吉元 大二

吉元 大二の心の庭

新潮新書 「武士道とキリスト教」

2013-01-22 15:40:28 | 日記


剣術十七代小野派一刀流宗家で日本キリスト教団駒場エデン教会
牧師の笹森先生が書かれた「武士道とキリスト教」という新書
が、新潮新書から1月17日に出版されました。

「キリスト教」と「武道」とでは相容れないものではないのか?

笹森先生は「キリスト教が愛と平和の信仰であるのに対して、
武士道は相手を倒すための各種の武術から生まれたもので
殺伐としていると考えられている。」
然し、「どちらも“人の死に方”、“生き方”を真剣に問う『道』
である。」とこの本の中で言われています。



キリスト教は決して西洋の専売特許ではない。両者の中の
共通性や融合性を明らかにして、一方で武士道が語ってい
ない「魂」の問題、自分という人格をどう受け止めるか?
について、「キリスト教は『魂の救い』を求めることを教え」
それは「この世で『私という人格を救う』こと」だと書かれて
います。

武士道の目指した「義」は、相手を尊重する、相手に対する
「愛」なくして存在しません。

つまり、「武士道において既に『義』と『愛』を知っている
日本人は、キリスト教を実践するうえでの特権を既に与えられ
ていると思います。」という言葉からは、我々が知っていた
はずの「キリスト教」や、「武士道」がそれまでの固定観念
から解き放たれて、もっと身近なものとして、もっとわかり
やすいものとして感じられてきます。
ひいては自分の行く末、死さえも自然に受け入れられるような
気持ちになりました。
日々、諸事に追われながら生活していく中で、ふと自分を
見直すきっかけになる本であると思います。

キリスト教と武士道

2012-11-29 02:40:49 | 日記


駒場エデン教会牧師で、小野派一刀流宗家の笹森建美先生が、来年1月に新潮新書から「武士道とキリスト教」について書かれた新書を出版されます。その本の中に載せる写真の撮影がエデン教会でありました。
写真は、小野派一刀流 “切り落とし”の最後の突きに入ったところ。 相手の剣を切り落とすと同時に突きに入る。一刀流の基本であり、特徴です。



下は、居合などで使う、刃渡りが定寸(じょうすん)の二尺三寸五
分の刀です。上は一刀流で使う長めの二尺六寸超の刀です。
特徴は柄で、戦国時代の仕様になっています。ふつうの刀の柄の
巻きとは異なり、こよりを漆で塗り固めたものを幾重にも巻きつけ
た上に固めています。
このような仕様は現代では他では全く見られない貴重なものです。
反りが違うのも特徴ですが、こちらは時代の変遷によって変わって
いった刀法や、使い方、仕様によって異なるものです。


年末、年始はどう過ごされますか?

2012-11-23 10:37:16 | 日記


私は、録画しておいたDVDを見るのが今から楽しみです。

“サウンド・オブ・ミュージック”初めのほうだけチラッとみて、
もう涙でした。

そう、NHKでやっていた「マジカル・ファクトリー」もみなくちゃ
大滝秀治の「らくだ」もあるし、年末まだまだ見たいものが増えそう
です。

これ?着る毛布。

温かいですよ。これ着ながら紅白をごろごろしながら見ます。
スーパーのイオンで1,980円です。

コーヒー党の皆さんへ

2012-10-26 21:50:49 | 日記
私は大のコーヒー党
コーヒーのない生活は考えられません。
それも、ストレートというよりインスタント!

手間がかかるレギュラー・コーヒーより、
自分の家で飲むのだったら、美味しいインスタント
の方がいい。

最近はインスタントといっても、
自分でいれる下手ななレギュラーよりずっと美味しい
ものがあります。

インスタントの中では、
ゴールドブレンドが一番だと思ってました。
2番目がエクセラ。

ところが、これはもっと美味しかったです。
今日、友人宅でいただいたのですが、ちょっと
ビックリしました。

ご覧のように、ブレンドだけでなく
キリマンジャロとか、サントスとか
ストレートコーヒーの銘柄もあるんですよ。

ただ、お店では販売されていなくて、お歳暮とかの
ギフト専門の商品なのだそうです。

何故、店売りしないのかな?と思いました。

小野派一刀流剣術 立会抜刀

2012-08-11 22:06:17 | 日記


立会抜刀 一本目 夕陽

剣術では、教える方(師匠)が負ける側、教わる方(弟子)が勝側になって、実戦での方法「形(かた)」を学びます。



立会抜刀 五本目 竜巻