大丈夫だよ。

卵巣腫瘍の治療を終え、再発予防の為の情報を交換したいと思っています。病を皆で乗り越えましょう。

一日一日

2006-05-15 22:46:48 | 02 告知されてから
 今までは起きたら今日が来るだけだった。でも今は違う。確実に「入院」「手術」という未知の空恐ろしいもの、として今まで定義づけてきたことが実行される日に近づいていくのだ。
 「時間よ止まれ」「今のまま時が止まればいいのに」なんて思ってしまう。
 相変わらず職場は平和で、いつものように話しかけ、話しかけられ、食べ、食べ物をもらい、仕事をこなす。と言った感じで、本当に自分が「命がかかっている病気」をしているとは思えない。
 野菜食に変えてから、顔色がいいと言われるようになったし、(これが今一番嬉しい褒め言葉?)告知のショックを乗り越え、食欲も出るようになった。
 でも、お腹はひっこまない。
 ある日突然、ぴゅーっと治癒の音がして、お腹がへこんで手術しなくて良くなることを夢想していたのだが、どうもへこまない。お腹を見ると、今度は「腹色が悪い」のではないか?とまじまじ見てしまう。
 そういえば、ジャガー横田さんが、子宮筋腫を持ち不妊症だったという報道があった。体外受精に失敗した矢先の自然妊娠だったらしい。無事に産んでほしいなあと思う。
 あと2日で勤めも終了。治療生活にしばらく入ることになる。何だか、今までは「辞めようかな」なんて思ったこともあるのに、一日一日が大切だ。早く復帰したい。 

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2 コメント

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Unknown (ぴこ)
2006-05-15 23:26:16
一日って忙しく仕事をしていても一日、ずっとぼんやりしていても一日なんですよね。

私も入院するまでは、体の中に爆弾を抱えたまま動き回るのが嫌で、「早く手術して悪いものを取って元気になりたい」と思っていました。なのにいざ手術となると怖くて怖くてたまらなかったのを思い出します。



だって、良くも悪くも結果が出てしまうんですもの。

怖くて当たり前です。



そんなとき私の隣のベッドにいらしたかたの言葉にすごく励まされました。



「病は気から。悪いことばかり考えていると本当にそうなってしまうよ。同じように逆のことも言えるよね。”よくなりたい”ではなく”よくなる”でしょ?」



この方の一言のおかげで私は「大丈夫」と思えるようになりました。



ねこたさんもおっしゃっているように、「大丈夫」という言葉にはパワーがあります。

「大丈夫だといいな、ではなく、きっと大丈夫」ですよ。



あと、ぴこにっきにねこたさんの大丈夫だよをリンクさせていただきました。事後報告ですみません。



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爆弾 (ねこた)
2006-05-16 22:11:30
 ぴこさん、リンクありがとうございます。私も張らせてもらおうと思っていました。

 「病は気から」その通りですね。実は去年凄く忙しくて「死ぬかと思った。」という瞬間が何度かありました。でも、そういうのが「気から」なんですね。毎日楽しく充実して過ごしていかないと損、なんて思っています。

 でも、今は、「爆弾」を何とかしてもらえる安堵感と、不安の間で揺れ動いています。と同時に、意外にストレスを感じないでいられます。

 私自身も自然体になったし、自然食を食べているせいか、いらいらしなくなったし。もうなるようになる、という感じです。

 ぴこさんの言うとおり「大丈夫大丈夫」と唱えながら手術の日を待つことにします。
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