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Monster Heart その4 【NISSAN R89C】

2013-04-18 | NISSANあれこれ
ジャパニーズモンスター!

NISSAN VRH35 3.5L V8 TIWN TURBO

EBBRO NISSAN R89C 1989 No.23

NISSANのカーは89年よりそれまでのMARCH製シャシーからLOLA製のシャシーへスイッチ
それは市販でなく完全にNISSAN専用設計であり
後のNISSAN Cカーを最強へと導くこととなる水野和敏氏が参画
(水野氏はGT-Rの開発でも有名)
エンジンはVRH30から林義正氏が設計したVRH35エンジンを搭載する。
開発には日産社内の軋轢があり苦労したが
水野・林両氏の熱意で誕生したこの車両は素性の良いシャシー/エンジンであった。
外観の特徴としてリアタイヤを覆うスパッツを装着し
低ドラッグ化を図っている。

ルマンへはNME、NISMO、エレクトラモーティブから1台ずつの3台がエントリー
NISMO陣営のドライバーは星野、長谷見、鈴木利の日本人トリオが23号車をドライブした。
結果は全車リタイアであった。
JSPCでは89C自体は未勝利であったが、翌年は正常進化版ともいえるR90CPがCHAMPIONに輝く。

富士スピードウェイのストレートエンドでは400Km/hに達する
バケモノの様なパワーはまさにモンスターである!


過去UPしたMODELをリアカウル脱着ギミックをネタに
Monster Heartシリーズと銘打ち紹介しました。
グループCの排気量無制限・クローズドボディ・最低車両重量
レース距離に応じた総燃料使用量の規制というレギュレーションが
メーカー様々なエンジンを生み出した。
それがこのカテゴリーの面白さであり魅力であった。

過去のMonster Heartシリーズはコチラw

次回予告  Monster Heart
Monster Heart その1 【PORSCHE 956】
Monster Heart その2 【JAGUAR XJR-9】
Monster Heart その3 【SAUBAR MERCEDES C9】

いかがでしたでしょうか?w
また新たなシリーズネタが出来ましたら紹介していきますね。

今宵はこれにて。


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