大丈夫だよ。

卵巣腫瘍の治療を終え、再発予防の為の情報を交換したいと思っています。病を皆で乗り越えましょう。

母の日に思う

2006-05-14 22:44:43 | 04 食養生
 自然食バイキングというのが、ちょこちょことできはじめている。基本的に有機野菜を使い、玄米や糲(くろごめと打ったら出てきた。)を提供してくれる店だ。世田谷の方にある、「餉餉」などが、最初の部類だろうか。これは今マクロビオティックな生活をしている身にとってはありがたい存在だ。
 どこへ行っても「肉・乳製品・卵」を使わない店はない。外食といえど、制限されてしまう。そういえば、最近パンを食べていない。ちょっと食べたくなってきた。
 でも、この自然食の店、なかなか良いのである。唐揚げなども勿論あるし、カレーなどもある。マクロビオティックが良ければ自分が選ばなければ良いだけなのだ。デザートは工夫している店なら、杏仁豆腐やマンゴープリンなど出してくれる。今日、近所の自然食バイキングに行ったら、大人気で入れなかった。皆、こういう店を待っていたのだと思う。老若男女客を選ばないので、お年を召した方や子供と行くには最適だ。
 今日は母の日だったので、多かったのだろうか。
 母の日といえば、子供を産まなかったなあ、と思う。なぜ産まなかったのか、それはひとえに痛そうだから。それから仕事で機会を逸したのだ。
 結婚したとき、夫の給料はまだ低く、私も働いてちょうど二人が食べていけた。その後、うちの両親が国民年金しかもらえないということもあり、扶養しないとな、と思い始めた。大学院まで行ってしまったので、正規の就職が人より遅くなり、30を超えてしまった。
 正規の就職をして、すぐに子供を産むわけに行かない。ちょっと地場を固めてそろそろと思っていた矢先、この病気になってしまったのだ。
 ジャガー横田さんが44歳で妊娠、というのを見て、すごいなあ、と思いうらやましく思った。彼女はその年まで、卵巣や子宮が健康だったのだ。
 産んどけば良かったなあと思うが、反面その時の生活も不安だった。夫の給料だけで食べていけるのかなあ、とか、今産むとキャリアが中断されるとか。
 それに日本のお産はとにかく痛そうだ。私の友人が29でお産をしたとき「海草を入れられて大変な目にあった、二人目はもういい」としみじみ言っていた。無痛分娩が大半を占めている欧米とえらい違いだ。
 日本は少子化対策をしているようだが、やはり「キャリアが中断される、場合によっては解雇される」「とにかく痛いお産」「保育所問題」を解決しないと、この先子供は増えないのではないかと思う。
 とにかくもっと人に優しい社会に。
 
 

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