楽園の泉

自転車とかカメラとかのブログ、たまにねこ。

日本(の)ランドナー化計画

2014-03-20 | 自転車
徹頭徹尾『フランスの』Randonneurだったロワゾー・ブランですが、その前に立ちはだかった分厚い「輪行」という壁の前に日本国籍の取得と相成りました。

「腹筋6パック」みたいな打ち出し模様と2本の黒線(と簡単な先端の処理)でフランス車らしさを醸し出していた泥除けを、本所工研のH1タイプ(分割機構付)に交換、既に交換済みとなっていたパナのコル・デ・ラ・ヴィ(650×38B)と合わせて、出来上がったのはこんな感じ。


この「ゆったり感」は、最近のスケルトンでは見ることが出来ないなぁ。


泥除けがシンプルなものになったので、油絵から水墨画になったみたい。輪行する都合上泥除けを外す必要があるので、リヤ側のキャリアも外すことになりました。それも影響してます。

さて(溜息)、泥除けの交換作業ですが、当初の目論みの「ポン付け」は大きく外れ、…


もともと付いていたのは650×42Bという700×23Cから見比べるとファットバイクにしかみえないフーセンタイヤで、「外周はフルサイズのロード車並みにありますよ」というアドバイスを受けた話はちょろっと書きましたが、タイヤの外周/直径が純正よりも小さくなった分、泥除けも『ハブ側に』寄せる必要が発生しました。

泥除けとタイヤを組み付けては隙間をノギスで測り取り、必要な施策を脳みそからひねり出してはホムセンに通い(この作業中「ランドナーって、なんて細かい部品点数が多いんだろう」と天を仰ぎ見て涙することしきり)、やっと作業が終了しました(というより「終わらせた」)

改善箇所


フォーククラウン下。M5のネジに使える10mmのスペーサーが無いため、ナット2個で調整。


シートステーのアーチ部、10mmのスペーサー投入。


チェーンステーのアーチ部、同じく10mmのスペーサー投入。

共に強度のかかる部分ではないので認可。


泥除けのステーは5cm(!)ほどカット

そして…


作業中のアクシデント。フロントフォークが乗せていた台から落ちた下に、なぜか泥除けがいて直撃。お陰で穴を開けるのに抵抗が無くなりました。


もういじるのが面倒になったので、このブカブカも直す気力無し。


ちゃんと測ったはずなのに、なぜか詰まり気味。


将来的にはオリジナルサイズ(42mm)のタイヤで運用する予定なので、今回は「練習だ」と思うことにした。(涙)


2 コメント

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Unknown (六浦っ子です(^^))
2014-03-20 22:10:29
日本国籍の取得、おめでとうございます。
全身写真を拝見すると、穏やかなまとまり感がありますが、細かいところは苦労してますねm(_ _)m
輪行するのに一番ネックとなるのはやっぱ泥除け(^.^) ベイスターズブルー嬢のショートガードでさえ輪行するのに気を遣いますよ。
さくらなみきさんのロワゾー ブラン! ライティングがとてもステキですが、今回テールはどうされるんですか?
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>>六浦っ子さま; (さくらなみき)
2014-03-24 18:39:10
8割がたの「こんなはずじゃなかった」から出来上がってます。

>ベイスターズブルー嬢のショートガード
…拝見しました。ちょっとカッコいいですよね。「輪行」の2文字の縛りが無ければ、もっとのびのびと出来るのにと思いながら、その縛りのお陰で、智慧を絞る楽しみ/苦しみがあるのかと。

で尾灯の件はキャリーオーバーさせました。
m(_ _)m
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