世間では総括したり納会したり、というエントリーが見受けられますが・・・・・・
結局「納会」も「〆」もできなかった人がここにひとり( ノД`)f
思えば今年は、自転車運には恵まれなかった印象が強いですね。パンクとかパンクとか雨とか雨とか。
因みに、先日『南風coffee』に行った帰りにパンクしまして、自宅まで2kmほどだったのでそのまま乗って帰ってきたハナシが隠れてまして。
因みに、奥会津にパスハンティングに行ったときは、旅程3日のうち2日を雨に降られまして、出発日に自転車だけヤマト運輸で送り返したのは、滅多にできない経験になりました。
その穴埋めというべきか、カメラ関連についてはちょっと運が回っていたようで、市の観光課主催のコンテストで商品を頂いたり、古いカメラが手元に3台も来たりして(しかもほぼ実用に耐える)、特に年末に入ってからはほぼ「クラシックカメラ漬け」でした。
そんなクラカメ部隊1番隊の『Konica KonicaⅢ』。フィルムを巻くレバーの動作から「まねき猫カメラ」と呼ばれています。レンジファインダー/レンズシャッターと言われる種類のカメラです。何かを検索しているときにたまたま引っ掛かって、気付いたら手許にありました。当初シャッターの調子が怪しかったのですが、レンズを清掃したら問題無く作動するようになりました。レンズも曇りもないミント品でした。
クラカメ部隊2番隊、『Yashica Yashika-A』。いわゆる『2眼レフカメラ』。カメラ仲間の忘年会の席で「どうぞ使ってください」と先輩から託されたもの。ファインダーを上から覗いて撮影するのですが、これが結構難しい。傾きや構図合わせするのに通常のカメラの振り方と逆(ファインダーには鏡で反射した像が写っているため)なので、とっさに動かすと被写体を見逃します。「いつ撮影しに行くの」と他のクラブ員から注目されてツラいツラい。
クラカメ部隊3番隊『ZEISS IKON TENAX(1)』。まさかドイツ製のカメラを使う日が来るとは思っていなかったし、手に入れる機会があるとも思っていなかった元祖『まねき猫カメラ』。オークションでウォッチリストに入れておいたらある日衝撃の「98%引き」で出品されていて即座に入札、程無く手許に届いたもの。「レンズに曇りあり」とのことでしたが、それ以外は全くの実用レベル。レンズの曇りも「何とか実用品レベルなんじゃない?」ということでやたら期待が高い仔猫。TENAX(1)と書いたのは、これにレンズ交換できる上位機種があり、TENAX2 という名前で販売されていました。表記はともに TENAX ですが個人的にどう書いたらいいかまだ悩んでいて、ゆくゆくは「TENAX」に統一すると思います。
で、今日はささやかな納会と称して横須賀あたりで「お写んぽ」してきた。
本体だけでは露出の見当も付かないのでバックアップクルー(露出計)が付いた。ただ、このカメラは35mmフィルムが使えるけど、撮影されるサイズは24mm×24mmという特殊なサイズ。現像できてもプリントまで漕ぎつけられるかが心配。
問題のスプールは「純正」スプールに交換した。
空撃ちしていたときはちゃんと動かなかったカウンターも、フィルムを装填したら正しくカウントしてくれるようになった。因みにこのカウンターは成人男性の親指の爪くらいの大きさで、レンズは成人男性の人差し指の爪くらいの大きさ。カメラの具体的な大きさは「両こぶしを握って口の両脇に付け、そこで手を開くとこのカメラが収まる」くらい小さい。
36枚撮りのフィルムでも、正方形フォーマットだと50枚くらい撮影できるらしい、ので「試し撃ち用」にもらった FUJI NEOPAN 400 PRESTO を装填してみた。とりあえず今日は25枚ほど撮影してきたので、年明けに残りを消化しに行こうか。
このカメラ、第二次世界大戦が終わってドイツが分裂したときに東ドイツに組み込まれ西ドイツで生産されるようになった時に商標権の問題で「TAXONA」という名前でマイナーチェンジして販売されたのですが、ファインダーが小さくなって軍艦部に埋め込まれ、猫の手も短くなって使いやすくなってます。今日使ってみてそう感じました。
このかわいい「おてて」が危険。
写真展を開くくらいのクラブなのに、写真の腕前よりもカメラのほうに転んだ「不良クラブ員」の烙印を押される日も、近いw
そういえば OM-SYSTEM のほうも24mmの広角と100mmの中望遠レンズが手に入ったんだった。
ハーフサイズなんかも焼き付け用の枠がないのでトリミング処理してもらいましたよ(^^)
とりあえずお世話になっているところでできるところまでやってみて、いざとなったらキタムラに行ってみます。
初めて手にするカメラなら粗雑な造りも許せないのですが、いくつかあるもののひとつなら、そんなカメラで撮ったものも作品に繋がるかな、と無駄遣いを企んでいます。『カメラ道楽』なんでしょうね。