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ニュースでは全てを見せない高速道路の炎上と崩壊の記録映像集

2007年04月30日 21時54分12秒 | 今日の真相画像



 現地時間2007年4月29日、午前3時45分、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ-オークランド・ベイブリッジの近くで、高速道路が炎上し崩壊する事故が発生した。
 鉄とコンクリートの塊である高速道路が、飴やプラモデルのように曲がりくねった。
 タンクローリーの横転事故が、橋脚2ブロックの崩壊と復旧に数ヶ月を必要とする前代未聞の事態を引き起こした。
 当サイトでは、取材原稿に相当する報道映像を入手した。
 多くのマスコミは、衝撃的な場面で編集した数十秒や数分の映像しか見せない。
 このビデオは、事故当時の炎上、翌朝の取材ヘリコプターからの崩壊現場一周映像、立ち入り禁止区域最前線の地上からの映像をほぼ未編集の状態でほぼ17分間の記録である。
 1本目の炎上崩壊は、事故後30分以上を経過してからなので既に橋げたが落下しているけれども、それでもなおタンクローリーのガソリンの強烈な爆発を捕らえている。当夜の現地では、3台のカメラ映像をつなぎ合わせている。
 2本目と3本目は、1台のカメラでノーカットである。

 私たちが目にするニュース映像は、このような複数のカメラの映像の細切れの作為的つなぎあわせだ。

 ここに、報道映像に対する信頼性欠如が生じるのである。

 最初は私も、衝撃的な映像を探していたけれど、なぜか釈然としなかった。
 それで、ひょっとしたら生の映像があるかもしれないと探してみたわけだ。

 で、出会ったのがこれらの映像であった。

 英語の得意なアメリカ人のアナウンサーやレポーターのおしゃべりや雑音も無く無音の映像データであった。

 そのままお届けするにはとてつもなく気が引けたので、バッハの「フルートとチェンバロのソナタ」をBGMとして採用し、ほんの少しの字幕をお義理で付加して、2本目と3本目の映像データをBGMに合わせて気持ち引き伸ばしてのが、このビデオである。



高速道が崩落=タンクローリーの炎上で-米加州
4月30日12時1分配信 時事通信


 【オークランド(米カリフォルニア州)29日時事】米オークランドで29日、高速道路の立体交差部分を走行していたタンクローリーがカーブで横転、炎上し、炎の高熱で高架道路の一部が溶けて崩落した。
 このトラックにはガソリン2000リットル以上が満載されていた。運転手は爆発前に脱出し、やけどを負ったが、命に別条はないもよう。事故発生が日曜日の未明だったため交通量が少なく、巻き添え事故は発生しなかった。
 現場に隣接する下水処理場の職員は地元ラジオに、「コンクリートと金属(でできた高速道)がプラスチックのように溶けた」と崩落の様子を語った。
 事故現場はサンフランシスコから湾岸横断のベイブリッジを渡り終えた付近で、大都市オークランドやバークリーに向けて高速道路が分岐する交通の要衝。復旧には数週間以上かかる見通しで、週明け後の通勤時には大渋滞が予想される。 

最終更新:4月30日12時1分


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