私は13歳の時、ミッション系の学校でカトリックの洗礼を受けた。
今まで生きてきて一番大きなお恵みだったと思う。夫に出会ったことも
最高の娘に出会ったことも、かけがえのない宝だけれど、それよりも
信仰との出会いは、私の人生のすべてだ。どんな人にも山あり、谷あり
の人生だと思う。とくに十字架を背負わされた時、たとえ、何十回、人に
訴えたところで、重荷がなくなりはしない。私はそんな時、これは神が
私に許している試練なのだから、きっと、何か意味があるに違いない.
もう、いいよと言われるまで、忍耐して待っていよう。そのように
考えて、じっと身を潜めてやり過ごしてきた。日常のちょっと
したできごとでも、思い通りに行かなくても、同じように考える。決して
人を責めたりはしない。そうやって何十年生きてきて、困ったことは一度もなかった。
必ず助けれらた。次々に世の中にはこんな人がいるんだと思うような、魅力ある人に
出会っている。不思議でならない。神は私にどうせよとおっしゃっているのかしら?
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