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お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

Hollywood North 撮影進行中

2020-10-29 05:54:00 | 2020年の暮らし


数日前から撮影の設営をしていましたが、今日は本格的に撮影してました。
ここは普段はレトロなハンバーガー屋ですが、外観が撮影向きなのか、時々何か撮っています。
交通量が多い道沿いだし、人通りもあるので、警察と撮影関係者の警備が物々しかったです。
天気予報は雨ですが、雨が止んでいる間に急いで撮らないといけないんでしょう。

カナダ、主にバンクーバーやトロントでの撮影が多く、Hollywood Northと呼ばれます。
有名な映画でも結構この辺で撮影したものがあります。
一度、日本のテレビドラマを見ていて、ニューヨークという設定の話だったのに、見慣れたバンクーバーの風景だったのでそこから話が入ってこなかったことがあります

ちゃんと車を停めて撮りましたよ、写真。
歩道に立っていたら、小学生のグループが列に並んで歩いてくるのが見えました。
わたしが歩道を歩いたら子どもたちとソーシャルディスタンスできそうになかったので、離れたところで待ちました。
そしたら、先頭にいた引率の先生がわたしの方を見て
Thank you so much. (We) Appreciate it. Thank you. Thank you.
と何度も笑顔で言ってくれたんです。
そして、子どもたちが通り過ぎ、最後尾にいた先生も
Thank you so much!
と言ってくれました。
ニュースでは、学校の先生たちが通常の仕事内容以外に消毒や感染防止対策の徹底に手間を取られ神経を使い授業もままならず、ストレスが高まってやめてしまう人や、早めに定年退職する人、病気休暇を取る人が増えていると言っていました。
子どもたちに近寄らないようにして歩道から離れて立っていたわたしに気づいてお礼を言ってくれるなんて思ってもいなかったので、よほど神経を使って子どもたちの世話をされているのだなぁと思いました。

今日はインフルエンザの予防接種で久しぶりにクリニックに行きました。
今日も健康でいられることに感謝です

たかが、されどのHow are you?

2020-10-28 06:30:18 | 2020年の暮らし


👆一週間ほど前に撮った写真。
真っ赤に紅葉するタイプですね。

この記事に載せた写真と同じ場所。

紅葉、始まってきました - お~カナダ! たてよこナナメ歩き

私の住んでいる地域にはあんまり真っ赤になるメイプルが植わっていません。すぐ近所に紅葉するメイプルの並木があったのですが、道路拡張工事で全部抜...

紅葉、始まってきました - お~カナダ! たてよこナナメ歩き

 


今日通った時には半分くらい散ってしまっていました。

別の場所ではこういうタイプの、赤と黄色が混じった紅葉するメイプルの並木が。
(これも一週間ほど前の写真)


ここも今日見たら半分くらい散っていました。

今年はうっかりしていて、私の思う一番きれいな黄葉のスポットに行ってみた時にはすでにピークを過ぎていました。
以前は用事があってほぼ毎週行っていたのでタイミングを逃さなかったのですが・・・。
また来年ですね!

さて。

中学校で英語を習い始めた時
A: How are you?
B: I'm fine, thank you. And you?

というのが教科書に載っていましたが、実際にそういう会話を聞いたことはなく、だいたい返事はすごい簡単で
Good!
とか
Not bad.
とか返ってきますし、それだけでおしまいの場合も結構あります。
ちょっと会ったくらいの時に「あなたはどう?」と聞かれることはそんなに多くない。
How are you? と聞かれて、その返事に「いやぁ実は昨日腰が痛くてよく眠れなくて・・・」とか状況を説明しだすこともほぼないし、まあ、挨拶です。
友達同士などで久しぶりに会って「最近どうなん?」と聞いている場合は別ですが。

なんとなく条件反射で Good! とか答えるわけですが、答えたあとで「ありゃ?」と思うのはお医者さんの診察に行って先生が診察室に入ってきて How are you? と言われて Good! と言ってしまって 「いや、違う違う、具合悪いから来てる」と自分にツッコミ入れてしまうとき。
いまだにこれにはちょっと正解がわからないでいます
大したことでもないので誰にも聞いてません 今度覚えていたら誰かに聞いてみよう。

この How are you? の空気が大事だなと思うこともあります。

たとえば、何か買ったものを返品するとか、なにか問題があって少し交渉してみようとする場合、私だとつい、特に急いでいるときや余裕がないとき、その場にいる関係者の人に Hi と声をかけたあとすぐに用件を切り出そうとしてしまうのですが、そのまえに How are you? と穏やかに言ってから本題に入った時の方が相手の態度が和らいで協力的になったりするので、うまく解決することや善処してもらえることが多いと思います。

電話でお客様サービス担当の人に話すときもそれを感じるし、レジで精算してもらうときも、自分の番が回ってきたときにちょっと How are you? というだけで雰囲気が変わったりします。
その返事はいつもと同じものなのに、です。
その続きでちょっと会話がはずんだりとか。

用事を片付ける担当の人、として見てるだけじゃなくて、お互いに人間として気遣う感じが出て、温度が少し温まるというか。

人に会ったときにだいたい自動的に出る挨拶のようでもあり、時と場合によってはその場に発生した短い人間関係の潤滑油になったりするのがおもしろいです。

ちょっと話がそれますが・・・

大昔、中国がまだ完全にオープンでなかったころですが、とある大学で働いておりました。
外国人が珍しいし、私はとっても若かったこともあり、大変多くの人たちに覚えられたし気にかけてももらいました。
中国語ができないまま住みはじめましたが、みんなお構いなしにいろいろ話しかけてきました。
そのおかげで速く上達して話ができるようになってくるとますます話しかけられます。
毎朝出勤する道々、会う人会う人が「ごはん食べた?」と聞いてくるのです。
ある朝寝坊して、朝ごはんを食べないまま出勤していて「ごはん食べた?」と聞かれ「いや、今朝はまだ」と正直に答えてしまいました。
聞いてきた人が「じゃあ、うちに来て朝ごはん食べて」と言い出して、その後のやりとりから「ああああ、やってしまった、これは挨拶なんだ」と気づいたという経験があります。身内でもない限り、食べてなくても「食べた」と答えるんです。
(How are you? に Good! と答えるのと近いかな)
歴史や文化の背景があって、ちゃんと食べられているかどうか心配するというのは思いやりだった。
地域によっても違うでしょうし、今の中国ではどういう挨拶をするのかわかりませんが、ここで出会う中国系の人たちもかなりの頻度で「ごはんを食べたかどうか」を聞いてくれる率が高いですし、「何か食べて行って」と言われることも多いです。

国外に長く住んでいる日本人の場合、どういう日本の習慣が自然と出てるのかなぁ





一気に身近な話になってきた

2020-10-27 05:22:11 | 2020年の暮らし


山には雪。
今朝は庭に氷張ってました。
鉄道の旅が恋しいなあと思えどかなわないので、立ち止まって貨物列車が通りすぎるときのゴトンゴトンという音をずっと聞いていました。
線路は遠いまちにつながっています。
私の思いも連れて行ってほしいなぁ



カヌーで遊ぶ人たち


植物を見るのが好きですが花や木に詳しくありません。
母は前世が植物だったと自分で確信しているくらいなんでも知っているのに。
親子でも得手不得手がありますよね。




精神衛生のため、なるべく現実から離れる時間を取ろうとしているんです。
雨降ってなかったらちょっとでも外に出る・・・。

身近なところで一気に新型コロナ感染例が次々と出始めました。
カーリング場でも出ました。
その日息子は試合に出ていました・・・。
息子の学校でも次々感染のお知らせが。
今朝は校長先生から一斉メールで
「感染のお知らせメールが続いたことで、多くの保護者から学校の授業をリモートにしてほしいという要望がきていますが、もともとの計画が対面式授業を行うということで作られており、リモートに対応することはできません。政府からは引き続き登校するようにと言われており、学校関係者の安全を第一に対策を続けています」
とのこと・・・。
わたしとしては本当に怖いですがもう感染してしまったら仕方がないと思っています。
それくらいもうあちこちに出ています。
最大限の対策と準備をするくらいしかできません。
息子は無症状でウイルス保持者かも、と思って気を付けた方がいいのかな。
でも、そんなのとてもさみしいですよ、お互いに。

いろいろ考えすぎてしまう前に、一日のうち少しの時間を現実逃避にあてています。

光線の具合でまっくろけに写ってしまったカナダガン
北国の冬、日光浴はほんとに貴重!


明日からの二週間天気予報は毎日雨です。
今日はこれから外に出てビタミンDタイムしてきます

その日その時を大切に・・・

2020-10-25 11:00:00 | 2020年の暮らし


秋が深まり、というのか、天気予報の気温に零下を見るようになりました。
紅葉・黄葉の写真など撮っていましたが、我が家の方では雪混じりの雨が降り、山は冠雪・・・。
一気に冬の訪れを感じ始めています。

時間の問題とは思いましたが、息子の通う学校で何件か新型コロナ感染が出て、
そのたびに学校からメールでお知らせが来たり、子どもたち同士で真相を探りあったりなど、
ここのところずっとざわざわとした日を過ごしていました。
メールには、濃厚接触者として連絡が来たり症状が出たりしない限り登校を続けるようにと書いてあります。
実際に、息子のクラスで濃厚接触者ということで休むことになった人たちがいるようで・・・。
今のところ、症状のある人はドライブスルーでPCR検査が受けられるようです。
そのプロセスの確認などして、あとはもうできる限りの注意をしていくしかないかと。

秋冬は雨の日が続き、なかなか歩きに行くこともできませんので、コミュニティセンターのジムなどに行ったりするのですが、新型コロナの影響で限られた人数で予約した人しか行けません。予約が取れるかどうか定かではないのに月々費用を払うのはどうなんだろう? そして、安全面は本当に大丈夫なのか? 実際フィットネスクラブで感染がでているようですし、なかなか決められませんが、息子がやはりジムに行きたいということで、いろいろ調べて一番よさそうな、プライベートの、管理がしっかりしているところを試してみることになりました。

どこにも行かなければ感染のリスクは格段に下がります。でも、一年を通じてスポーツをやっている高校生にとって、何もしないでいるのはなかなか難しい状況です。が、感染して肺が損傷を受けた場合、今後のスポーツ選手としての能力は下がるでしょう。その心配をしてトレーニングをやめてしまえば、それもスポーツ選手としての能力が下がる・・・。結論は出ません。

結局、学校もスポーツも同じで、できる限りの対策をして、その時その時の機会を最大限に活かしていくしかないかと。
私たちは日々生きているのだから。
何かができることに感謝して前に進みたいと思うのです。
うちの州では感染拡大のスピードが上がっていて、不安だらけですが、なんとか一日一日と過ごしています。

さて、息子の用事の待ち時間が中途半端だったので、家に帰らず湖の近くに行ってみました。
青空が少しでも見えたら貴重なビタミンDタイム!
草を刈ったばかりで、独特の草のにおいがしていました。
午後早い時間だったせいか、広大な空間一人占めです。


カナダガンがあちこちに数えきれないほどいました。
近くにいた群れに近づいてみました。


静かに歩いたつもりだったけど、飛び立ってしまいました。




草を刈ったばかりなのできれいになっているから歩き回っても大丈夫ですが、しばらく経つとフンだらけになります。












この辺も紅葉していました。




そのまま歩いて行くと、橋の向こうに何かいる!?




ソーシャルディスタンスの注意書きでした。
クーガーの鼻の頭からしっぽぐらい間隔開けろと言われてもピンとこないのですが


川のように見えますが、大きな湖の一部です。




貴重な青空に感謝!でした。




ご訪問ありがとうございます。
またお邪魔します


生きてる!幸せな実感

2020-10-14 08:39:10 | 2020年の暮らし


わたしにとっては、今季のカーリングが始まって3週間経ちました。
(この写真は、去年遠いところのカーリングリンクに行った時に撮ったものです)

昨シーズンのカーリングは3月中旬のロックダウンに伴い、突然終了しました。
例年の終了時期はカーリングクラブによって違いますが、私が行くクラブは3月末が終了で、もっと長い期間続くクラブもあります。

少年野球の記事に書きましたし、新学年開始の記事にも書きましたが、すべてを強制終了するのはただ終わらせるだけでまだ何とかなっても、新型コロナ感染拡大防止の対策をしながら新しい様式で今までやっていたスポーツや学校生活を始めるのはとても大変です。
州政府の関係部門と交渉しながら、必要ならば新しいルールを作り、書面で通知して、同意書にサインしてもらい、手指消毒・設備用具の消毒などどうするかも決めないといけません。
野球はタッチアウトなどはソーシャルディスタンスが保てないため禁止し、いわゆる試合はできず、審判はピッチャーの斜め後ろに立っていました。
球場は屋外でとても広いのに、一度にその場にいられる人数は50人まででした。
使ったボールや、複数人が使ったバットなども全部消毒。
球場の入り口ではボランティアが人数を数え、最近の様子(健康状態、どこかへ行ったか、だれか健康状態の悪い人と会ったかなど定められた質問)を確認し、手指消毒を周知徹底し、練習後にはまたボランティアが用具消毒。
などなど・・・。
それを参加者とその保護者、コーチ、審判、ボランティアが全員理解して実行しなければならなかったのです。

その様子を見ていて、カーリングの新型コロナ対策ルールはどうなるんだろう?と夏の間考えていました。

野球でさえあれだけの制限があったのに、カーリング場は密閉空間で狭く、私の行くところでは全員が参加した場合リンクに48人も同時にいることになります。
大声で指示を出すし、動き回って息するし、すれ違う時2メートルの距離なんて無理・・・。
マスクしたままいるのも難しい。
氷の世界にいると鼻水が出て、ティッシュで鼻をかんだらその手を洗いに行く暇はないし。

夏にカーリング仲間に何人か電話したりして、9月からカーリングまたやるの?と聞いてみました。
大体の人は「感染拡大がこれ以上ひどくなったりしなかったらやる。」
一部の人は「命の方が大事だから来るシーズンは行かずに様子見る。」

私が決めかねている間に、新型コロナ対策様式の新しいカーリングルールが送られてきました。
何が違うのか、もし興味のある方があれば説明書きたいのですが、特殊なスポーツなので今回はやめておこうかなと思います 
私にとっては、変更によってすごく安全になったとは思えなかったんです。
やっぱり屋内の、換気がない狭い空間に48人いて動き回るというのは・・・。
で、迷いました。
私が最後の決断をする前に、早めにシーズンを始めた人たちがいて、さらにそれから2週間以上たって、どこかのカーリングで感染者出たとかいう話もなかったので、始めてみようかなと思いました。
チームを組んでいる人と気が合うので、一緒に続けたいし、ここで休んでしまうともとに戻れないかもしれない恐れがあるのは嫌だなと思ったのもあります。
それが3週間前です。

スポーツのルール以外で大きな変更があったのは、ロビーなどの共用部分ではマスク着用。
自分の試合の20分前までに建物に入らない。
自分の試合終了15分後には建物の外に出るか、2階のラウンジ・バーに上がる。
(施設内の人数制限を守り、次の試合の人たちを中に入れるため)
入り口と出口を分ける(お互いすれ違わないように)
ロッカールーム・更衣室使用禁止・・・などなど。
そして試合前試合後にやる握手禁止

カーリング場というのは小さなコミュニティです。
試合前に早く来ておしゃべりしたり食事したりできますし、
(施設内に食事を出すところと、お酒が飲めるバーがあります)
なによりも試合後に、対戦したチーム同士が同じテーブルを囲んでコーヒー飲んだり食事したりお酒飲んだりしながらおしゃべりするんです。
それがコーヒーになるのか、お酒になるのか、食事になるのかは、参加者の年齢や試合の時間帯によって違ってきます。
もともとは、勝ったチームが負けたチームにビールをおごるという習慣だったらしいですが、さっきまで氷上でバチバチ火花散らして勝ち負け争っていた2チームが、試合後握手して、同じテーブル囲んでおしゃべりするのまでがカーリング。
カーリング場に来ればよく知った顔があって、なんだかんだおしゃべりするというのが大きな楽しみ。
用事ないのに来てる人もいます。
自分の試合ないのに来て2階のバーで人の試合見ながら御託並べてる人たちも。

ところが、今年はそれができないのです。
試合の後、2階のラウンジに上がってコーヒー飲めるというお達し来ましたけど、一つのテーブルに座れるのは6人までと書いてあって、あああと声が出ました。
カーリングは1チーム4人だから、試合後に対戦相手とテーブル囲んだら全部で8人。
あとの2人どこ行くの。

とかなんとか言ってますけど、実は私はまだ、試合後にラウンジに上がってマスク外しておしゃべりするのは楽しめそうにありません
いくら距離を開けてもちょっとこわいです。
試合中も多少苦しいのですがマスクつけてます。
偶然ながら、試合の後ほぼ息子を迎えに行かないといけない時間になるので、理由を説明して試合後にはすぐカーリング場を出るようにしています。
本当なら少しでも残っておしゃべりしたいな・・・感染拡大の心配なく。
とても大事な部分がなくなってしまったということなんでしょうね。

試合はもちろん楽しく、私の中の大きなカーリング愛を改めて実感しています
懐かしい顔、マスクしててもわかります。ハグできなくても気持ち伝わります。
ちょっとさみしいですけど、こんな中でも多くの人の努力によって変則的カーリングができていることに感謝です。
カーリング場は私にとって人生の先輩がたくさんいるところでもあります。


Happy Thanksgiving 2020 感謝祭

2020-10-13 11:45:54 | 2020年の暮らし


Happy Thanksgiving!
本当は今日10月12日月曜日が感謝祭の日ですが、
月曜日の夜にディナーを用意すると翌日の仕事や学校を考えるとなんだかなぁというので、
うちは昨日、二女と、事情で自分の家に帰れない二女の友達を呼んでディナー。
普通感謝祭のディナーはターキー(七面鳥)ですが、うちは好みにより丸鶏。
ターキーは大きいので焼くのに何時間もかかります。
そして、食べきれないので、感謝祭が終わってからも数日手を変え品を変えてターキーを食べ続けるそうです。
うちは丸鶏なので完食できます

二女と友達が来るというので、家の中ではマスクしないといけないんかな?とかなんか考えだすと煩わしく、
結局は滞在時間を短めにして、換気しながら気をつけながら距離開けてマスクなしで過ごしました。
州政府は、新型コロナ感染拡大防止のため、感謝祭で集まる場合は6人以下で、と言っておりました。
長女はアメリカに住んでいて帰ってこられないのでスカイプで参加・・・
(スクリーンに映る食べ物を見て「こんなのつらい~」って言ってましたが・・・今度いつ会えるやら
長女・二女ともにアメリカに住んでいたころは、アメリカの感謝祭の頃にまとまったお休みが取れるので家に帰ってきてました。なので、こちらで娘たち抜きでカナダの感謝祭の日ににディナーをし、それとは別に、帰宅した娘たちのためにアメリカの感謝祭の日にもう一度ディナーをやっていました。末っ子(息子)は年に二回感謝祭のディナーが食べられて喜んでました
うちは宗教的ではないので、年中行事として感謝祭を過ごしています。
どんなことに感謝しているか、それぞれひとこと言うことになっています。

普通はターキーの中にはパンを使った詰め物を入れて焼くそうですが、
うちは丸鶏の中にマッシュルームとガーリックのバターライスを詰めます。
これがまたおいしいんですよ・・・

カナダは毎年10月の第二月曜日が感謝祭。
アメリカは毎年11月の第四木曜日が感謝祭。
収穫時期が違いますもんね。

アメリカでは感謝祭の翌日がブラック・フライデーのセール。
週明けの月曜日がサイバー・マンデーのセール。
どちらもクリスマス前の大量の買い物を見込んだセールで一年で一番の書き入れ時。
ブラック・フライデーのセールの前の晩、つまり感謝祭の日の夜、人より早く入りたい人たちがお店の入り口で行列し始めるので「家族が感謝祭のディナーもそこそこに家を出てしまう」といって文句言ってた人を知ってますが、今年はどうなるんでしょうね。
以前はカナダ側にはブラック・フライデーセールがなく、ここら辺のようにアメリカ国境が近いところでは車でアメリカに買い物に行く人が多く(特にカナダドルと米ドルの為替レートがカナダ人に有利だったころ)、用事でアメリカに入ろうとした私たちは国境通過のために4時間半待たなくちゃならなくなったこともあったほどです。
クリスマスショッピングをアメリカでやられてはかなわない、地元カナダで買い物してよ~と、最近ではカナダでもブラック・フライデーやサイバー・マンデーセールをやるようになりました。

実際は、多くの人がクリスマス準備のためや、クリスマス翌日のボクシングデーセールで多くのお金を使ってしまい、1月は買い物する人がぐっと減ります。
だから、本当は1月に本物の大幅値引きが行われます。
まあ、その時までに自分のお財布にどんだけお金が残ってるか、という話ではあるんですが、
プレゼントなどで急ぐ買い物じゃなかったら、1月に入ってからの方がずいぶんお買い得です。
12月には買い物客で混みあうショッピングモールも1月にはガラガラに空いてたりします。
12月26日のボクシングデーセールも行列して買い物をしに行く人が多いですけど、実際はそんなに安くはなっておらず(大体こういうのにはからくりがありますよね)お得感があんまりないです。
お祭りみたいなものと思って楽しむのはいいかもですけど、超巨大なショッピングモールの、1万台以上入る地下駐車場の入り口に入ることさえできないくらい混みます。入れたとしても、停めるところなし。
だから、やっとのことでモールの中に入って人波にもまれると冷静さはどこへやら、値段関係なく興奮状態で買い物してしまうのかな。
駐車場に入るのや、お店入るときに列に並んで待つことや、むせるほど人がごった返すことを楽しめる人だったら・・・という日です。
私は以前に一回行って懲りました

なんか話がずれてしまいました。

ずれたついでに・・・
たまにこのロゴが入ってる車を見かけるんですが、どなたか意味をご存じでしたら教えてください。
今まで見た数は片手では足りません。
そんな大規模なとうふ店なんでしょうか?
そしてなぜカナダで何台も見かけるんでしょう?
そして「藤原ふとん店」というのも見たことあるんです。
解けない謎です




「ちょっと寄っていって」遠慮すべき?

2020-10-11 10:25:45 | 2020年の暮らし


トウモロコシが旬!
巨大な箱に山と積まれた皮付きひげ付きの新鮮なトウモロコシが店頭にあるとうれしくなります。
例年なら、その場で皮をむいて専用のごみ箱に入れて、中身だけを買って帰ってもいいのですが、
今年は新型コロナ感染予防のため、皮を剥かずに買ってもって帰ってくださいと注意書きが貼ってありました。
まあとにかく甘くてみずみずしくておいしい!
一本日本円で60円足らずで、なんか申し訳ないくらいです。


さて、わたしの悩みは、知人・友人宅に用事があって行く場合、玄関先で
「ちょっと上がっていってよ」
「もうお茶も淹れてあるのよ」
と言われたらどうしたらいいのかなと。
友情 と 新型コロナ感染対策
誘ってもらってもお邪魔しない方が本当の友情なのかな?
本当は一緒の時間を過ごしたいけど、あなたに何かあってほしくないから、って気持ちちゃんと伝わるのかな?
長文になります

もちろん、ローカルルール的にはどうか?ということもあります。

たしか昔有名なコマーシャルか何かで、京都の人に「寄っていって」と言われてほんとに家に上がると暗黙のルールを知らないなぁと呆れられるというようなのがあった気がしますが、こういうルールがあるとすれば、現地人同士は暗黙の了解なのですが、現地人でなければどういう解釈をすればいいのかが難しいことが多いです、京都の場合だけじゃなくて。

文化的に、そういう掟みたいなのはほとんどなくて、誘っているときは本当の意味で誘ってるって解釈すればいい場合はわかりやすいんですが、今は新型コロナがあって複雑です。

以前どなたかにおいしいお菓子をいただいて、子どもたちと食べていて、最後に一個だけ残りました。
関西でいう「遠慮のかたまり」。
長女が私に「お母さん、要る?」と聞きました。私は「ええよ、長女ちゃんが食べたら?」と答えました。
そこで長女がニヤッと笑って
「お母さん、それ遠慮? 私は三回聞かないよ。食べたいんだったら食べたほうがいいよ」と言いました。
三回聞く、というのは、長女の観察では、日本人同士で何かをすすめるとき、「どうぞ」「いえいえ」を二回ほど繰り返したあと、「どうぞ」ともう一度言われてやっと「そうですか?では」と言ってからいただくという習慣があるということで、ここでは要るなら要ると初めに言わないと要らないと思われるよというアドバイス。
日本人は無意識にやってます。日本語がほぼ完ぺきに使える長女ですが、北米育ちですからこんな技はできません
そういう儀式みたいなのは、日本に来たばかりの人とか、習慣を知らない人にはわからないじゃないですか。日本で生まれ育った私でさえ、長年カナダに住んでいるので、かなり「空気読めない」人になっているんじゃないかと思います。

言葉だけじゃなくて、ベースにある意味や習慣を理解してこそちゃんと双方のコミュニケーションが成り立つし、不愉快な場面を少なくすることができると思います。

以前研修会で聞いた話は、南米の日系人の若者が日本にホームステイに行った時のこと。その若者は自宅で日本語を使っていたので日本語がほぼわかるレベルでした。ホームステイ先に着いたとき、ホストファミリーのお母さんが
「自分のおうちだと思ってくつろいで好きにしていいのよ」
と言いました。時差ボケもあり、若者は夜中におなかがすいて、台所に行って夜食を食べました。
翌朝、お母さんが冷蔵庫を開けてビックリ。置いてあったおいしい食べ物が食べられてしまっていたから。それでホームステイを扱っている学校に電話しました。
「ホームステイの子が冷蔵庫を勝手に開けて中のものを食べちゃうんです!」
担当者の回答は
「お母さん、その子に、ここでは好きにしていいよと言いませんでしたか? 日本語が完璧に理解できたとしても、ベースにある習慣や文化が違うので、言葉を理解しても、お母さんの言わんとすることが理解できない場合がありますよ。」

言葉の意味を理解したとしても、その裏にある習慣とか解釈の仕方とか、それがわかるわけじゃないんですよね。
私は今でもここで言葉がわかった気になっているだけで、本当の意味や共通の習慣がわかっていないかも?と疑問に思うこともあります。

カナダに来たばかりの頃、長女の友達のお母さんが朝、学校に子どもを送って行った時に、仲良しの子たちの母親何人かに声をかけて「今日は登校時間短いから下校を待ってる間うちでちょっとお茶しましょうよ」と招待しました。
気軽に来てね、というだけのお誘いメッセージ。
せっかくなのでお邪魔しました。ちょっとおしゃべりするだけかなと思って学校から直接。
そしたら、ほかのみんなは速攻で家に帰って、それぞれ食べ物か飲み物をもっていってたんですね。結構気を遣って。
はぁ、わかりませんでした。
参加者はみんな現地の人ですから、私みたいな新参者の視点はないですよね。その場で浮きました 片身狭い狭い。

さすがに20年以上住んでいると、だんだんとなんとなくですが、冷や汗かきながら、こういう場合はどんなもの持っていくとか、何も持っていかない方がいいとか判断つくようになってきましたし、わからなければ聞くようになりました。カナダに住んでると言ってもいろんな人種の人がいますから、相手の習慣によって違ったりもします。

普段からわかってるかわかってないか多少不安もありながらのおつきあいなのに、新型コロナの出現で、今まで通りの考え方ではちょっとどうしたらいいかわからなくなってしまいました。
文化や習慣の違いに加えて、人によってウイルスをどれくらい恐れているかが違いがあり、さらに、それを考えたうえで友情とか歓待とか、どのように応えたらいいのかというのが難しい。

かなりお世話したりお世話になったりしている友達が、いつもぶかぶかのマスクをしていて、ほかには持ってないようだったので、自分のマスクを作るときに彼女の分も作りました。
それで時間ができた時に電話してからもっていったんです。マスクの事は伝えずに。
電話では、すぐ帰るから、家には入らないからねと伝えました。
玄関をノックしたら彼女がでてきてニコニコしながら
「入って入って。おいしいお茶を淹れたのよ」
というのです。楽しみにして待ってたのよ、と。

これはどうするべきだったんでしょうね。

お茶を淹れて待っててくれて、入ってって言ってくれて、でも断るべきなのかな。
友人としてどうするのがよかったのかな。
歓待に応えるべきか、室内はやめておきましょうねと言って帰るべきか。
お掃除もしたの、と嬉しそうに言うんですよ・・・。

夏の間に会ったときは、裏庭に椅子を出して、さらにマスクして距離おいておしゃべりしたんです。
この日は雨。

結局、ちょっとだけね、と言って入らせてもらいました。
距離を開けて座りましたが窓は閉まってました、雨が強く降ってたし、結構寒かったので。
始めの方こそマスクしてたんですが、お茶を飲んでいるうちに外してしまいました。
焼きたての手作りクッキーもすすめてくれたので、いただきましたし。
もうずいぶんこんな風に友達とおしゃべりしていません。
話に熱中してしまいました・・・マスクをつけないまま。
そして思っていたよりも長居・・・。
申し訳ない気持ちでいっぱい。今となってはお互いに何事もないことを祈るしかできません。
換気してねと言って帰ったのですが・・・。家に帰ってから謝りの電話入れました。

この週末は感謝祭Thanksgivingで連休です。
主に家族で集まってローストした七面鳥(丸焼き)やパンプキンパイなどの食卓を囲みます。
(うちは丸鶏とアップルパイですが・・・)
これから、感謝祭、ハロウィーン、クリスマスなどなど、知人友人で集まる機会が続きます。
新型コロナは無症状の人からも感染が広がる可能性があるのでとっても困りますね。
二女は車で30分ほどのところに住んでいます。感謝祭には家に帰ってきます。自分の家に帰れない友達も一緒に。
わが娘とはいえ、まったく違う生活してるなら、ほかの家庭の人が来るのと条件はほぼ同じだと思います。
息子にいたっては、同居ですが毎日学校に通っています・・・。若いから無症状感染者かも。
そんなこと考え始めたらキリがない

親しい人と会わないで何か月も暮らすのは精神的に本当につらいです。
例年ならみんなで集まる行事が続く季節は大なり小なり人恋しいのが普通なのかと。
これから寒くなって毎日雨が続いていきますが、どうやって同居家族以外の人と会えば友情にも応えられて、かつ、みんな健康でいられるんでしょう。
州政府は、感染拡大防止のために、付き合いする人・グループ(ソーシャルバブルと言います)を限定してと繰り返し言ってますね。

本当に悩ましいです。
自分でよく考えて私なりの原則を持つ、というのが正解なのかな。





ご訪問ありがとうございます
明るい話題の日にも、また読んでみてください

代表的なカナダ料理とな・・・

2020-10-09 09:01:46 | 2020年の暮らし


この写真を見てこれが何かわかって、味も思い出せる方いますか・・・?

本当はフォークで食べるべきものですが、車の中にスプーンしかなかったので・・・

7か月ぶりに買いました。
私は遠慮しました
息子は定期的にこれが食べたくなるらしいです。

正解は、フライドポテト(French Fries)にグレービーソース(Gravy Sauce)とチーズカード(Cheese Curds)がのったもの。
名前はPoutineといい、聞いた感じはプーティーン。
イントネーションの高いところは「ティ」にあります。
今まで本気で何ものなのか考えたこともなかったので、どういう説明がしてあるのかと思って調べたら、

代表的なカナダ料理

と書いてあってビックリ
そうなの!?

それはさておき。
私にとってはソースがしみ込んでふにゃふにゃになってしまったフライドポテトであり、
チーズカードは濃厚なたんぱく質が凝縮!という感じであまりたくさんは食べられない・・・
おいしいソースなんですが!
早めに中の方を掘り出せば、ソースがかかってないシャキッとしたポテトに遭遇できます
ポテトとソースを別々にもらえばいいのかも・・・いやいや、門外漢の意見ですね。

プーティーンはとっても人気があります。それは確かです。
お店によってはもっと少なめの量で売ってるところもありますので、
機会があったら是非話のタネにお試しください。



本日はずっと避けていたケガのリハビリ専門医に会ってきました。
ワンフロアの真ん中に大きな待合スペースがあり、それをぐるっと四角に囲むように7~8部屋お医者さんの診察室があり、それだけのお医者さんの患者さんが待つわけですからいつ行っても待合スペースが混んでいて、その上待ち時間が長いので、ウイルスもらいそうで怖かったんです。
しかし私が会う専門医はご高齢の男性で、感染防止策はより徹底しているはずと思ったし、
保険会社からも早めに診察に行くよう催促されたので思い切って朝一の予約を取って行ってきました。
結果、待ってる患者さんゼロでした。
ビルの外に着いたら電話して許可が出てからビルに入るシステム。
マスク着用は義務。いたるところにアルコール消毒ジェル。
先生はもうすぐ80歳になるそうですが、とてもお元気でエネルギーがすごい。
口も達者!
「私はもう何十年もね、事故のケガの治療に何年もかかってる人ばっかり診察してきてるんだよ。
みんな同じような訴えもってくるんだけどね。
自助努力しないとだめだよ。
一生懸命治す努力をして回復しましょうよ、あなたの人生の時間がもったいないよ。
鍼も理学療法もマッサージも痛みを一時的に緩和するだけで回復は期待できないよ。
習った筋トレがあるでしょ?
自分で何とかできるって言い聞かせて頑張ってみなさいよ。
気分が落ち込み始めると何もいいことないよ。」
と延々お話が・・・。
「私はね、こうやってはっきりものを言うから、戻ってこない患者さんもいるんだよ
と大笑い。
少し無茶気味なことを言ってるのは自覚あるんだ・・・?
確かにメンタルが弱っているときに言われるとつらいかも。
ケガしている筋肉の様子を見るために先生に指でその個所を押さえられて思わず呻きましたよ。
回復までには時間がかかるといろんな人に聞くけれど、そのようですね。
結構強い塗り薬を処方され、3-4週間試して筋トレして、
もし効果がなくてまだ痛みがひどかったら今度は痛みを取る注射をすると言われ、
「その注射に副作用はないんですか?」
と聞いたら
「副作用のない薬なんかありません」
と言われてしまい、どんな注射なのか聞くつもりが圧倒されて結局聞かずに帰ってしまった
あんまりいい回答とも思えませんが・・・。
午後には鍼の予約があったので、鍼の先生にこの話をしたら絶句されてしまいました。
説明が足りなさすぎるって。
まあ、とにかく塗り薬と筋トレをしばらく続けることにしました。
人生の先輩として、ちょっと説教に近かったですけど、お医者さんの辛口コメントいただいて、わかる部分もあります。
一方、頑張って治るというものでもないような気がするのはするんですが
どうなることやら。

紅葉、始まってきました

2020-10-08 08:47:25 | 2020年の暮らし


私の住んでいる地域にはあんまり真っ赤になるメイプルが植わっていません。
すぐ近所に紅葉するメイプルの並木があったのですが、
道路拡張工事で全部抜かれてしまい、
その後に同じ種類の木を植えてくれませんでした。
生活範囲にあるメイプルの木はほとんどが黄葉する種類です。

ここは毎年秋になると紅葉するのがきれいに見えるお気に入りの場所です。
赤くなってきました。見ごろになるのはもうちょっと先かな。
でも、明日から7日連続で雨の予報が出ているので写真を撮りに行きました。

写っているバスの電光表示に

MASKS MANDATORY (マスク着用は義務)

という文字が見えます。
これはすべてのバスに行き先の表示と交代で表示されます。

義務化に先立って、公共交通機関で布マスクを配布したそうです。

私は公共交通機関に乗る機会がほぼありません。
バスの中がどうなってるかは外から見るだけです。
このマスク義務化というのは罰金を伴うので皆さん着けているようですが、
乗るときはちゃんと口と鼻を覆っていても、
乗ってからマスクを顎に下げてしまった人たちを何度か見てしまった・・・
マスクをつけるかどうか、すったもんだあるのは知っています。
もめごとになったというニュースも時々出ています。

どなたかが書いておられましたが、
日本の顔文字で笑顔を作るときは(*^-^*)で、目が笑っているが口は直線。
北米の顔文字は:)で、目は笑っていなくて口角が上がる。
日本人はサングラスで目を隠すと表情が分かりにくいと思って嫌うけどマスクは平気。
北米人はマスクで口を隠すとスマイルが見えないので嫌うけどサングラスは平気。
ということ・・・。なんとなくわかる気がする。正しいかどうかは別として。
それでこちらのSNSでは、マスクをしていても微笑んでいるのが相手に見えるように練習するという話題があったとか。
カナダに来て驚いたのは、例えば近所を歩いていて知らない人とすれ違う時などや、どこかで目線が合ったとき、Hiという人もいますし、にっこり口角をあげてほほ笑むことが多いということです。
(バンクーバーはアジア系が多くて微笑まない人も多いのでちょっと少なめだとは思いますが)
で、マスクして口を隠してしまうと、表情がわからないので嫌だと思うわけですね・・・。
その相手が自分に対して友好的かどうかの判断ということでしょうか。
どっちにしても、新型コロナ感染拡大によって、知らない人とすれ違う時は距離開けてしまうようになってしまい、この良き挨拶の習慣も見かけることが減ってしまいました 残念です。

余談ですが、たまに日本に帰って油断していると、この口角あげるスマイル挨拶が出てしまい、変な人だと思われている(だろう)ことがあります・・・



まだ煙ってますが、大丈夫です。
明日からの連続雨に備えて青空を目に焼き付けます

雨季突入の前に

2020-10-04 05:55:55 | 2020年の暮らし


数日前はこんな好天が訪れて
「ああ、黄葉も始まってるなぁ」
と思わず運転中の車を停めて写真撮ったりしました。

また二三日前から山火事の煙が空を覆っております。
中秋の名月も残念ながら煙で見えず、でした。
バンクーバーはそろそろ長い長い雨季に突入します。
その前にこういう空の色を目に焼き付けておきたい。



今回の煙は、煙っている感じは同じなのですが、含有物質が違うのか、
外に出てものどをやられるほどではなく、助かっています。

新学年が始まって3週間がたち、
カーリングも始まり、
ケガからくる頭痛に耐えかねて鍼治療に行き、
屋内で人に会う頻度が飛躍的に高くなりました。
超絶「新型コロナ恐怖症」の家人からの罪悪感ベースの圧力を受けて
半年ものあいだ家にこもることになったわたしにとっては、
とてもハードルが高かったのですが、徐々に慣れてきました。
新型コロナ禍でも、ほとんどの方々はわたしよりずっとアクティブな毎日だったでしょう。
今から思ってもどうやってこの半年乗り切ったのか、思い出すにつけてもため息がでます。

やっぱり人間だから、外に出ていろんな人に会う方が自然なんです。
とはいえ、日々感染者数が増えつづけていて、
もとの日常に近い状態に戻すことはとても難しいと思います。
2020年も残すところ3か月を切りましたが、
ともすると暗くなりがちな毎日が続くので、
カギになるのは、
限られた行動範囲でも、お天気が悪くなっても、
どうやって楽しみを見つけて前向きでいられるか、なのだろうかなと・・・。

最近のニュースから(CBC News)


この二匹の子犬たちは、州の保健衛生のトップのドクター・ボニー・ヘンリーから名前をもらって、
BonnieとHenryという名前になったそうです。

今後訓練を受けて盲導犬・介助犬になるということです。

かわいい・・・

実はこのドクターにあやかったのはこのわんこたちが初めてではなく、
靴、壁画、歌などがありました。ドクターの語録が流行語みたいにもなりました。



正直に書きますと、カナダに住み始めて20年以上もなるのに、今まであまり真剣にカナダやうちの州のニュースを読んだことがありませんでした。日本国籍を放棄したくないのでカナダの選挙権もなく、だいたいのことを運転中にラジオニュースで聞いておけば何とかついていけてたので・・・(言い訳)。新型コロナが流行し始め、ロックダウンされるに及んで、初めてケータイにニュースアプリを入れ、毎日カナダのニュースを読み、可能な日には州政府の記者会見のライブ映像を見るようになりました。3月には何がどうなってるか、これからどうなるのか、何をすべきなのかわからない状況の中、ほぼ毎日午後3時に中継されるドクターヘンリーの会見を見ました。落ち着いた口調で穏やかに、しかし強い信念をこめて、的確な状況説明があり、州政府はなにをしているのか、州民はどうするべきなのか、何のために今行動を控えているのか、連休の過ごし方の注意点はなにか、会見を聞いていると不安が少しでも落ち着く感じがしたものです。記者からの質疑にも辛抱強い、丁寧な回答があります。ロックダウンで店も閉まり外出もできないなか、ドクターの髪の毛が伸びていくうち、ヘアスタイルを冗談交じりに話題にしたりとか、かなりフランクな印象。私たちもヘアカットができず伸び放題だったから、州政府のトップの人も同じ困難の中生きているんだなと感じる瞬間でした。誠実で隠し事がなく、政治都合の捻じ曲げがない(と見える)のがいいなあと思います。今は会見は毎日ではないですが、相変わらずの、先の見えない激務なのだろうなと想像しています。
これから雨季に入ると外で人に会うことが難しくなり、感謝祭やハロウィーン、クリスマスなどの屋内で人に会う行事が増えるし、新型コロナ以外にもインフルエンザや風邪などの感染も増えていくだろうから、自分でできることをしていかないとですね

追記:
ケガの治療に加えて、メンタル面でのセラピーが続いています。
振り返ってみるに、かなり貴重な体験をしているなと思います。
このブログに書くとちょっと主旨が外れてしまう気がしますが、
何か考えて発信できれば、と考えています。
また思いついたら書きます。

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