私の音楽 & オーディオ遍歴

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偉大な作曲家たち Vol.7「プッチーニ」

2009年08月27日 | クラシック
偉大な作曲家たちシリーズ第七弾はプッチーニ.
音楽史家、演奏家、隣人(!)たちのコメントを交えて彼の生涯と音楽を辿ります.
スケートの荒川静香選手の演技に使用された歌劇「トゥーランドット」の中のアリア「誰も寝てはならぬ」は有名になりましたが、オペラ嫌いの私にはやはり縁遠い存在です.

プッチーニが亡くなったのは1924年.今までのシリーズでは作曲家の肖像画しか出てきませんでしたが、さすがに20世紀.本人の写真や映像(誰かわからないけどヒトが映っている程度)が登場し、また隣人がコメントを述べているのが新鮮でした.
浮気はするわ、猟はするわ、宴会も大好き・・・人生を謳歌した人物だったようです.

さて、DVDを見終わって、今まで遠い存在だったプッチーニという作曲家を身近に感じられるようになりました.
何より楽曲がわかりやすく旋律が美しい.それまでの構えて聴くクラシック音楽とは一線を画する親しみやすさがありました.すーっと体に入ってくる心地よさはクラシックというより上質のポピュラー音楽に近いですね.
オペラのサビの部分は「風と共に去りぬ」などの昔の名画の一場面を観ているようでした.
一言で表現すると、心地よい・・・.作曲家としての評価はあまり高くないらしいけど、まあ良いんじゃないですか.

テノールのホセ・クーラ、ソプラノのジュリア・ミゲネスの歌声も美しかった.
オペラ「マノン・レスコー」を観てみたくなりました.


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