巨樹に魅せられて

巨樹巡りを趣味としていますが、気がつくと神社巡り。その周辺の話題もココに書き留めています。

「緑の防潮堤」始動

2012-06-09 05:57:22 | 
 前回紹介した宮脇昭先生の「緑の防潮堤構想」が現実のものとなりました;

東日本大震災:森の防潮堤へ第一歩 岩沼で植樹祭、市民1000人が苗木植える /宮城
 毎日新聞 2012年05月27日 地方版
 東日本大震災の津波被害を受けた岩沼市が26日、がれきを混ぜて人工的に造った丘に木を植えて「森の防潮堤」を造るため、市空港南公園(同市空港南4)で植樹祭を開き、参加した市民ら約1000人がタブノキやカシ、ヤマザクラなど16種約6000本の苗木を次々植えていった。
 森の防潮堤実現に向けた実証実験で、岩手県大槌町に次いで2例目。植樹祭には防潮堤構想を提唱する植物生態学者の宮脇昭20+件・横浜国立大名誉教授のほか、構想推進を目的とした財団法人を設立した細川護熙元首相も参加した。沿岸約1キロの公園に市が築いた盛り土の丘は広さ約2000平方メートル、高さ約4メートル。土台の一部には市内で出た流木やコンクリート片などのがれきを使用している。
 政府はがれきのうち木質系については、メタンガスが発生するなどして廃棄物処理法に抵触する可能性があるとして、活用に難色を示している。同市は苗木が成長しても土台には十分な強度があることを検証したうえで、復興計画で「千年希望の丘」と名付けた構想を実現させたい考え。井口経明(つねあき)市長は「がれき活用を特例で認めてほしい」と話す。


 まだ特例の試験段階ですが、この活動が広がることを願ってやみません。
 ニュース番組で特集された宮脇先生の紹介動画がYouTubeで閲覧できることを知りました;
 「がれきで森を再生 84歳学者の闘い 森の力で被災地を救え!

クスノキが根付きました。

2012-06-06 21:23:39 | 
 小さなクスノキを移動させ植え替えてから数ヶ月・・・まわりの雑草を処理したり時々水を与えたりしながら見守ってきた苗木に新芽を見つけました。

 やった~。

 葉が広がると、はじめは黄色。
 さらに広がると黄緑色。
 そして緑色へ育っていきます。

 君は純粋にこの庭で育ったクスノキ第一号だよ。
 たっぷり太陽の光を浴びて、たくさん水を吸って、すくすく大きくなってください。

(2012.5.19)


(2012.6.8)