題詠100首blog

こちらは「題詠100首blog」のイベント会場です。「イベントの仕組み」をお読みの上、ご参加ください。(五十嵐きよみ)

011:からっぽ

2006-01-02 | 011-020の歌
「011:からっぽ」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 ひらがなで「からっぽ」と詠み込んでください。「空っぽ」などは不可。 011 からっぽ(美山小助) (小助の和歌) 待ち人よ 何処に去った からっぽの コートを抱き 声を噛み締め 011:からっぽ(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 目覚めればからっぽの夢からっぽの愛に遊びぬそもまた愉し 011:からっぽ(エクセレント安田) ( . . . 本文を読む

012:噛

2006-01-02 | 011-020の歌
「012:噛」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 「噛む」の「噛」です。読み違いにご注意ください。 012 噛(美山小助) (小助の和歌) 足枷の 鉄の鎖を 噛み千切り わが道歩む 夢果てるまで 012:噛(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 草の葉を噛みて流るる碧となる薫風翩翻そに溶け往かん 012:噛(エクセレント安田) (風流三昧) ガムを噛む味が段々薄くなる最後は紙に包んで . . . 本文を読む

013:クリーム

2006-01-02 | 011-020の歌
「013:クリーム」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 013 クリーム(美山小助) (小助の和歌) 一人泣く クリーム色の 部屋の壁 友喪(うしな)われ 後を追わんか 013:クリーム(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 念入りに泡立てられたクリームをふわり浮かべて夜を渡ろう 013:クリーム (風流三昧) 暑い夏食欲失せて口にするアイスクリームお腹が冷える 013:クリーム . . . 本文を読む

014:刻

2006-01-02 | 011-020の歌
「014:刻」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 014 刻(美山小助) (小助の和歌) 邦(くに)を去り 失われたる 時刻む 風景にこそ 世情あらわる 014:刻(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 変拍子刻みつつ舞えこの夜も普遍の隙間に微笑が覗く 014:刻 (風流三昧) 刻一刻運命のとき近付いた緊張しすぎ言葉が出ない 014:刻(船坂圭之介) (kei\'s anex roo . . . 本文を読む

015:秘密

2006-01-02 | 011-020の歌
「015:秘密」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 何か困ったこと、わからないことが生じたら、サイドメニュー「カテゴリ」で、ルールを確認してみてください。 015 秘密(美山小助) (小助の和歌) 惹かれゆく 揺れる心を 秘密にし 歌を捧げん 彼の人に宛て 015:秘密(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 天空の秘密の花園いつの日か訪ねて往かん時空を超えて 015:秘密 (風流三 . . . 本文を読む

016:せせらぎ

2006-01-02 | 011-020の歌
「016:せせらぎ」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 016 せせらぎ(美山小助) (小助の和歌) 夏の朝 木立(こだち)歩きて せせらぎを 微かに聴きて 心洗わん 016:せせらぎ(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) わが裡にせせらぎを聞く生命の水脈ひたすらに漕ぎ往く唄を 016:せせらぎ (風流三昧) 木漏れ日と川のせせらぎ爽やかな新緑の候気分爽快 016:せせらぎ(船坂圭之 . . . 本文を読む

017:医

2006-01-02 | 011-020の歌
「017:医」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 017 医(美山小助) (小助の和歌) 寝台に 縛られたるか 病院の 息苦しさに 医を恨むなり 017:医(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 遠つより医を生業とせし我が父祖は家訓に伝う「信心第一」 017:医 (風流三昧) 医学生実習のオペ致死量の麻酔打ち込み冷や汗たらり 017:医(船坂圭之介) (kei\'s anex roo . . . 本文を読む

018:スカート

2006-01-02 | 011-020の歌
「018:スカート」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 018 スカート(美山小助) (小助の和歌) 腿隠す ロングスカート 風に揺れ 足首に想う なまめかさ 018:スカート(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 心根や学業よりもスカートの長さで決まる高校入試 018:スカート (風流三昧) 強風でスカート捲くれ焦ったわ刹那の突風油断できない 18:スカート(船坂圭之介) (kei . . . 本文を読む

019:雨

2006-01-02 | 011-020の歌
「019:雨」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 019 雨(美山小助) (小助の和歌) 雨上がり 水溜りにて ゴム長の 娘の黄色い 声を楽しむ 019:雨(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) しとどなる驟雨に御祓ぬ神域の杜の深きに我れを委ねて 019:雨 (風流三昧) 小雨降る ビニール傘に 透かされて 薄紫の 紫陽花霞む  019:雨(船坂圭之介) (kei\'s anex r . . . 本文を読む

020:信号

2006-01-02 | 011-020の歌
「020:信号」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 題の詠み込み漏れはありませんか? 歌には必ず、題をそのまま詠み込んでください。 020 信号(美山小助) (小助の和歌) 夜の街 車もいない 交差点 赤信号のみ 色を伝える 020:信号(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 点滅はいまだ止まざり人生の信号つねに黄色を示す 020:信号 (風流三昧) 青信号お手々を挙げて渡ります交通 . . . 本文を読む