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はい。
床の間の裏の壁には、普通は窓つけないものですよ。だって床の間はモノを飾る・軸(掛け軸)を吊るところだから。
オーソドックスの良さは、重々分かっております。
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で~も、
和室には地窓(低い所についてる小窓)があれば、タタミの上に座った人に対して、タタミをなめる様に風が入ってきて気持ちよいし。
また大体、床の間の裏って西壁になるのが多いのだけど、
関西では夏場、西から良い風が吹く場合が多いので(もちろん敷地にもよりますが)、西側に小窓があると、イイ風入ってくるんですよ。
だから、床の間の裏に窓(地窓)を設けたいのです。
ただ、何せ『床の間』の裏側だから、やっぱりかなりの注意を払わないと、、、、とっても間が抜けた床の間になっちゃうんで。。。。。。
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Si様家にも、「床の間裏地窓」。設けさせてもらっております。
正面が床の間。
まだ地板(床の間の床)には、養生(傷防止)のベニヤが張られてるので、イマイチイメージしづらいかもしれませんが、、
壁は、和壁(左官塗り)の中塗り(この上に仕上げの左官を塗ります)段階とはいえ、少し雰囲気も出てまいりました。
右下に窓ついてるでしょ。
もっとよると、
窓の周囲は「塗りまわし」と言って、木枠の存在をできるだけ消して、左官壁にポコッと穴があいてる様な雰囲気に近づけようとしております。
この窓の前には、、
こんな障子が入ります。(って、まだ和紙はってないし、置いてる向きも少しおかしくて、右に90度回転させてると、正しい向きになります)
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上の障子が入って、床の間の地板の養生もとられると、なかなか良い雰囲気にはなると思うのですが(床の間裏から障子を通した柔らかい光が入ってくるし)、、
どうですか。
やっぱ床の間はオーソドックスで、窓なんか設けちゃダメですかね?
だけど、床の間裏の窓ってのも、捨て難いものなんですよ。
(確かに「軸」を吊るのは難しくなるけど)
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