吉元 大二

吉元 大二の心の庭

「3丁目の夕日」以来

2011-06-14 00:21:27 | 日記
今日は実に50年ぶりくらいになる
光景を見る事ができました。

夕方の7時といっても、今の季節は
まだ明るく、黄昏時といってもいい
位です。

エレベーターを降りて玄関に向かう
途中、通路の外側の木立の茂る上空
を小さい黒いものが、ものすごい速
さで滑空しているのが見えました。

初めは「ウチのマンションにも燕が
来たんだ、、、。」と思いましたが
それが2,3羽ならず良く見ると、
かなり飛んでいて、それも上空で
パタパタやっていたり、狂ったよう
に舞飛ぶ姿は、燕ではありませんで
した。

目を凝らしている内に、コウモリだ
と気がつきました。
こんなに間近に見るのは初めてです。

私が、小学校の低学年であった頃、
ちょうど、3丁目の夕日と同じ頃。
高学年のお兄さんが、私達小さい子
を集めて、コウモリを見せにつれ
てってくれたのが、竹芝桟橋近くの
広い空き地でした。
新橋から歩いて10分弱の所です。

あの時分は、あんな都会の端っこで
もまだコウモリがいたんですね、、。
それ以来でした。

荻窪から、ここに越してきて3年。
初めて見たように思います。

それにしても、今年はちょっといつも
の年とは違うような気がします。

というのは、これまで聞いた事がない
ような鳥の鳴き声をいくつか聞いてい
るからです。

それも、かなり神経質な?と言うか
情熱的というか?
然も、かなり大きな声でひっきりなし
に鳴いていたりします。

そこへ、今日のコウモリですから、、。
チョット変な感じがします。

新宿から普通で30分、隣の急行が
とまる駅と比べると、ここはいくつ
もの里山に囲まれた、小さな盆地に
なっています。

でも、コウモリなんて普通に見れる
もんなんでしょうか?





自分の体に訊く 18

2011-06-14 00:21:27 | 日記
今晩は。スミマセン。

大分、間が空いてしまいました。
前回、体操の2「プリエ」では
踵が上がらないギリギリのところまで曲げる
とお話ししました。

でも実は、やってみるとわかるのですが、踵
がチョット浮く所まで曲げるというのもアリ
なんです。

ただ、踵を上げる所までやると、どこまでが
自然の位置なのか?なかなかつかめない人も
いると思い、初めの基本は付けておいて、後
は自然に上がるところでやっていただければ
と思います。

できれば、「踵を付いた状態」と「踵が少し
上がった状態」とでは、まったく違うので
その時々の雰囲気で使い分けられたらと思い
ます。

さて、体操の3
ラジオ体操では「腕を回す」ですが、、、。
これは、形はラジオ体操と全く同じですが
内容は全く違います。

というのは、ラジオ体操のピアノの伴奏と
同じリズムでは絶対できないからです。

1.まず、前回のプリエの終わりで、体全体
  が伸びると同時に、手が開いた所から
  戻ってきて、体の前で交差します。

2.そのままの勢いで、次の体操3に入ります。
  体の前で交差した手は反動でそのまま左右に
  開きます。
  その時、自然と「束」に立っていた足も開き
  ます。
  左お足が、真横にスッと肩幅位に開きます。

3.手が開いた勢いで、そのまま上に上がります。
  ラジオ体操ではそのまま、グルンと回します。

4.「体に訊く」では、いったん上で止めます。
  呼吸は止めたまま、一瞬止める感じです。

5.止める感じは、ピタッと止めるというより、
  止まるように見える感じです。
  勢いで頭の上まで大きくびゅんと伸び、上に
  来たところで失速していきながら、惰性で少
  しずつ頂上を通り過ぎ、その過ぎた所で今度
  は引力でストーンと落ちる。という流れです。
  
この一連の動き。何かを連想しませんか?
そう、ジェット・コースターを思い出して下さい。
そして、この動きでいうと
すぐ力を抜いて、頭の上で交差したらそのまま
グルンと降りてくるのです。

そして、この時にリズムを感じとってください。
リズムで一番近いのが、ウインナ・ワルツです。

シュトラウスの“ウイーンの森の物語”を
YOU TUBE で見ていただくと分かりやすいのですが。

ウインナ・ワルツは、ワルツですから3拍子なの
ですが、ただ普通に1.2.3ではないですよね?

先ほどの“ウイーンの森の物語”で言うと
タラン。タラン。タラン、ッパッパーン。という
リズムになっているのが感じとれるでしょうか? 

この、タラン(123)、タラン(123)、
タラン(123)“ッパッパーン”の時の「ッ」
の「間」これを、頭の上で交差し、息を詰めた
状態の、ほんの一瞬の間を取ることが大事なのです。

そこを、「ご自分で感じ取って欲しい」と思います。
そして、自分でコントロールしていくと、自分で
自分の「体に訊く」第一歩になって行きます。

勢いと惰性と反動と、、、。自然の動きの法則が
様々に使えます。

そう、これは自分でリズムを作る練習でもあるし、
「体に訊く-体操」は、自分の体に訊きながら、
自分で作っていく体操なのです。