吉元 大二

吉元 大二の心の庭

自分の体に訊く 5

2011-05-04 01:03:16 | 日記
呼吸法の話ばかりして、これが一体
肩こりや腰痛にきくの?と思われている
人も多いと思います。
それと、今までお話ししてきたことに
誤解がないように、一応改めて基本的な
事について再度お話ししておきたいと思
います。

今回は、続きを書く前にその事に触れて
おきましょう。

「自分の体に訊く」という方法は、
治療法と言うより予防法の方が近いと
思います。
治療につながってはいますが、、、。

肩こりや腰痛の原因は様々ですよね?
外傷によるもの、病気によるもの、心因性
によるもの、、、、。その他、いろいろな
原因で起こります。

当然、自分の力のみでそれら全てを克服
することはできません。

私は、通常の肩こりや、腰痛と言うのは、
「血の流れが滞っている」からおきるので
はないか?と思います。

全て血の循環に関係があるような気がします。
私が自分で治ってきたな、、、。と思うとき
は、実は急激に筋肉に負荷をかけ、その後で
一気に解放させ、その後しばらく調整する。
これを何日か続けることで体全体が調整され
て行った時です。

私の場合、肩こりや腰痛を治すメニューの流
れの中で、ピークにあるのが“腕立て”です。
そして
その前後の体操で、徐々に体に血液の流れを
浸透させていくという結果で良くなっている
のではないか?と思います。

けれど、再三申し上げているように、これは
あくまでも私に合った方法であって、他の人
にとっては違うと思います。

ただ、腕立てにしても、腹筋の仕方にしても
その後のストレッチ、体操にしても、そこに
呼吸法が重要な意味を持ってくるのです。
だから、腕立てができない人でも十分なやり
ようがあるわけです。

呼吸法を伴わずに、ただやっているのでは、
芯のない鉛筆?魂をいれてない仏像?小麦
粉を練っただけのうどん?どれも例えが良く
ないですが、。
それでは、何時間やっても効果は得られま
せん。

それと、呼吸法を使ってストレッチをする
ことで体が柔らかくなってきます。
この柔らかさというのが、もう一つ重要な
要素となります。

例えば、自分で治療すると言う意味では、
自分の指で自分の体のどこまでを押してい
く事ができるでしょうか?

体が柔らかく、腕を柔らかく使えれば使え
るほど、いろいろなところが押していける
ようになります。
体を柔らかく使えるということからは、そ
うしたメリットも生まれます。

例えば、両の親指で背中のどこまで押して
いく事が出来ますか?
それとか、両耳の裏の付け根から、頭蓋骨
の下までのラインにそって押していく方法。
これも、肩から上に手があがらなければ無
理ですよね、、。

それと、
何度も申し上げますが、病気であったり、
けがをしている状態であれば、違和感や痛
みを覚えるはずです。

つまり、そうやって自分の体の内からの声
に、まず敏感になる事が一番大事なのです。
そこに神経を研ぎ澄ます必要が、大前提と
してあります。

内からの声が悲鳴をあげていたら、真っ先
にする事は医者に行くことです。

そうならないようにするために、普段から
ケアすることが大事なのです。

誤解がないように、一応申し上げてました。

では、続きに行きたいと思います。

< 番号 >※4.※5.

これは、それまでの※3までの世界とは全く
反対の世界にするための ① きっかけ と
② 実行です。

※5の所で、大きく開放感を得るのです。

そして、息を吐き切って、両手も下に下が
った後で終える前に、下がってきた両手を
そのまま体の前で交差し、軽い深呼吸を
して整えてから、またおへその前で合掌し
息を吸いながら上にあげてになります。
2回か3回か、自分のその時の感じで終わ
るときには、体の前で両手を交差し、軽い
深呼吸をしたらそのまま上にあげず、両手
を脇に付けて終了します。

次回、息を吐く時の方法と、緊張、収縮
から一気の開放という事が陰と陽という
事や宇宙のビッグバンと繋がっていると
思える事についてお話ししましょう。