再☆シングル物語

~自分のための記録ブログなので気まぐれです~

仕事が出来る人に業務が集中?

2018年05月07日 | 日記 / つぶやき


仕事が出来る人に仕事は集まる。

仕事が早い人は仕事が増える。

そして忙しい人ほど仕事を頼まれる(なぜなら仕事が出来る人だから)

・・・・


って現象はやっぱりあるのだろうか・・・・


でもこれ、本人としてはすごく複雑じゃないかと思うのですが


私は仕事の飲み込みがとーっても遅いと思ってるのですが、
なぜか「しっかりしている」と思われるらしく、
同じ条件で入社したにもかかわらず、
おかしな部署
(いわゆる忙しかったりマルチタスクを要求されるような)部署に配属されることが多い。


大学を卒業して新卒で入社した会社は
テレビを見てれば週に1度はCMで目にするような大企業だったけど
配属されたのは その企業の中でもさらに花形の部署だった。

そしてさらにそこを仕切ってるフロアの管理部門に配属され、
さらにさらに(何回さらに言うんだ)
部長の秘書という肩書が付いていた。



すでに働いてる先輩女子たちが私に部長のスケジュールや関連会社の社長の動向を聞いてくるのだった

お菓子を食べながら「今日もだるいわー」なんて給湯室で話をしてる同期入社の友人たちを横目に、

オッサン いや、上司たちの飛行機の手配、新幹線予約、
宿泊先ホテルの予約、出張旅費の清算、(オッサン上司は自分でしない)

会議室の準備、お茶出し(毎日30杯は出していた)、議事録を打ち、
毎日ドサっと届く雑誌などを支社に発送・・・・・
電話応対はもちろんのこと、
幕張なんかでイベントがあると制服を着て駆り出されたこともあった。

管理部門の女性先輩(6人くらいいた)から、
「私は同期のお手本にならないと駄目だよ。この部門は管理部門だからね」
みたいなことを言われ、同期と「あ~ダルい」「今日やる気ない」なんて言い合いも出来ない。
優等生を強いられた。


私はすっかり食欲は失せ、週末は気分が重くて友人と会うことが出来ず、
今思えば「きっとあれは鬱になってたんだろうな」と思う。

毎日毎日朝が辛くて会社に行くのが辛かった。

友人に、
「学生の頃に見てた電車から見えるキラキラした景色が
 朝の通勤電車では灰色に見える」
と言ったら
「詩人だねぇ~」なんて感心されたこともあったが本人は深刻だった