・学習障害
基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す。
・注意欠陥多動性障害
年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、および/または衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的活動に支障をきたす。
○広汎性発達障害
多彩な領域における発達の重度の欠陥および広汎な障害。自閉症・高機能自閉症・アスペルガー症候群が含まれる。
・自閉症
知的発達の遅れ、および①他者との社会的関係(対人関係)形成の困難さ、②ことばの発達の遅れ、③興味や関心が狭く特定のものにこだわること、を特徴とする障害。3歳くらいまでに判明することが多い。
・高機能自閉症
上記の自閉症の特徴(①~③)を持つが、知的発達の遅れを伴わないもの。
・アスペルガー障害
知的発達の遅れを伴わず、自閉症の特徴のうち言語発達の遅れを伴わないもの。
○知的発達の遅れ ①対人関係形成の困難さ ②言語発達の遅れ ③特定のものにこだわり
・自閉症 ○ ① ② ③
・高機能自閉症 - ① ② ③
・アスペルガー障害 - ① - ③
・症状の例として、「課題や活動を順序立てることがしばしば困難である」といった学業に支障をきたすものがある。
広汎性発達障害のひとつであり、同じく広汎性発達障害のひとつであるアスペルガー症候群とはその境界が必ずしも明確ではなく、両者は多様で連続的である。
・基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く・話す・読む・書く・計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。
・その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。
・その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。