男はだまってお茶。
緑茶が出てくるお店は大好きだ。
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押ッス 天丼800円 旨し!
十日町駅前「志天」
学生の頃東京のとんかつ屋さんでアルバイト。
白の三角布に白い服、白の前掛けをきっちり結んで立っているのが基本スタイル。
とんかつを揚げる音しかしない店内でただじっとカツの揚がるタイミングを見てトン汁を温める。
お代わりのキャベツをよそいに廻り最後のお茶は新しい茶葉で入れ替える。
そんなバイトは緊張したがとても人の好いご夫婦によくしてもらった。
終わりに頂く串カツ定食の美味しいこと。。。
しかしエネルギーを効率よく備蓄するワタシの体は正直だった。
2年目も近い頃自然とぽっちゃりしてきて危険を感じたのである。
ワタシはある日勇気を出して辞めることを決意した。
勉強が大変でなんてところから小出しに伝え罪悪感を紛らわそうとした自分が情けない。
辞めないで欲しいと連日お土産まで渡されて、、、若かっただけに容姿にも十分感心があったのだ。
そしてお別れ、、、後ろも振り向かずひたすらチャリンコをこいで寮に帰った国分寺。
それから数日後、苦学生は新しいバイト先にデニーズを選択。
こりゃ若い、若いことこの上ない、問題ない、間違いないぐらいの調子で乗り込んだが、、、。
「いらっしゃいませ~」と丈の短いユニフォームで張り切っていると「ちょっときて」とマネージャーのお声。
どうやらワタシの「いらっしゃいませ」にはこぶしが利いていたらしい。
恥ずかしい反面、体にしみ込んだ職人さんのお店の心意気を思い出し、
おじさんおばさんに申し訳ない気持ちがこみ上げてきたのを今でも忘れない。
こんなお店にくると思い出しちゃうよ。
おじさんおばさん元気かな~。