で生きていく基礎を育てる
・社会を支え,発展させるとともに,国際社会をリードする人材を育てる

○今後5年間に総合的かつ計画的に取り組むべき施策
・「横」の連携:教育に対する社会全体の連携の強化
・「縦」の接続:一貫した理念に基づく生涯学習社会の実現
・ 国・地方それぞれの役割の明確化

○施策の基本的方向
・基本的方向1 社会全体で教育の向上に取り組む
・基本的方向2 個性を尊重しつつ能力を伸ばし,個人として,社会の一員として生きる基盤を育てる
・基本的方向3 教養と専門性を備えた知性豊かな人間を養成し,社会の発展を支える
・基本的方向4 子どもたちの安全・安心を確保するとともに,質の高い教育環境を整備する

○基本的方向1 社会全体で教育の向上に取り組む
・学校・家庭・地域の連携・協力を強化し,社会全体の教育力を向上させる
・家庭の教育力の向上を図る
・人材育成に関する社会の要請に応える
・いつでもどこでも学べる環境をつくる

○基本的方向2 個性を尊重しつつ能力を伸ばし,個人として,社会の一員として生きる基盤を育てる
・知識・技能や思考力・判断力・表現力,学習意欲等の「確かな学力」を確立する
・規範意識を養い,豊かな心と健やかな体をつくる ・教員の資質の向上を図るとともに,一人一人の子どもに教員が向き合う環境をつくる
・教育委員会の機能を強化するとともに,学校の組織運営体制を確立する・幼児期における教育を推進する
・特別なニーズに対応した教育を推進する

○基本的方向3 教養と専門性を備えた知性豊かな人間を養成し,社会の発展を支える
・社会の信頼に応える学士課程教育等を実現する
・世界最高水準の卓越した教育研究拠点を形成するとともに,大学院教育を抜本的に強化する
・大学等の国際化を推進する
・国公私立大学等の連携等を通じた地域振興のための取組などの社会貢献を支援する
・大学教育の質の向上・保証を推進する
・大学等の教育研究を支える基盤を強化する

○基本的方向4 子どもたちの安全・安心を確保するとともに,質の高い教育環境を整備する
・安全・安心な教育環境を実現する
・質の高い教育を支える環境を整備する
・私立学校の教育研究を振興する
・教育機会の均等を確保する

心理療法

2014-03-30 14:56:24 | 教育心理(カウンセリング・不適応行動)
・系統的脱感作法(ウォルピ)
古典的条件づけを応用した行動療法の一つである。不安階層表に従って、弱い不安を引き起こす行動から強い不安を引き起こす行動へと徐々に体を慣れさせて、目標行動の達成を目指す。

・認知療法(ベック)
認識の歪みが問題の本質であるとして、それを改めさせることで問題解決を目指す。二分割思考や恣意的推論など、無意識的にとっている自動思考を明らかにしていく。

・論理療法(エリス)
問題の本質は過去ではなく、現在の考え方が非合理的であるとして、それを改めさせる。

・精神分析療法(フロイト)
自由連想法や夢分析によって、精神疾患の背後に潜む無意識のこころの傷やコンプレックスを、患者のこころに次々と浮かぶ一連の想像の連鎖から推測し、それを再認識させることによって問題解決を目指す。

・行動療法(アイゼンク)
さまざまな学習理論から導かれた行動原理を用い、不適応を解消(行動変容)しようとする一群の治療方法

・交流分析(バーン)
「今、ここで」の自分、そして対人関係のありさまを分析し、新しい人生を踏み出すことを最終的な目的とする。

・箱庭療法(ローエンフェルド)
砂を敷き詰めた箱の中に、人・動物・植物・乗り物・建物などのミニチュア玩具を用いて、自由な作品づくりをさせる。

・遊戯療法(アンナ・フロイト)
自由で制約のない空間の中で思う存分遊ぶことによって、不安や緊張、悲しみを遊びに投影させ、カタルシス(心的浄化作用)を図ることを目指す。

・トークン・エコノミー法(スキナー)
オペラント条件づけを応用した行動療法の一つである。望ましい行動ができたら報酬を与えて、行動の自己コントロールの実現を目指す。