個人用 教員資格認定試験(小学校)対策

小学校教員免許取得を目指して勉強中。過去問・予想問題などを解きながら得点アップを目指す。

大正期の重要人物

2014-05-10 08:31:00 | 日本教育史
・伊沢修二
『教育学』著者。唱歌遊戯の実践。

・ハウスクネヒト
ドイツから来日し、帝国大学でヘルバルト派の教育学を講じた

・高嶺秀夫
ペスタロッチの流れを汲む実物教授「開発主義教授法(開発教授)」を日本に紹介

・沢柳政太郎
パーカーストのドルトン・プランを積極的に導入

・野口援太郎
「教育の世紀社」を結成。児童中心主義の実験学校として池袋児童の村小学校を創設。

・木下竹次
教科の枠を超えた「合科学習」を提唱

・芦田恵之助
綴方教育で子供が自由に題材を決めて取り組む「随意選題」の提唱者

・羽仁もと子
自由学園を創設。自由・平等・自治の精神により一人一人の可能性を自由に伸ばすことを教育目標に掲げる

・及川平治
子供の学習動機を引き起こす「動的教育」を提唱

・手塚岸衛
自由ヶ丘学園を創設。「自由教育」の提唱者。

・鈴木三重吉
児童文芸誌『赤い鳥』を創刊。これが生活綴方運動の礎石に。

・山本鼎
野外写生などによって子供たちに自由に描かせる自由画を提唱。自由画教育運動を推進。

・小原國芳
全人教育論を主張。玉川学園の創設者。

適応機制

2014-05-09 20:29:55 | 教育心理(カウンセリング・不適応行動)
・攻撃
フラストレーションの原因をもたらした人やものを直接的に攻撃する

・逃避
困難な場面から逃げようとする

・否認(否定)
不安や苦痛を生み出すような出来事などから目をそらし、それ自体が存在しないものと考える。

・白昼夢
満たされない欲求を空想の中で満たして、一時的な満足を得る

・合理化
もっともらしい理由を付けて、自己を正当化する

・知性化
自分の気持ちを直接意識することを避け、知的認識や論理的思考によってコントロールする

・抑圧
好ましくない欲求や衝動を意識から排除する

・補償
自分の不得意な面や劣っている面を補うために、得意な面で自己主張する

・代償
到達が容易でない目標を到達可能な目標にすり替えて一時的な満足を得る

・置換(置き換え)
自分よりも弱い存在に不満のエネルギーを向けて、緊張状態を解消させる

・投射(投影)
自分が持っている感情を相手が持っているとみなす

・退行
現状よりも幼い発達段階に後戻りする

・昇華
不満のエネルギーを社会的に容認されやすい行動に仕向ける

・取り入れ
他者の威光の影に入って自己の存在を主張する

・反動形成
本来の欲求とは正反対の行動に出る

・同一視
尊敬する人物と外見だけでも似せようとする

不適応に関する用語

2014-05-07 09:49:36 | 教育心理(カウンセリング・不適応行動)
○反社会的行動
盗み、暴力、家出などの問題行動を総称した呼び名。

○非社会的行動
自閉的になったり引きこもったりするなど、自己の殻に閉じこもってしまうような問題行動。

○セルフハンディキャッピング
あえて困難な状況を選択したり、難度の高い課題を行ったりするなど、失敗しても理由づけができるようにして課題に臨む姿勢。

○セルフエスティーム
本当は自分は良い子なんだと肯定的に捉える気持ち。温かく許容的な親子関係の中で培われる。

○フラストレーション耐性
たとえ強いストレスを受けても、耐え抜くことのできる精神的な柔軟性。幼少期からの我慢によって獲得できる。

○レジリエンス
「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳される心理学用語。

○PTSD(心的外傷後ストレス障害)
自分の命が危ない、他者の死に遭遇するなど過酷な体験をしたことが引き金となって起こる恐怖感、無力感、睡眠障害、集中困難などの症状の総称。

具体的な不適応行動

2014-05-07 09:36:32 | 教育心理(カウンセリング・不適応行動)
○緘黙

・完全緘黙
あらゆる場面で発語しない

・場面緘黙(選択制緘黙)
家庭内ではごく普通に話せるものの、幼稚園や学校に行くとまったく話せなくなってしまう


○チック
体の一部の神経が本人の意思に反して繰り返し動く。男子に多く認められる。

・運動性チック
運動神経に起こるチック

・音声性チック
発声器官周辺に起こるチック

トゥレット症候群
運動性と音声性の両方の症状を示すチック


○不登校
何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童・生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にあることと定義される。ただし、病気や経済的な理由によるものを除き、年間30日以上欠席の場合に不登校とみなしている。文科省の平成24年度調査によると、中学生で最も多い原因は本人に係る状況、小学生で最も多い原因は不安などの情緒的混乱である。


○摂食障害
適正な食行動ができない。女子に多く認められる。

・拒食症
食べなくなってしまう

・過食症
食べ過ぎてしまう

・気晴らし食い
定期的な食行動ができない


○パニック障害
突然強い不安や恐怖を抱く障害で、呼吸困難、動悸、発汗、めまいなどの神体症状も現れ、結果として外出ができにくくなってしまう。青年期の女子に多い。


○アパシー
アルバイトやサークル活動はごく普通にできるものの、勉学のみに対して意欲を失ってしまった状態。男子大学生に多い。


○統合失調症
現実と非現実の区別が明瞭でなく、幻覚や妄想を抱く症状。かつては精神分裂病と呼ばれた。


○神経症
精神神経症、ノイローゼとも呼ばれる。心理的な原因で起きる、精神的・身体的な症状をいう。不安神経症、強迫神経症、抑うつ反応、心気症、ヒステリーなどがある。


○気分障害(抑うつ病)
感情障害を主として、周期的経過をたどり、人格欠損を伴わない症状。気分の高揚を伴う躁状態と悲哀気分を伴う鬱状態がある。