紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

階段の前の戸?

2016年02月29日 | 家づくり。使いやすさの話(収納・階段・使

はい。今週も元気よくスタートいたしました。

3月は色々と新しい取り組みがスタートするんで気持ちもワクワク、この調子で元気にやってまいります!

さて、久しぶりの和歌山市堀止のO様家。

上の写真のように現場はすっかり木製建具も入り、どんどん仕上げ工事が進んでいる所。(今は和紙貼りなども終わり、今日から左官屋さんが現場には入っております)

先週土曜日には、

玄関のピーラー(米松)の無垢板張りドアも大工さんによって取り付けられていました。(木製建具の取付。「切り込み」とか「吊りこみ」とか呼びます。ミリ単位で調整して、ハンドルや鍵なども取り付けていくから、結構手間もかかるし、難易度も高い工事です。既製品の建具もパパット取り付けるのとはワケが違うんです〜)

今日は初めから木製建具の話題でありますが、となればこの建具を。

 

木製の戸が正面にあるの分かります?

あけると、

そう。階段の前の戸です。

完成すると、

こういう事になります。

このお家と違って、O様家は、階段1段分浮かしておりますが、リビング階段にした際に、このようにする場合があります。

『やっぱり家族は帰ってきたら、そのまま個室に入るのではなくて、リビングを通って、なんとなく顔を合せて』なんてご要望はあるわけです。だけど、リビングにプライベートな2階への階段が見えているのも。。隠してしまいたい。というご要望があるんですね。(リビング階段にした際の寒さなどを心配される方もいらっしゃしますが、そちらはあまり心配ないかと思います》

もちろん、リビングに階段を思いきり取り込むデザインもありで、そちらもとても楽しいですね。

見学会などで、からくり屋敷のようだと楽しんでくださる方はいらっしゃいますが、そんな気は一切ないんですがね(笑)そうそう。ただこの場合、階段を降りてくる際の高さ=頭をぶつける。にはご注意を。

ではまた次回〜

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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