巨樹に魅せられて

巨樹巡りを趣味としていますが、気がつくと神社巡り。その周辺の話題もココに書き留めています。

2017年5月多摩地方の巨樹巡り-その2

2017-06-09 11:29:26 | 巨樹・巨木
 続いて2日目の5月28日に回った場所を紹介します。

1.奥氷川神社(奥多摩町)の三本杉
 「奥氷川の三本杉」は樹高50mと東京都で一番高い木とされています。
 その三本杉の他にも、50m弱の杉/ケヤキが林立して拝殿/本殿を囲んでおり、御神木が大切にされている様子がうかがえました。








2.春日神社(奥多摩町棚沢)のシイ
 青梅線と国道の間の狭い空間に幽閉されて、満身創痍状態でした。






3.小丹波熊野神社(奥多摩町小丹波)
 鎮守の森の巨木に囲まれた拝殿。
 長屋門のような農村歌舞伎の舞台が印象的でした。







4.大背戸のカシ(青梅市)
 民家の庭の端にある巨樹。
 挨拶すると快く見せてくれました。






5.千ヶ瀬神社(青梅市)
 街中にある鎮守様。シイの巨木が2本。








6.御嶽神社(瑞穂町)のケヤキ
 お昼時に参拝しましたが、子どもたちの遊び場になっていました。
 大きなケヤキの周りで遊んだ記憶が、大人になるとよき想い出になることでしょう。








7.神明神社(瑞穂町)のケヤキ
 主幹が損なわれ、オブジェのようになったケヤキの老樹。






8.福正寺(瑞穂町)のタラヨウ
 五重塔の小ささに驚かされました。
 タラヨウの木はあまり大きくありませんが、樹齢700年とのこと。
 鐘楼の天井に描かれた飛天図がきれいでした。







9.八幡神社(東大和市)
 里山にある鎮守の森。既に役割を終えた御神木のスギの根株がありました。




10.円乗院(東大和市)のムクロジ
 手入れの行き届いた(お金のかかった)庭園が印象的。
 ムクロジの巨木は、キツツキの仲間に穴を開けられて弱り、最近枝打ちしたそうです。



11.梅岩寺(東村山市)のケヤキ/カヤ
 このようなケヤキの巨樹群が東京に残っているとは・・・驚かされました。
 カヤの巨樹も見事です。













12.熊野宮(小平市)の夫婦ケヤキ
 整然として神社というよりお寺という雰囲気。
 道路の向かい側にある宮司宅も立派すぎて「経営者」という印象がぬぐえず。
 境内には「夫婦欅」「武蔵野乃一本榎跡」があります。





2017年5月多摩地方の巨樹巡り-その1

2017-06-09 09:47:53 | 巨樹・巨木
新緑の5月は、まだ蚊に悩まされることなく、巨樹巡りには最適の季節です。
今年は東京都多摩地方へ夫婦で一泊二日旅行してきました。
まずは青梅市中心に5月27日に回った場所を紹介します。

1.浮島神社(青梅市)のケヤキ
 小さくうつっている人の大きさで、ケヤキの大きさがうかがい知れます。



2.塩船観音寺 (青梅市)
 参道の両側に杉の巨樹があり、とくに左側のそれは迫力がありました。
 薬師堂は安土桃山時代の建築だそうです。









3.春日神社(青梅市野上町)
 拝殿の両側にそびえる杉の巨樹。
 水戸黄門の助さん角さんみたい。





4.宗泉寺(青梅市)
 手入れが行き届いた庭に、カヤの巨樹が屹立。




5.師岡神社(青梅市)
 里山の傾斜面にある神社で、シイの巨樹が2本あるのですが、拝殿近くの方はスペースがなくて広角レンズでも収まりきれませんでした。








6.常願寺(青梅市)
 参道を青梅線が横切っています。
 参道に左脇には「三本杉」、境内にはシイの巨木がありました。







7.金剛寺(青梅市)
 写真の梅の木の実は赤くならないで緑色のまま落ちるそうです。これが「青梅」市の語源と言われています。




8.石神社(青梅市)
 イチョウの巨樹が御神木です。
 大きさをイメージしやすいように人を一緒に撮影しました。
 覆屋の中の本殿彫刻が見事でした。






9.海禅寺(青梅市二俣尾)
 このお寺も青梅線が参道を横切っています。
 苔むした石段は山寺の雰囲気を醸し出しています。
 境内のクスノキ2本が有名ですが、九州では注目されない程度の樹齢・幹周ですね。








10.玉堂美術館
 私の好きな画家、川合玉堂の美術館です。
 若かりし頃の精密さが、年とともに柔らかい線になっていく様子がうかがえました。
 美しい石庭がありました。
 川に面しているのですが、そこの風景も美しく、対岸の木造の宿(?)も雰囲気がありました。