アメリカ大統領の住まい、即ちホワイトハウスに出入りできる報道機関の『スクープ』によると、パリにおける聖火リレーの妨害を行ったのが、中国当局に雇われた日給バイトという証拠つきの写真が存在していた。
このパリの聖火リレー妨害者の一人が、中国国旗を背ににこやかにピースサインで記念写真を撮った後に、徒党を組んでパリを観光し途中からチベット国旗を羽織っている。
付き従っているのは、中国国旗を持った一団である。
おまけに、妨害行為そのものをさえカメラに収めている。
このようなスクープ写真を撮ることができたのは、本当に偶然なのだろうか?
この報道機関は、中国当局に毅然と立ち向かっている『良心』的なところのようだが、あまりにも整いすぎたこの一連のスクープ写真に出来すぎという印象が強いのは、私だけなのだろうか?
車椅子の聖火リレーランナーを狙い撃ちするとは、あまりにも稚拙で卑劣極まりない。
チベット民族の虐待を訴える手段としても、逆効果を強めただけではないのだろうか?
このパリでの聖火リレー妨害で、中国で反フランス騒動が勃発したのだが、その前のイギリスの聖火リレー妨害に対してこのような事態は起こっていない。聖火の火も途中で消されてもいない。イギリス首相の鼻の下が地面に届いているにやけた写真よりも、車椅子の聖火リレーランナーを攻撃した写真が邀撃を与えるのは確かだ。
このパリと中国での騒動の点を線でつないで見ると、ダライ・ラマ14世を擁護するフランスを狙い撃ちする作戦となる。国境なき記者団とか何とか言う集団の本拠もパリだ。聖火の最初の火を消そうとしたのもこの集団だ。うがった考え方をするならば、今回の聖火妨害運動の主役は、この国境なき何とかんんかとの集団と中国当局の強力な連係プレーではないのだろうか?そうではないと思いたいけれど・・・
どっちにしても困るのは、フランス政府だけだ。敵の敵は味方。味方の味方は敵。この論法から、チベットの味方のはずの国境なき何とかかんとかの集団は、チベットの敵?
ただ、スクープ写真はこの集団のものではない。おそらく中国当局の内通者の情報によるものだろう。そう考えるならば、場所といい、時間といい、『スクープ』出来ても不思議ではない。
そして、明日、26日。
中国の仕掛けが、長野で炸裂することはないだろうな?
中国当局の狙いが、聖火リレーの無事な完了ではなくパリ以上の騒動を引き起こすことにあると考えてしまう私は、被害妄想かもしれないか?
けれども、ヒットラーの道を模倣しているのが今の中国当局といって過言ではあるまい。歴史は繰り返される。チベットのアウシュビッツは、ラサ近郊にあった。次回の中国の真相画像は、これにほぼ決定。
株データの大幅な欠落判明で、被害妄想を膨らますことが出来たけれど、なんか釈然としないスクープとの出会いでした。長野から聖火が遠ざかった頃を記念して、チベットのアウシュビッツの実態を暴露できるかもしれません。