赤門記者のメタボな日々

笑いの街・大阪で、笑えることも笑えないことも追いかける因果な商売。明日は笑っていたいなあ…。

空を越えて…

2008-05-30 21:17:38 | Weblog
 すごい人がやって来ました。
今日はかの“ヨン様”ことぺ・ヨンジュンさんが来日するということで、
関西国際空港に行って参りました。

 到着予定時刻の4時間ほど前に空港に着くと、
早くもものすごい数のファンが到着ロビーを埋め尽くし、
空港内のエレベーターやエスカレーターも稼働規制されているという状況。
どうにかこうにか取材エリアまでたどり着きましたが、
恐ろしいほどの熱気でこちらまで汗だくになってしまいました。
まあ、人より汗だくになりやすい体質であるのも確かですが…。

 本人到着までの間、ボチボチとファンの方の声を取材して回ったのですが、
ある方の携帯電話を拝見して腰を抜かしました。
待ち受け画像がヨン様。これは当たり前なのですが、
その方いわく
「これは韓国にいるお友達が、離陸する前のヨン様を空港で撮って送ってくれた画像なんです」
とのこと。
本人が空の旅を楽しんでいる間に、画像は先に電波に乗って
日本のファンの元に到着していたわけです。
恐るべきは通信能力の進歩か、はたまたファンの熱意か…。

 ヨン様ファンの多くは、このように日本と韓国を行ったり来たりしながら、
ヨン様ウォッチングに人生を捧げているそうですね。
下世話な話、費用はどれぐらいかと思って尋ねると、
数百万円から、中には一千万円以上年間に使う方もいらっしゃるとか。

 どうぞその愛情をほんの、ほんの一部でも、
我がデイリースポーツにお分けいただけたら幸いこの上ございません。
とりあえず、ヨン様ニュースはデイリーで、是非よろしくお願い致します。

モテ期

2008-05-29 20:36:20 | Weblog
 なんてものが誰にでもあると聞きますが、
どんな法則にも例外というものがあると身にしみる今日この頃。

 そんな中で今日の取材は、
ABCの新ドラマ「幻影」(31日スタート、土曜深夜1・00~)の発表会見でした。
詳しい内容に触れるとネタバレになりかねないので控えますが、
主演のイケメン俳優・高橋光臣さんが、記憶喪失に陥りながら事件に巻き込まれ、
解決していく中で7人の美女と絡んでいく、というストーリーです。

 7人の美女に囲まれるイケメン。
違う星の出来事であるかのような雰囲気すら感じてしまうほど、
縁遠い世界です。
とはいえ、高橋さんも
「わくわくしましたよ~。そんなことまずないですから」
とテンション高めにおっしゃっておりました。
ホンマにないんですか?と突っ込みたくなるところでしたが…。

 ちなみに高橋さんは高校時代、全国大会4連覇を誇った名門・啓光学園で
ラグビー部に所属していたとか。
私も高校時代はラグビー部にいたりしましたが、
そこはまあ、違う星の話ですから。ええ。

 と、諦めてしまうのも癪なので、
帰社してから「モテ期検定」なるものに挑戦してみました。
結果は…
「40点 あなたのモテ期は『28~30歳前後』です」
だそうな。
点数の低さもさることながら、
認識及び実績のないまま「モテ期」が終わっていたことが切なくてなりません。
とりあえず、来世で頑張るとしますか…。

 

思い上がり

2008-05-28 20:53:38 | Weblog
 デイリースポーツ大阪本社で芸能社会担当をしております。
これといって決まった担当を持っていないので、いろいろ手広く取材しております。
その分、様々な方に会えることは、この職業ならではの大きな財産ですから、
日々その幸せをかみしめながら仕事をしている、はずなのですが…。

 今日は京都の祇園で、9月スタートのNHK連続テレビ小説「だんだん」の取材をして参りました。
「マナカナ」こと三倉茉奈、佳奈さん姉妹がヒロインを務める作品で、
今日は舞妓役の佳奈さんが、初めてその舞妓姿を披露。
和やかなうちに取材は終了し、記者も三々五々引き上げているところへ、
茉奈さんに突然「どうも~。髪、切ったんですね」と声を掛けられました。
驚きと戸惑いの中、曖昧に「あ、ええ…」と答えると、
「いや、サッパリしはったから」とさわやかな笑顔で褒めて(?)くれたのです。

 記者は入社して8年目、芸能担当は3年目。
もちろん「プロ」を相手にする仕事ですから、取材対象に対する敬意は決して忘れてはいけない。
これは当たり前です。
ただ、不遜な言い方になりますが、有名人に「慣れて」来たお年頃。
そのつもりだったのに、いざ有名人に話しかけられると、
これほど何気ない話でも、舞い上がってちゃんと答えられない。
「いや~、体の方は一向にさっぱりしませんで」などとボケつつ話を広げておけば良かったと、
若干ヘコみながら帰路につきました。

 まだまだ思い上がったらいかん。

 それにしても、今年3度目の取材だったとはいえ、
2カ月ぶりに見る記者の顔を覚えていた茉奈さんの記憶力と誠実さには脱帽です。
どの現場でも、共演者やスタッフからの評判がすこぶるいいというマナカナさんの
魅力を、再確認させてもらいました。