赤門記者のメタボな日々

笑いの街・大阪で、笑えることも笑えないことも追いかける因果な商売。明日は笑っていたいなあ…。

お恥ずかしい限り

2008-09-08 23:25:30 | Weblog
 何日ぶりでしょうか。
実にお恥ずかしい限りでございます。

 お恥ずかしいといえば先日、大阪で
ユニット「羞恥心」のメンバーでもあるつるの剛士さんが、
エッセー集の発売記念サイン会を行いました。

 なんせつるのさんは今、猛烈に忙しいわけです。
紙面でもご紹介しましたが、
あまりの忙しさに、福田首相辞任を知らなかったほど。
同日に東京で会見した“おバカ軍団”の1人、木下優樹菜さんは知っていたということで、
「ゆっきーに先こされたー!」と悔しがっておられました。
珍回答を期待して質問を振った我々にとっても、
想定を上回る“おいしい”回答だったということになりましたが…。

さて、そんなつるのさん。
分刻みのスケジュールの中で、あえて時間を割く趣味が、意外にも「将棋」。
“おバカキャラ”にはそぐわないようですが、実はアマ二段の実力者なのだそうです。
会見終了後に「最近、将棋やってらっしゃるんですか?」と尋ねると
「忙しいですけどね。でも今、芸能界将棋部作ってるんですよ」とのこと。
超人気者のつるのさんが将棋ネタで話題になれば、
自然と将棋に興味のない人に対しても普及活動となるはず。
細々と囲碁将棋担当をしている私にも興味深い話です。

 ただ、そのキャラが災いしたのでしょうか。
「将棋連盟がね、頭固くて…。僕らを使ってくれないんですよ」とつるのさん。
確かに、私も関西の連盟関係者にそんな話を振ったことはあるのですが、
「つるのさんではイメージが…」というような回答にがっかりしたことがあります。

 羽生七冠フィーバー以来、大きな話題がさほど多くない将棋界。
起爆剤にはちょうどいいような気もするのですが、
やはり将棋というもののイメージからすると、
“おバカタレント”による普及は抵抗があるのでしょうか。
連盟の“羞恥心”は思いのほか強いようですね。
今後の成り行きに注目してみたいと思います。

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