題詠100首blog

こちらは「題詠100首blog」のイベント会場です。「イベントの仕組み」をお読みの上、ご参加ください。(五十嵐きよみ)

091:砂糖

2005-12-30 | 091-100の歌
「091:砂糖」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

091:砂糖(エクセレント安田) (風流三昧)
黒砂糖紅茶に入れて飲んでみる沖縄産の自然の恵み

091:砂糖(ねこまた@葛城) (ねこちぐら)
珈琲にふたつみっつと落とし込む砂糖のごとき甘い思惑

091:砂糖(美山小助) (小助の和歌)
暑き日に 絞りたるかな 砂糖黍 その汁飲みて 疲れを癒し

091:砂糖(しゃっくり) (春雨じゃ)
夕映えの畑で砂糖キビを食み口角切りし子供の頃に

091:砂糖 行方祐美 (やまとことのは)
砂糖水が形濃くするわが命たそがれの桜無口なように

091:砂糖(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
「佐藤利雄」と打ちし積りのパソコンが「砂糖と塩」を出すとの話

091:砂糖(はこべ) (梅の咲くころから)
冬の夜は砂糖醤油のやきもちを つくって上げたいひとがあるなり

091:砂糖(船坂圭之介) (kei\'s anex room)
じりじりと寄り来る蟻の数匹を砂糖の蔭に蜘蛛の待ち居る

091:砂糖(まつしま) (心の空)
角砂糖甘さゆっくり一個分モカ・コーヒーに香りゆく朝

091:砂糖(みずき) (空)
ゆらゆらと砂糖の溶くる液体に秘めし憂ひの指(および)温めつ

091:砂糖(草野つゆ) (草野つゆ@はてな)
淡々と砂糖を入れるふりをして睡眠薬をカップの中へ

091:砂糖(紫女) (クロッカスの歌)
お砂糖を入れず珈琲飲めたらなそう思ってもスティック二本

091:砂糖(飯田篤史) (ひこうき雲)
砂糖水しずかに煮える夕ぐれのふたりさみしくはるのまんなか

091:砂糖(ほにゃらか) (♪おみそしるパーティー♪)
お砂糖がすぐに固まりゆくごとくわれら甘へに塊(かたまり)をなす

091:砂糖(よっきゅん) (よっきゅんの100首)
間違えた 砂糖じゃなくて 塩入れた 間違えじゃなく 計画通り

091:砂糖(丹羽まゆみ) (All my loving ♪)
息を吐くやうに沈みし角砂糖みなもにはつか泡を浮かべて

091:砂糖(柴田匡志) (明日はきっといいことがある)
疲れてるコーヒーに砂糖入れおりて残業のある職場に戻る

091:砂糖(川内青泉) (青泉の部屋)
甘いもの大好きなのにダイエットか弥生の雪が砂糖に見える

091:砂糖(本原隆) (それについて)
甘いから砂糖のように溶けていた恋も過ぎれば捨てるしかない

091:砂糖(animoy2) (~うたよみ日記(短歌とともに)~)
諍いて言葉少なに飲む紅茶いつも入れない砂糖をひとつ

091:砂糖(aruka) (外灯都市)
歴史家が砂糖でできた王国で存在しない吹雪に埋まる

091:砂糖(新津康) (NOTHING WORKS)
ケーキの仕上げは砂糖抜きのクリーム。あなたにぶつけて終わりにする。...

091:砂糖(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
傷癒えて君と普通に話せるね砂糖のような甘い恋した

091:砂糖(春畑 茜) (アールグレイ日和)
甘夏と砂糖を煮つめゐる午後のこころにひらく遠きはつ夏

091:砂糖(藤原 湾) (湾の歌詠の日々。)
コーヒーにポトンと音たて角砂糖入れては溶ける時間楽しむ

091:砂糖 (新井蜜) (暗黒星雲)
砂糖よりあなたの蜜がおいしいと吸って飛び行く移り気な蝶

091:砂糖(秋野道子) (気まぐれ通信)
まず砂糖から染みこませ円やかな人になれよと祈ったけれど

091:砂糖(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
奴隷らのうめきと血をば塗りこめし白き砂糖の黒き歴史よ

091:砂糖(西宮えり) (aglio-e-olio)
アクリルを隔ててうろこをさわるだけでこんなに私を砂糖まみれに

091:砂糖(ゆあるひ) (ゆあるひの鍛高短歌4)
しっとりと憂いを含む白砂糖いいよ時には怒ってみても

091:砂糖(ざぼん) (グレイト・エスケイプ!)
お砂糖の味の嘘・嘘だったけど最後の言葉だけは、真実を。

091:砂糖(青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
丁寧に葉をひらかせるひとときにすみれ砂糖のちいさな欠片(かけら)

091:砂糖(濱屋桔梗) (桔梗の独白)
砂糖黍畑は生贄待ちわびる翡翠でできた剣山だった

091:砂糖(スガユウコ) (ココロに花を)
砂糖くん、キミの旨味は一匙の塩のお陰で引き立つのだよ

091:砂糖(やな) (やなさんの基地)
ほんものの砂糖を君にと思ってもあなたはずっとディスプレイの中

091:砂糖 (青い蝶)
角砂糖ひとつふたつのやさしさは持ち合わせてるつもりでいたの

091:砂糖(暮夜 宴)再投稿 (青い蝶)
角砂糖ひとつふたつのやさしさは持ち合わせてるつもりでいたの

091:砂糖(ドール) (花物語?)
もいできた少し傷ある青梅に砂糖をたっぷりふりかける午後

091:砂糖(わかば) (わかばのうた)
お砂糖のようだった日々 なないろの貴方の全ての色が甘くて

091:砂糖(改行やたら好きな人) (軟骨れいあうと)
 鍋なかに  ばってんひらめ、  みりん、さけ。  迷う砂糖に  ふたひとふたつ

091:砂糖(あんぐ) (あんぐの短歌)
色恋は戦いだから珈琲に砂糖を入れて甘くしてみる

091:砂糖(goldfish) (月と金魚鉢)
新しい砂糖を両手に乗せながらいつもの場所に今から行きます

091:砂糖(澁谷 那美子) (題詠100首に参加中)
我が庭で育てることが夢だった父が手塩の砂糖黍かな...

091:砂糖 (寺田ゆたか)   (素浪人Joeのスローライフ)
・所在なく氷砂糖をなめてみる妻の外出(そとで)の雨の日の午後

091:砂糖(みゆ) (*** ことばあそび ***)
砂糖菓子口いっぱいに頬張って愚かな嫉妬も溶かしてしまえ

091:砂糖(小早川忠義) (ただよし)
溶け残る砂糖グラスに淀みゆくそのざらざらの存在のまま

091:砂糖〔水都 歩) (水都blog)
カラリとふ音するやうに溶けてゆく梅酒の瓶の氷砂糖は

091:砂糖(るくれ) (とっても単純なこと)
ありふれたお砂糖なんかじゃ「苦い」って どうしてそんなに笑ってくれない?

091:砂糖(愛観) (ひ と ひ ら こ と ば)
甘やかな記憶も醒めてがりり噛む氷砂糖の砕けた破片

091:砂糖(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
真っ白な砂糖衣にくるまれて蟻に運んでいってほしいな

091:砂糖(謎彦@題詠100首) (ジャポン玉)
換羽期のかゆみのなかで◇として砂糖を降らす貴種に変じた (◇は、米と異を重ねた漢字。この字が含まれているとトラックバックできないようです)

091:砂糖(Yosh) (★光に向かって★)
白砂糖 人生最初は甘いけど 虫歯に喰われて苦と変わりけり

091:砂糖(碓井和綴) (雨歩日記)
白くってお堅いくせに煮溶かせば甘く絡めり砂糖ツンデレ

091:砂糖(日下智世) (万美愛任叶結実)
誕生日ケーキを作る君の為砂糖はかなり少なめにして。

091:砂糖(美里和香慧) (     Popん?TANKA)
シュガーレス 砂糖抜きみたいなんだよ俺らって どっちつかずの悲しき友情

091:砂糖(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
意地悪と思われたって構わない砂糖ばかりじゃ心に悪い

091:砂糖(花夢) (花夢)
やさしさはつよいだけではうまれない砂糖菓子のようなさよなら

091砂糖(帯一 鐘信) (361℃)
濡れた蜜ゆっくり溶かしバリケード巻き上げていく茶色い砂糖

091:砂糖(はるな 東) (菜の花の道)
たっぷりのミルクに砂糖はいれないであなた流儀の珈琲タイム

091:砂糖(五十嵐きよみ) (ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない)
スプーンの上で炎をあげながら崩れる角砂糖も未来も

091:砂糖(星桔梗) (風船がわれるまで)
身体より大きな砂糖を運ぶ蟻応援する気になれず蹴飛ばす

091:砂糖(智理北杜) (智理北杜)
角砂糖をブランデーに浸し火をつけた たった一つの叔父との思い出...

091:砂糖(小雪) (朱紗)
一匹の 砂糖見つけた アリさんは 仲間引き連れ 大名行列

091:砂糖(なまねこ) (路地裏稼業)
角砂糖紅茶にしずみ粉々に砕けていったわたしみたいに

091:砂糖(原田 町) (カトレア日記)
遠き日のおやつがわりの砂糖黍いまや糖分ひかえの日々で

091:砂糖(びっきい) (チョキで殴るぞ!)
塩少々 小麦粉2分の1カップ 砂糖10tトラック5台

091:砂糖(飛鳥川いるか) (しぐなすの短歌感電ノート)
紅茶店の硝子器に砂糖あふれて子を産まぬ式部達きらきら

091:砂糖(紫峯) (時空の扉)
むらさきのスミレの花の砂糖漬け熱い紅茶をカップに注ぐ...

091:砂糖(栗凛) (ス芸紙一重?)
珈琲に砂糖を三つ容れて飲む 君の優しさ 甘くはないわ

091:砂糖(彼方) (心を種として)
食べ物を摂らない君が心配でお水にこっそりお砂糖ひとさじ

091:砂糖(鈴雨) (鈴雨日記)
若うめを醸する時間(とき)のしずもりに氷砂糖はかげろうとかす

091:砂糖(みなとけいじ) (海馬)
床の上に零れゆく砂糖の粒子 消された記憶が君にあったか

091:砂糖(佐藤紀子) (「題詠100首blog」参加作品)
ザザザッと砂糖を入れて練り上げるそれでも「甘さ控へ目」の餡

091:砂糖(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
砂糖抜きココアの苦さ暖かさ君と暮らしてもう十七年か  

091:砂糖(野良ゆうき) (野良犬的)
スプーンの上で溶けゆく角砂糖大きく傾(かし)ぐ刹那もありて

091:砂糖(月影隼人) (人間万事塞翁が馬)
お砂糖とお塩を減らし薄味の君の料理に飼い慣らされて...

091:砂糖 (お気楽堂) (楽歌三昧)
君の目に映る彼女は吾の目に映る彼女の砂糖漬なり

091:砂糖(素人屋) (素人屋雑貨店)
ふわふわの砂糖菓子焼く午前二時 稲妻光る・・・淋しくはない

091:砂糖(振戸りく) (夢のまた夢)
「苦いね」とお砂糖3つ入れた君 はじめて飲んだアイスコーヒー

091:砂糖(やすまる) (やすまる)
とりどりの砂糖に降られている朝のひだり瞼の痙攣やさし

091:砂糖(kitten) (kitten song)
コーヒーに砂糖を入れますか(過去形で)さよならは別れの言葉

091:砂糖(岩井聡) (North Marine Drive)
マイナー・ポエットその〈ッ〉に耳すましつつ果皮の砂糖漬の歯ごたえ

091:砂糖(小籠良夜) (DARKSIDE OF THE MOON)
貴殿なにを悶絶しやる パニックに落ちて砕ける砂糖壺など

091:砂糖(笹井宏之) (【些細】)
どこへゆくこともできない 心臓に氷砂糖が埋められていて

091:砂糖(本田瑞穂) (空にひろがる枝の下から)
何度かに一回ゆるすお砂糖をかきまぜながら追いかけている

091:砂糖(松本響) (春色ぶれす SIDE-D)
角砂糖積み上げている蟻達の「溶けてしまえ」が聞こえてきます

091:砂糖(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
無意識に食われる朝を待っている砂糖の菓子で出来たこの家

091:砂糖(みの虫) (みの虫が居る「書」のぷらぷら道)
   角砂糖一つ入りたるモカコーヒー人を信じるその度ごとに

091:砂糖(富田林薫) (カツオくんはかもめ第三小学校5年3組&『まぐろ袋ブログ』)
塩ですか空耳ですねすみません砂糖を取ってと聞こえましたが

091:砂糖(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
「あーんして」うつろにひらくお熱の子氷砂糖に冷たさを待つ

091:砂糖(市川周) (ミルミルを飲みながら)
砂糖黍畑に新種のエロ河童ざわわざわわと広がるうわさ

091:砂糖(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
お砂糖はかきまぜないでシュリーレンシュリーレンって陽炎を呼ぶ

091:砂糖(瀧口康嗣) (可燃性連鎖)
ジーンズの砂糖漬けとかだめだろう街が夕日に群がるかぎり

091:砂糖(Harry) (四月なかなか)
砂糖黍咬みては甘き汁を吸ふ 子供のころの小さな楽しみ

091:砂糖(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
角砂糖を落とす紅茶になにもかもほどけるまでを見ているふたり

091:砂糖(理宇) (±雑記蝶)
お砂糖を丁度スプンにすくっては零してしまった君だけ思う

091:砂糖(ぱぴこ) (テクテク)
ひとかじりカシャリ砕ける砂糖菓子うしろめたさをひろげて溶ける

091:砂糖(空色ぴりか) (題詠100首blog/空色ぴりか)
ホットミルクに砂糖をいれてかきまぜてもう忘れようもう泣きやもう

091:砂糖(今泉洋子) (sironeko)
真白なる砂糖奮(ふる)ひて君がためケーキ焼きたるとほき極月(ごくげつ)

091:砂糖(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
控えめの砂糖で作るコーヒーをブラックで飲む女(ひと)へのケーキ

091:砂糖(凛) (臥薪嘗胆)
熱されて溶けてしまったあの恋はとっても甘い砂糖のお菓子

092:滑(ぱぴこ) (テクテク)
優しさにつられてついに滑り出す恋とまどいを共有してよ

091:砂糖(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
右側をしゃぶられている砂糖菓子人形みたいにすましてみせた

091:砂糖(かっぱ) (きゅーりをこのむ)
どうしても溶けぬ砂糖のひとつありことばをつかいそこねたカフェで

091:砂糖(村上はじめ) (spidyな日々)
砂糖より甘くとろける味でした 酔ったふりしてせがんだキスは

91:砂糖(方舟) (方舟)
砂糖黍の茎を囓りて甘味知る敗戦前後は少年の頃

091:砂糖(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
隠し味 甘みを出すはず砂糖より塩ひとつまみ味覚は不思議

091:砂糖(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
 夕ぐれになってみつけた砂糖つぼだぁれもこないしろい砂だけ

091:砂糖(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
天界に在るかに砂糖降らせゐるまどかなる焼き菓子の地平に

091:砂糖 (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
クリスマスケーキの上の砂糖菓子サンタクロースにもうすぐ会える

091:砂糖(田丸まひる) (ほおずり練習帳。)
氷砂糖ひとつぶ舌にとけるまでは聞くねあかるい未来の話

091:砂糖(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
砂糖菓子ほろろくずれるくちどけの甘え上手になれたらよかった

091:砂糖(桑原憂太郎) (桑原憂太郎.com)
級友の悪事を我に報告する生徒に角砂糖ひとつ与へり

091:砂糖(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
砂糖菓子ほろろくずれるくちどけの甘え上手になれたらよかった

091:砂糖(水須ゆき子) (ぽっぽぶろぐ)
お向かいの高田のばあちゃん追いかけろ小学生に砂糖を撒くぞ

091:砂糖(我妻俊樹) (喜劇 眼の前旅館)
入れすぎて砂糖の色になった 雲を見えないけれど映しつづけた

091:砂糖(あおゆき) (メソトリウム)
間違えてばかりの日々はネガ黒い砂糖に耽溺している

091:砂糖(shall3) (山歩き録)
白い粉 塩か砂糖か どちらかな なめてみるまで 判別難し

091:砂糖 (one hundred gumdrops , elephants and sandals)
春の日に悪魔が来たりて「椿ちゃん、お砂糖水をあげる」と言いぬ

091:砂糖(寒竹茄子夫) (鶴太屋別館「マニエリスム」)
夏あかとき蜩(かなかな)はじめて啼きたるに砂糖零れし卓の謐(しづ)けさ

091:砂糖(フワコ) (きくとわたし)
根生姜を砂糖でことこと煮詰めてる取り残されたような秋の日

091:砂糖(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
あなたにも頼れぬ夜があるのです砂糖菓子を砕きつづけて

091:砂糖(みち。) (虹色アドレナリン。)
無防備に溶けてく角砂糖ふたつ あたしとあなたにできないことだ

091:砂糖(まほし) (うた・たね)
砂糖黍畑を走るおさな子はいつかのわたし汗まで甘い

091:砂糖(内田誠) (その言葉の行方)
溶けてゆく氷砂糖を歯で鳴らすもうなにひとつ砕きたくない

091:砂糖(透明) (limerence)
ありんこが砂糖の中で死んでいた幸せだったのかしらそれとも

091:砂糖 夜さり (夕さり夜さり)
90の真実10の嘘を混ぜ砂糖の毒をまぶして男

091:砂糖(橋都まこと) (笑って東京サヴァイヴァル)
順番は砂糖・塩・酢に醤油・味噌 我に教えし人は逝きにき

091:砂糖(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
おいくつ?と聞かれて歳を答えたら砂糖を入れてくれてたメイド

091:砂糖 (翔子) (花こみち)
ガラスの城にお砂糖つめて広げた地図のどこに置こうか

091:砂糖(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
粉砂糖ふるってふるって争いのない大陸を夢見ているの

091:砂糖(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
ゆるやかにわかりあへ さう、果実酒の氷砂糖がとくるはやさで

091:砂糖(癒々) (Romantic irony)
それだけできみのとげとげが溶けるなら白砂糖飲めるだけ飲むよ、ねえ

091:砂糖(斉藤そよ) (つれづれつづり)
黒砂糖 薬草 トマト あいすべき からだに午後にそして記憶に

091:砂糖(幸くみこ) (そこそこがんばる)
おしぼりで首まで拭いてお砂糖のスプーン舐めちゃう人だったけど

091:砂糖 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
賛辞などシフォンケーキの粉砂糖べたつく前にいただきましょう

091:砂糖(pig_pearl) (ブタに真珠)
一匙の 砂糖でお薬 飲めるのよ 良薬苦し なれど避けたし

091:砂糖(林本ひろみ) (いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ)
憧れはほろほろ崩れる砂糖菓子あまい想いをただ残すだけ

091:砂糖(究峰) (思い浮かぶがままに)
安売りの定番仲間順繰りに顔見せするに砂糖もはいる...

091:砂糖 (象と空)
珈琲に砂糖何杯入れますか無精ひげのままカフェテラスで

091:砂糖(夢眠) (夢眠・日々綴り)
お茶してて気にされてない?私はねお砂糖抜きよ二年も前から

091:砂糖(濱田花香) (紅葵爽♪)
名づけたる。「砂糖の雲」と綿菓子や パンパン袋を魔法と思ひ

091:砂糖(きじとら猫) (きじとら小部屋)
お砂糖を煮詰めたような関係はすでに冷たく固まっている

091:砂糖(けこ) (あきのうた声)
さらさらと指より毀れる粉砂糖 純粋無垢の夢はうたかた

091:砂糖(ことら) (ことらのことのは)
甘い嘘潜めておりぬ砂糖壺 少女の顔で二匙掬う

091:砂糖(新藤伊織) (月が堕ちるころ)
甘酸っぱい苺のケーキに粉砂糖ふったみたいな恋をしてます

091:砂糖(浅葱) (空耳の森*番外地)
落ちつかぬ午後の紅茶に沈められふっくり浮かぶ角砂糖の薔薇

091:砂糖 (ケビン・スタイン) (In Other Words・別の言葉で)
ざらめ砂糖みたいに甘い想い出が 綿菓子なみにふくらんだ夜

091:砂糖(ゆづ) (透明ランドセル)
ふわふわの砂糖菓子でできているおんなのこだから食べちゃいたくて

091:砂糖 (砺波湊) (となみ☆みなと)
いらないのだろうか捨ててあるこれは 砂糖まみれの薔薇の花束

091:砂糖(内田かおり) (題詠2006深い海から)
お砂糖もくださいと言えばスプーンで混ぜる仕草も上手になって

091:砂糖 (如月綾) (お気に召すまま)
あの人の冷たい仕草も砂糖抜きコーヒーのようにいつしか慣れた

091:砂糖(もりたともこ) (短歌、すきです。)
珈琲に砂糖たっぷり入れてのむ秋暮れゆけば甘み恋しく  

091:砂糖(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
砂糖がけの菓子を食べてはいけません夜の輪郭が緩くなるから

091:砂糖(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
戸だなには『すみれの花の砂糖づけ』たちまち少女に戻るその味  (江國香織 理論社 新潮文庫)

091:砂糖(小軌みつき)  (小軌みつき-つれづれ日和-)
あの頃は見えてなかった粉砂糖降りしきるもう肺の奥まで

091:砂糖(折口弘) (はっちんずBLOG)
珈琲に砂糖は入れない主義だけど君にきかれて甘い後悔

091:砂糖(小太郎) (ねこのにくきゅう)
笑む人のおとぎ話に散歩する氷砂糖の星をみあげて

091:砂糖 (佐田やよい) (言の波紋)
色つきの砂糖菓子にはなれなくて もうあなたとは笑いあえない

091:砂糖(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
厳かに午後の宴をめぐるときややも重みを増す砂糖壷

091:砂糖 (にしまき) (びおん書局 ※にしまき※)
ナメクジの上に砂糖を山盛った甘い記憶も消えるかなとか

091:砂糖(ひろこ) (ひろたんの創作日記)
甘党の私はいつも料理には少し多めの砂糖を入れてる

091:砂糖(まゆねこ) (家事、ときどき短歌)
「妖精のだらだら生活」お砂糖のクラフト作家のブログをのぞく

091:砂糖。  (P) (猫の毛玉 別荘 -しろうとたんか-)
ケーキ焼く日曜の朝 粉ふるい 砂糖の量はレシピの半分

091:砂糖(星川郁乃) (Air Station)
断食月(ラマザン)は事故の多いという国の砂糖祭(シェケル・バイラム)盛大であれ

091:砂糖(瀧村小奈生) (陽だまりのふちっこで)
氷砂糖口に含んでからころと鳴らして歩く夕暮れの道...

091:砂糖 (風見鶏)
砂糖菓子冬のひかりを浴びたればわれにも冬の音楽流れ

092:滑(瀧村小奈生) (陽だまりのふちっこで)
滑らかな反射の光キッチンのテーブルにある午後の平穏...

091:砂糖(ヒジリ) (*tRIGger.)
砂糖かけまやかしのままことば飲むくるしく甘くのどにつかえて

091:砂糖(yurury**) (Scene-Flow into space*写真短歌・五行詩)
黒砂糖買ひし日の夜(よ)は精製されずに生くるを許さるる夢

091:砂糖(中野玉子) (薔薇がなくちゃ生きていけない)
窓際の砂糖壺が解きほぐすでこぼことした時間が好きだ

091:砂糖 (nine) (songs)
砂糖水煮詰めていくほど苦くなり もう火加減もわかんないんよ

091:砂糖 (みあ) (言の葉たち)
砂糖入りコーヒーばかり飲む父を叱る人なく冬の足音

091:砂糖(ベティ) (Betty's second Bar)
あいまいに言葉を濁す甘いうそ氷砂糖の不透明さで

091:砂糖(のんちゃん) (のんちゃんの衣裳部屋裏)
京風だし巻きは砂糖を使わず塩・醤油・ダシで卵に味付けて焼く

91.砂糖(文月万里) (Kagerou つれづれ)
そういえば薔薇の形の角砂糖この頃見かけぬもののひとつか

091:砂糖(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
濃密な夜が始まる足元でゆっくり溶ける砂糖を舐めて

091:砂糖(魚虎) (脳内に散らばり在りし言の端をDJ的感覚で編む棄てるダム)
角砂糖を壁にぶつけてきらきらと記念日みたいな甘い平日