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HGUCガンダム vol.13 「完成レビュー」

2007-11-17 10:07:12 | ガンプラ - HGUC ガンダム
ついに完成した「HGUC ガンダム」。
完成品をレビューし,振り返ってみたいと思います。

RX-78-2 'GUNDAM'
E.F.S.F. PROTOTYPE CLOSE-COMBAT MOBILE SUIT
全高:18.0m 
重量:43.4t
装甲材質:超硬合金ルナ・チタニウム
武装:ビームライフル,ビームサーベル,ハイパーバズーカ,60mmバルカン
概説
ガンダムは「一年戦争」と呼ばれた戦争における「V作戦」に基づいて開発されたモビルスーツ(MS)。
この戦争において宇宙空間の戦闘でMSの優位性が確立され,当初はその開発が先行していたジオン公国軍が優勢を保った。
形勢逆転を図った地球連邦軍はV作戦を計画し,全力をもって開発を行った。
連邦軍MSのコンセプトモデルでありプロトタイプでもある当機は,当時の最新技術の全てを詰め込まれている。
その際たるものは「ビームライフル」である。当時の戦艦級の高出力ビーム射出を小型・携行可能にしたエネルギーCAP技術を用い,MSを一撃で葬るその破壊力はジオン軍を驚愕させた。
その他にも,自動迎撃システムを備えた「教育型コンピューター」,アムロ・レイの操縦技術に対応するための「マグネット・コーティング」,パイロットを脱出させ戦闘データを確保する「コア・ファイター」などの最新技術も盛り込まれている。
当機の成功により量産化が進められた結果「RGM-79ジム」が開発され,一年戦争後半は完全に連邦軍が盛り返した。
ガンダム自身は一年戦争末期のア・バオア・クーの戦いにおいて,シャア・アズナブル駆るジオングと相打ちになり,廃棄されている。
しかしその後も「ガンダム」の名はその戦績とインパクトから伝説化され,その後開発されたMSのフラグシップ機にその名が冠されることとなった。


思ったより可動域があります。
いろいろなポーズが取れますが,ビームライフルの両手持ちはさすがに難しい…。
でもプロポーションのよさも手伝い,飾っての見栄えはかなりいいです。
背景が黒だと,白いパーツがやはり下地の黒を透かしてグレーっぽく見えてしまうのは仕方がないのかもしれません。
ただ,グラデーションはきれいにかかりました。いい質感と重量感をかもし出していると思います。
各色も思ったとおりの色味を出してくれています。
トップコートも何重にもかけたおかげで,いろいろなポーズをとるために動かしてもなかなか剥がれません(ちょっと剥がれました…が)。
トップコートの厚がけは今後も必須だと感じました。

自分なりの評価をして見たいと思います。
点数は…90点!
甘いかな…?
細かいところでは加工ミスや塗装ミスがあるけれども,今までの最高傑作であり,かつ,ここまで手をかけて塗装することはこれかもそうそうはないと思うので,高得点をつけてみました。
まさしく,私にとってもフラグシップ機だと言えます。

ライバル機「MS-006S シャア専用ザク」と並べてみました。
いい感じです!!
やっぱライバル機同士,見栄えが違います。
それにしても並べてみてわかることがあります。
ザクって…頭デカイ(笑)ガンダムの顔が小さすぎるのか???
プロポーションの違いにビックリします。
どうやら連邦軍はモデル体型がお好きのようで(笑)

最後に,ガンダムの一番の名シーン,ジオング頭部と相打ちになった「ラストシューティング」(と言うらしい)の写真を。


おまけで,カラーレシピを。
【基本塗装】Mr.COLOR
下地:サーフェイサー1000→MAXベースグレー
白部:クールホワイト+クリアーレッド+クリアーブルー→中心部にクールホワイト
青部:インディゴブルー+コバルトブルー+クールホワイト
赤部:レッド+イエロー+クリアーレッド+蛍光オレンジ+クールホワイト
黄部:イエロー+レッド+蛍光オレンジ+クールホワイト
灰部:グレーバイオレット
武器:グレーバイオレット+ブラック
ビームライフルセンサー&目:シルバー→クリアーイエロー
バーニア内部:ゴールド
ビームサーベル:サーフェイサー→クールホワイト→ホワイトパール→クリアーレッド→スーパークリアーⅣ
【スミ入れ】エナメル塗料
白部:オリーブドラブ+ジャーマングレイ
青部:ブラック
赤部:ブラック+レッド
黄部:オリーブドラブ+ジャーマングレイ
灰部:ブラック
武器:ブラック
【トップコート】
スーパークリアーⅣ2回塗り→スーパークリアーつや消し2回塗り


HGUCガンダム vol.12 「トップコート吹き&バーニア塗装,そして完成」

2007-11-14 20:58:36 | ガンプラ - HGUC ガンダム
さぁさぁさぁさぁ!いよいよ仕上げの工程に入りました!
長かった…ここまでなんとかこぎつけました。
さぁ,きれいに仕上げるために丁寧に参りましょう。

まずは「スーパークリアーⅣ」を吹きます。
最終的にはつや消しにするつもりですが,これを2回吹きます。
なぜか。
塗装保護のためです。
「スーパークリアーⅣ」は新しいシリーズ「Mr.COLOR GX」の一つで,強い塗膜が特徴です。
これを2回吹くことで,多少の擦れでは塗装が剥げないようにするのです。
1回目は「砂吹き」と呼ばれる吹き方で,さぁ~っと吹きます。
30分ほど乾かしてから,2回目は多少しっかり吹きます。
ただ,「キュベレイ」の時みたいにグロス塗装をするわけではないので,表面に軽くテカリが出る程度にします。

十分乾いたら,次は一番表面のトップコート,「スーパークリアーつや消し」を吹きます。
これも十分な塗膜が得られるように,吹き過ぎないように2回吹きました。
「つや消し」は「光沢」よりも失敗が少ないのがいいですね。
気持ちも楽です。

この状態で一昼夜乾かします。十分乾かさないとトップコートの役割を果たしてくれません。
ちなみに,上の写真のようにトップコートを吹くときはけっこうパーツを組み立ててしまっています。
関節部など動かすことで重なる部分が出来てしまう部品はばらばらのままですが,胴体部などは組み立ててしまうことで,塗装の効率が良くなります。


トップコートが十分に乾いたので,一番最後に残った工程を終わらせるとします。
バーニアの塗装です。
以前,「MS-IGLOO」というビデオを見たときに,「ヅダ」というモビルスーツのバーニアが金色でカッコイイと思ったので,真似することしました。
内部だけを「ゴールド」で筆塗装しました。
こんな感じです。
はみ出した部分はアートナイフで慎重に削り取りました。
トップコートを何重にも吹いておいた恩恵がここでもありました。


さぁ,全ての工程が終了しました。
いよいよ完成です!!
注意深く組み立てて…。
できあがりました!!
完成を見て,手を打ちながら「おおぉぉぉぉっ!」と叫んでしまいました(笑)
いや,本当にいい出来です!!
ちょっと感動モノです…。
丁寧に作り上げた甲斐がありました。

武器も持たせてみました。
うん,これぞ「ガンダム」って感じです!
やっぱりかっこいいですね…。


とりあえず,完成しました。
しばらくこのまま寝かせておいて,週末にでもレビューをしてみたいと思います。
なんと言っても完成までに4ヶ月ほどかかったわけですから。
楽しみです♪


HGUCガンダム vol.11 「MAX塗り(白立ち上げ法)&細部塗装2&スミ入れ」

2007-11-11 19:32:10 | ガンプラ - HGUC ガンダム
前回,黄色のパーツをMAX塗りの「黒立ち上げ法」で塗装しました。
が,発色が良くない。きれいじゃない。
ということで,「白立ち上げ法」を試してみることにしました。

「白立ち上げ法」とは,
①ベースグレーを吹く。
②ホワイトでグラデーション塗装を行う。
③その上にクリアー塗料を中心とした塗料を吹く。
という手順で行うものです。
「黒立ち上げ法」よりも鮮やかで発色がいいらしいです。

まず,前回塗装した黄色のパーツに再び「ベースグレー」を吹きました。
次に,「クールホワイト」を用いて,グラデーション塗装しました。
MAX渡辺氏によると,黄色の場合,けっこう白っぽく吹いてよいようです。
下地にグレーの部分が多く残ると,色がにごってしまうようです。
とりあえず,やってみました。
白いパーツよりも白くしました。
次に,上に吹く塗料を調合しました。
混ぜたのは「クリアーイエロー」を中心に,「クリアーオレンジ」「蛍光オレンジ」を少し足しました。
白いプラ板に吹いて色を確かめてから,トライ。
結果は…。
思ったとおりの色になりました♪
赤や黄色は「白立ち上げ法」の方が発色が良いようです。
時間や手間はあまり変わらないけれど…。
とりあえず,よかった。

次は細部塗装の残り。
まずガンダムの一番重要な場所,「顔」を塗装することにしました。
小さい顔のパーツの中に,黒や赤やグロス塗装を施さなければならず,結構細かい作業となりそうです。
まず,先に”目の隈”にあたる部分を,ラッカー系塗料の「レッド」で筆塗装しました。
次に,”目”の部分に「シルバー」を筆塗装しました。
十分に乾かしてから,その上に「クリアーイエロー」を塗りました。
これで,”カメラアイ”が光っているように見えるはずです。
最後に,目の周りを,エナメル系塗料の「ブラック」で筆塗装しました。
なぜこの部分だけエナメル系塗料を用いたかというと,万が一はみ出してしまったとしても,エナメル系塗料なら下地を侵食させずにふき取ることが出来るからです。
とりあえず,できました。


次に,”カメラ”でもある”トサカ”部分を塗装しました。
ここもカメラという設定なので,グロス塗装を施すことに。
基本的には”目”の部分と同じです。
「シルバー」をはみ出さないように慎重に筆塗装した後,「クリアーレッド」と「クリアーオレンジ」を調色した塗料を筆塗装しました。

さぁ,そしてついに「スミ入れ」です。
ここまで来ると,いよいよ終わりが近づいてきたんだなぁ…と実感します。
いつもの通り,エナメル系塗料を用いてスミ入れをしました。
白パーツ…「ジャーマングレイ」+「オリーブドラブ」
黄色パーツ……「ジャーマングレイ」+「オリーブドラブ」
青パーツ…「ブラック」
赤パーツ…「ブラック」+「レッド」
灰色パーツ…「ブラック」
こんな感じでスミ入れをしました。
う~ん,やっぱりスミ入れすると引き締まりますね!!

以上,ほとんどの工程を終えました。
残る作業は3つ。
①塗膜を強くするために「スーパークリアーⅣ」を吹く。
②仕上げのトップコート「スーパークリアーつや消し」を吹く。
③バーニア内部を「ゴールド」で塗装する。
おぉ…ここまできました。

来週までにはできる…かな?


HGUCガンダム vol.10 「MAX塗り(黄部)&細部塗装」

2007-11-06 18:51:29 | ガンプラ - HGUC ガンダム
今日の工程を終えると,いよいよ終わりが見えてきます。
がんばっていきたいと思います。

まずは基本パーツの内,最後まで残った黄色のパーツの塗装をしたいと思います。
「ガンダムイエロー」は「イエロー」「レッド」「クリアーレッド」「蛍光オレンジ」「クールホワイト」を混ぜて作りました。
若干オレンジがかったイエローです。
これをMAX塗りしました。

なかなかイエローは色が乗りません…。
パーツ数的には多くないのですが,結構時間がかかりました。
MAX塗りは本当に根気が必要です…。

できあがりです。
…なんか色が暗いです…。
出来上がったときにはいい色に出来たと思ったんですが…。
次回,余力があったら少しホワイトを足して上塗りしてみたいと思います。


これで基本パーツは(とりあえず)一通り塗装し終わりました。
次は,細部の塗装です。

まずは,ビームサーベルから。
クリアーパーツそのままを使ってもいいのですけど,やはり塗装でリアル感を出してみたいと思います。
まずは,「クールホワイト」を下地として塗装しました。
次に,「ホワイトパール」を若干厚めに塗装。そう,パール塗装をします!
最後に,「クリアーレッド」を先端からグラデーションがかかるように塗装しました。
これができあがり。
こちらはなかなかきれいにできました。

次は,首の部分をグレーに,そしてビームライフルの照準をイエローに塗装します。
まず,胴体部分にマスキングを施し,先にブルーに塗装した部分にグレーがかからないようにしました。
そして首の部分に「グレーバイオレット」をMAX塗りしました。
ビームライフルの照準は,グロス塗装をしました。
照準部の周りをマスキングテープでマスキングし,「シルバー」を吹きました。
その上に,「クリアーイエロー」を吹いて出来上がり。
いい感じです。

今日の最後の工程は,工作です。
ガンダムのランドセルについていたバーニアが小さくて気に入らなかったので,自分で作ってみました。
WAVE社の「Uバーニア丸」の2つをくっつけて作成しました。
左が作成したもの,右がデフォルトのものです。
当社比2倍です(笑)
「グレーバイオレット」でMAX塗りしてあります。
最後,トップコートを吹いたあとにバーニア内部を「ゴールド」で塗装すれば,できあがりです。


さぁ,大きな塗装はほとんど終わりました。
次回にはスミ入れまでいけるといいのですが…。


HGUCガンダム vol.9 「MAX塗り(白部 Part2&赤部・青部塗り直し)」

2007-10-30 22:18:03 | ガンプラ - HGUC ガンダム
結局10月中には終わらなかった「HGUCガンダム」…。
手間をかけて作るのは楽しい反面,大変。
その間,他の手作り系趣味を進められないし…。
まぁ,しょげてても仕方がないので,今日も粛々と進めてまいりましょう。

まずは白いパーツの仕上げ。
前回までで調色したガンダムホワイトを白いパーツにMAX塗りしました。
今回は,その白いパーツの真ん中にクールホワイトを吹きます。
これをすることにより,白いパーツが映えるようになるらしいです(MAX渡辺談)。

早速やってみました。
さぁ,どちらが塗装後でしょう?
私も忘れました(笑)
ぱっと見,よくわかりません。
やりすぎるとグラデーションを塗りつぶしてしまう恐れもあり,なかなか難しい首尾でした…。

とりあえず,白いパーツはこれでOKを出しました。

次は青いパーツの塗り直し。
前回は「インディゴブルー」と「コバルトブルー」を調色したガンダムブルーで塗装しました。
が,いまいち色が暗い。
ということで,少し「クールホワイト」を足してみました。
なかなかいい色になりました。
「クールホワイト」はMr.COLORの新作で,隠蔽力が強いのが特徴。
これを混ぜることにより,下地のベースグレーに負けずに発色してくれるようです。

青いパーツもこれでOK。
次は赤いパーツの塗り直しです。
前回までで「レッド」と「イエロー」と「蛍光オレンジ」を足したガンダムレッドで塗装しました。
でもこれだと”暗い赤”になってしまい,いまいち暗い…。
なので今回はこれに「クールホワイト」と「クリアーレッド」と「イエロー」を混ぜました。
色的にはちょっと明るい朱色といったところでしょうか。
これでMAX塗りをやり直してみました。
いい色になりました。
混ぜ合わせた時点で,自分が思い描いている色よりも若干明るく彩度を上げておく方が,黒立ち上げ法においては発色が良いようです。

さて,これで,白,赤,青のパーツが終わりました。
残りは黄色のパーツ。そしてその他の細部の塗装のみです。
来月中には終わらせたいなぁ…。