2017年、11月18日にアルペ神父生誕110周年のお祝iいiに駆けつかました。
神父様が3人、修道女が6人くらい、信徒も遠方は光から。朝6時半の電車で来たそうです。
生存していらしたアルペ神父様のお話を5人の方から聞くことができました。みなさん
すばらしかったけれど、私は91歳の女性の話がいちばん心に残りました。
この方は看護師をして、生涯独身です。光教会で、ある神父が。孤児を3人彼女の家に
置いて帰りました。3人とも大学まで行かせ、見事に成人させました。お正月ともなれば、
20人は彼女のもとに集まるそうです。「来なくてもいいのに」と彼女はうれしそうに
言っています。91歳にして、他にも油絵を描き、月に1回、教室に通っています。
パンはすべて自分で焼き、神父様や友達ちに配り、教会で集まりがある時のケーキは
殆ど彼女の手作りだそうです。すごい刺激になりました。生きている限り、人のために
生きようという心があれば、それが可能だと言うことを実在の女性が実証してくれました。
私はカトリックになって、何十年になりますが、こんなに見事に神の教えを実行している
人に今まで一度も出会ったことがありません。この世の中には、すごい人がいるんですね。 。
私が出会わないだけなんです。大きな希望が持てました。
煮物
ロヨラハウスへ94歳の神父様を見舞いました。スペインから
日本にいらして70年になります。日本に帰化されています。
今年の3月末まで、広島県の三次教会におられました。
信徒の誰にも愛される方で、今回も三次から2人、岩国から
2人行きました。朝10時~12時までたっぷりお話しできました。
ロヨラハウスには、働けなくなった神父様が16人いらっしゃいます。
その中でお元気なのは3人だけだそうです。お訪ねした神父様は、シワも
なく、シミもなく、頭もとてもクリアで、背中も曲がっておらず
うれしくなりました。94歳になってもこんなに素敵でいられるなら
歳を取るのも怖くないかもと思えるほどでした。いっぱい元気を
いただきました。
私は18年間、月曜日から金曜日まで岩国のプールに通っています。
自宅の前まで大型バスが送り迎えしてくれるので、雨の日でも雨傘を
持って行ったことがありません。何千人も登録しているようですが、
私には人と出会うための宝の山のように見えます。有料なので、ある
程度恵まれた人が寄っているように感じられます。たくさん友達が
出来ました。
10月12日、88歳の一人暮らし歴20年の女性の家に招待
されました。前にも3回行っています。お弁当は各自買って来て、
お味噌汁は来てから味付けしてくれ、という注文です。それでも
一緒に行ってくれる人が4人集まりました。2週間前から、ああでもない、
こうでもないと、4人で話し合って、結構、秘密の会議のように
楽しかったです。ご本人の家の近くで、真向かいに同じ姓の大きな
家がありました。チャイムを鳴らしても誰も出ません。
「Sさん、来るの分かっているのに。ボケたかしら。」
ボケていたのは、私でした。Sさんの家は真向いにありました。
「何回も行ったことがある。」と言うから、安心していたのにと言って
私の方が、4人に笑われました。方向音痴というのは、こういうところにも
現れるのかしら。
Sさんの家はリフォームを繰り返して、とてもとてもきれいでした。
女5人はおしゃべりがとまりません。アルバムを出そうとするSさんを
制して、また来るからと腰をあげました。気の合う者ばかりで、楽しく
てたまらない思いでした。