紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

手で触る所は慎重に

2016年02月10日 | 家を建てる方に知って欲しい事。施工

今日も和歌山市堀止のO様家の話題。

内部の大工さんの工事もほぼ終わり、今は大工さんが木製建具を入れています。(これにも切ったり削ったりミリ単位の調整が必要なので結構手間がかかるのですが)

そんな建具の中に下のような建具があります。

 

こちらは一昨年に完成した「吹上のお家」(施工事例には載っていないお家です)のダイニングからリビングを向いた写真。天井までの大きな引戸の右端に注目です。

よりますと、

この通り。

建具の右端に木がついていて、その中に溝が掘られているのがわかると思います。

特に天井までなどの大きな建具でよくやるやり方で、主な理由はデザイン面からだけど、子供も大人もも手を掛ける位置が違っても大丈夫な所も、長所ですね。

しかし、この溝。

 

じゃ〜ん。

この大きさに決めるのには、色々と大きさ深さなど、手触り&使いやすさ&見栄え、色々試しているんですね。実際はもっとたくさんのサンプルを造って実際持ってみて決めております。

だけどこだわるには訳があって、「手が触れる所」はホント大切なんですね。

こういう所で手を抜くと建物全体がチープになってしまいますので要注意。

はい、今日はここまで。Blogは手抜きですが、ご容赦を。。

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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