goo blog サービス終了のお知らせ 

gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ナイロン&レザーのワンハンドルバッグ

2013-05-25 22:18:47 | レザークラフト
昨年秋ぐらいから作っていたバッグが完成しました。
本当はもっと早くにできあがる予定だったのですが…数ヶ月サボっていたので…。
こういうのって、勢いが大事ですよね。波に乗り遅れると遅れてしまふ…。
ガンプラもそうだったなぁ…。

というわけで、できあがったのがこちら。


サイズは38cm×24cm×12cm。
以前、同サイズの、同タイプのバッグを自作したことがあるのですが、そのリメイクという位置づけです。
ちなみに以前のモノはこちら。

オロビアンコのシルベスタとほぼ同じ形ですね(というか、パクリです)。
コーチのハリソン サッチェルのデザインにもインスパイアされています(というか、パクリです)。

素材は、外側は裏面が防水ラミネートされたナイロン。日暮里で400円/m。
皮革の部分は厚さ1mmのスムースレザー。日暮里で2200円。
内側は、ポリエステルのちりめん調の生地。なんとなく紫にしてみました。日暮里で700円/m。
金属パーツはネットショップ「パーツラボ」から購入。なかなか売っていない4mm厚の金具が売っています。
男性モノのバッグの場合、金具もある程度厚みがないと華奢に見えてしまうんですよね。。。
底板は0.5mmのベルポーレン。

バッグを自作する時に一番こだわるポケットの数は、前面にファスナーの大口ポケットが1つ。
後ろにポケットが2つ。
内側前面に小ポケットが3つ。
後ろに大口ポケットが1つと長財布用のポケットが1つ。
そして両脇に1つずつ。
実際、内側のポケットってけっこう使わないんですけどね。

ハンドルは皮革を束ねて、ベルト状にしたものを組み合わせたもの。
パーツ数が多く、裁断も接着も縫製も、かなり手間がかかりました。

縁も丁寧に皮革のテープで縁取ったので、これも手縫いだったので時間がかかりました。

ファスナーはYKKの「エクセラ」。通常のメタルファスナーよりも平滑面があり、よく光ってゴージャスなのです。
新宿のオカダヤで売ってマス。


とりあえず1日使ってみましたが、使い心地は上々です。
お弁当箱や手帳、ペンケース、iPad miniなどを入れてもまだまだ余裕があります。
携帯や財布も入れやすいし、出しやすい。
ところどころ”つれて”ますが、ぱっと見、既製品に見え無くもないと思います。所有感あって、いい感じです。

途中、あきらめそうになりましたが、踏ん張れてよかった………。
これでちょっとおしゃれ着した時の、おしゃれバッグができました。
よかったよかった。

さて、次は……大型レザートートです。
これは果たしていつできあがるかな?


スマートキーのレザーカバー

2013-02-07 21:10:22 | レザークラフト
先日、車を買いまして。N-ONEというやつです。

最近の車は凄いですねぇ。キーレスエントリーってもの。

鍵を持っているだけで、ボタンを押してエンジンスタート。

鍵を差し込むってことがない。


ということで、あんまし使わない(使ってはいるけど、操作はしないということ)スマートキーをおしゃれにしちゃおう、ということでケースを作ることにしました。

ホンダの純正ケースがあるんだけど、どうせなら作ってしまおうと。

ちょうど黒のオイルレザーの20cmx10cmが余っていたので、これを使用。


設計に2時間(映画の「まほろ駅前多田便利軒」を見てたためもある)、制作に2時間。

一日でできちゃいました。

完成品がコチラ。

プライベートブランドの「VERUS MAGNUS」の刻印入りです。
HONDAのマークが見えるように窓も設けてみました。

裏側は差し込みで固定しています。
バネホックで留めようと思ったんですけど、鍵のループの部分に入らなそうだったので断念。
まあ、そうそうは外れることはないでしょう。

以前作ったオイルレザーのキーホルダーをつけてみました。
自己満足を増大してくれます(笑)

正直言って、ちょっと幅が増すんですけどね…(汗)
でもオイルレザーでくるむと高級感が増した気がします。

さて、後は運転技術だけだ…。



iPad mini ケース

2012-11-15 13:42:40 | レザークラフト
なんか久しぶりの更新になってしまいました。

別に何も作ってなかった訳じゃなかった気がするんですけど…。

なんでだろう?


ところで、先日発売になったiPad miniを買いました。

電子書籍を読んだり、気軽にソファーなどでネットを見たりするために。

ちょっと予算オーバーだったけど、思い切って買ってしまいましたが、今のところ愛用しています。


iPadよりも一回り小さく、重さも半分なので、抵抗なく持ち運べるのがいい。

ただ、筐体がアルミニウムなので、おそらく傷つきやすい。

まあ、こういうものはどうしたっていつかは傷つくわけですけど、一定期間は美しく保ちたいと思うのもこれまた人の性。

ただ、市販のソフト/ハードケースは、せっかくのiPad miniの薄さが意味無くなってしまうので却下。


ということで、iPad miniケースを作ることにしました。

いつもどおり、レザーで。


材料の革は、日暮里の「And Leather」にて二千円強で買いました。

シボ型押しのクロームレザー。顔料での着色なので、塗料剥離がちょっと怖いですが……。

インナーはクッションをかねて、紅色のベルベットにしました。

以前、時計ケースを使った余りです。高級感でも出るし。


製作時間は3日間。

構造が簡単なので、基本は「切って」「貼って」「縫って」でおしまい。

その分、もう少し丁寧に作ればよかった、というのが作った後の感想。


んで、できたのがこちら。

サイズは、17cm×22cm。
出し入れがスムーズにできつつ、大きすぎない、ベストなサイズとなりました。

シボが目立つ大きさの革。柔らかく、手になじみます。
縫製はいつもの通り、手縫い。自作したステッチングポニーのおかげで圧倒的に早く仕上がりました。

内側はこの通り、ベルベット素材。
絶妙なクッション具合で、しかも出しいれに引っ掛かりがありません。

iPad miniを入れたところ。
この通り、ベストサイズです。


というわけで、急ぎで作ったケースですが、素材選び、寸法などはかなりベストマッチングとなりました。

ただ、雑に作ったところはやはり如実に現れるもので…。

完成度としては、まあ、65点というところでしょうか。

また作るのは面倒なので使い続けようと思います。

使っているうちにこういうのもなじんでくるものなんですよね。


さて、お次はバッグ作りだ。

年内に終わるといいなぁ………。


レザートレー

2012-07-20 20:30:00 | レザークラフト
レザートレーって、なんかかっこいいですよね。。。

なんか渋い男の文房具って感じがして(笑)

というわけで、作ってみました。


使用したレザーはいつもの日暮里で仕入れたもの。

シュリンクシボの型押しレザーと、スエードレザーを使うことにしました。

外はシボ、内はスエードと、素材の違いを楽しめるようにしました。

大きさは、だいたい20cm強×15cm強。

四隅を金色のカシメで留めてあります。

また外周を白の糸でステッチングしました。


というわけで、こんなんなりました。






写真をハイキーで撮っているので、実際はもう少し色が濃いです。

外のシボ革は濃いカーキ色で、内側のスエードは焦げ茶色です。

ちょうど、時計とメガネを収納できる大きさになりました。

インテリアとしてもマッチしていて、お気に入りのものができました。



ところで、ステッチングの際に、前回作った「ステッチング・クランプ」を使ってみました。

結果、とてもGood!でした!

早さが違うし、きれいさも違ってきますね。いいものを作れたと思います。

もう少し慣れれば、もっと使いやすくなるかも。


ステッチング・クランプ自作

2012-07-19 12:02:27 | レザークラフト
今回は、レザークラフトの手縫いをする際に使う「ステッチング・クランプ」を作ってみました!


レザークラフトをしていて、一番時間がかかるのが、やっぱり縫製。

レザー用ミシンなんかあれば違うんだろうけど、もちろんそんなものをパンピーの僕が持っているわけがない。

全部手縫いになるわけです。

しかし手縫いはやっぱり効率が上がらない。

レザークラフトの手縫いは2本の針を交互に刺してゆくので、両手を使うわけですが、その時に困るのが革をどう固定するか、なんですよね。

いつもそれで四苦八苦……。


それはどのクラフトワーカーさんも同じのようで、それを解決するために協進エルさんから「ステッチングポニー」なるものが販売されていたりします。

でも、これって高いんですよね……。

形や仕組みはシンプルなのにね……。


そこで自作している人がいるかネットで調べたら、まあ、いるいる。

みなさん、やってますね。

そこで早速僕も………と思ったのですが、どうも調べて行くと難点があるようです。

革を板で挟むわけですが、その際にネジを使うわけです。

この時、革を挟み直す時にいちいちネジを緩めたり締めたりしなくてはいけないことと、ネジに手縫いの糸が絡まりやすいという情報を得ました。


糸が絡むのはすごくストレスだし、効率も落ちるんですよね。

悩んでいたら、こんなものを見つけました。
<画像>(他ブログへ飛びます)
「クロマニヨン」さんというシルバーアクセの店をやっている人のブログで見つけました。

これはフランスの高級レザーツールメーカー・Vブランチャード(Vergez-Blanchard)の『スティッチング・クランプ』で、多くの製品を手縫いで作っている高級ブランドエルメスでも使われている道具だそうです。

構造は至ってシンプル。太ももに挟んで使うので、緩めたり締めたりが簡単。糸もひっかかりにくい。


…これじゃない?

というわけで、これを作ることにしました。


本物の方は板を曲げてアールをつけているのですが、そんなことをパンピーの僕ができるわけがないので、複数の板をつなぎ合わせて作ることにしました。

材料はこちら。
・6cm×90cm×1.5cmの集合材の板2本
・10cm四方のコルク板
・ちょうつがい
・ゴム製スポンジシート
以上!材料費は500円ちょいぐらいです。

作成過程は省いて……

できあがりがこちらです。



…まあ、本物とはだいぶ形が違いますが……基本コンセプトは同じです(笑)


コルク板で挟み込むようにして、跡がつかないようにしてあります。


輪ゴムを取り付けてあるのは、撮影するために開かないようにするためですが、輪ゴムの本数を調整することで、挟み込みにも使えそうな気がします。

ちょうつがいで開閉支点を作り、スポンジゴムでその部分を保護すると共に、縫製時にこのクランプが滑ってしまうことを防いでいます。

制作時間は2時間。

実は基本的組み立ては30分でできたのですが、そのあとのヤスリがけが大変で……。

角をどこまで落とすかは、その人の満足感次第ですね。


実際に縫製が楽になったかどうかは、次のブログで紹介しようと思います。