野沢菜漬けの行方

車で２０分位の所にいる知人から、野沢菜漬けを大量に分けていただきました。

普段、自家用にしか作っていないお宅なんですが、気温が高く保存が効かないことと、昨年は成長がよく大量に漬けたことから、味に酸味が出る前に漬物をしていない家庭にと電話を頂き、美味しい野沢菜漬けを食べる事が出来ました。
以前は我が家でも漬けていたんですが、沢庵漬けは続けていますが野沢菜は止めてしまっています。冬でもあらゆる食材が手に入る時勢から、保存食である漬物に手間をかけなくなったせいだと思います。
信州と言えば野沢菜漬けのイメージのとおり、各家庭で自家用に漬けているので、訪問するとお茶請けに良く出していただきます。それぞれに独特なレシピで美味しいんです。

さて、このように各家庭で自家用に作った漬物、残って畑の堆肥にするくらいなら誰かに食べてもらいたいと思っている人もいるでしょうし、少量なら食べたいと思っている人もいるでしょう。なんとか良いルートでつながると「もったいない」の日本の文化も続いていくんでしょうね。