横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

都市デザイン横浜展へ行きました

2022年03月24日 | 街づくり

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の野上です。

現在開催中の「都市デザイン横浜展」へ行きました。
場所は、BankART KAIKOで、市庁舎の近くです。
横浜市の都市デザインに関する展示で、かねてより市庁舎でも一部分だけ展示されており、気になっていました。


↑展示場入口

横浜市の区ごとの都市デザインの特徴をコーナーで分けての展示をはじめ、動画や模型で紹介していて、とても分かりやすくて親しみやすい展示でした。

街のグランドデザインからディテールに至るまでが載っており、普段何気なく歩いていた場所が、歴史と都市デザインを経た場所だと新たに認識できて、街歩きが楽しくなります。
例えば、日本大通り。

とても幅員が広いのは外国人居留地との防火帯としての役割を担っていたためです(グランドデザイン)。
道路両端に植わっているのは火に強いイチョウの木です。
イチョウの木や花壇が整備されており、歴史的な建物が並ぶ景観とマッチしている素敵な通りです。
お昼休みはお弁当を開いている人が多いです。


↑日本大通りの舗装

↑画像上部:普通のアスファルト 画像下部:日本大通りのアスファルト

日本大通りの舗装はイチョウの実の汚れが目立たぬように、色彩の調整がされています。
アスファルトに黄色が見えますね。

 

このように、横浜に暮らしていても知らない街の工夫を教えてくれる展示でした。
他にもたくさん紹介されていましたし、普段いかない街や参考にした街などの特徴を学べて、行きたい場所が増えてしまいました。

春のお散歩の予習(?)に良いのではないでしょうか。展示は3月29日までなのでぜひ!

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横浜の建築設計事務所 【コア建築設計工房】
https://www.arc-core.co.jp/
〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町6-69 馬車道STビル5階 
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TOTOトイレセミナー

2020年09月28日 | セミナー・講習会

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の田中です。

2020年9月9日にTOTO様主催のトイレに関する講習会がありました。
現在、私は某小学校のトイレ改修設計業務に携わっており、設備的な知識を身につけて設計業務に活用できるようなるため受講してまいりました。

当日は基礎知識を学ぶ座学から実機説明による体験、ショールームの見学まで行っていただきました。
TOTO様、この度は大変お世話になりました。


▲ロータンクとフラッシュバルブのいいところを組み合わせたフラッシュタンク洋便器


▲和洋リモデル工法
既存和便器の上部のみを撤去し、その上に新規の洋便器に改修する工法


▲和洋リモデル工法の模型その1
写真の様に和便器上部のみ特殊な機械でカットするようです。


▲和洋リモデル工法の模型その2
新設した洋便器。向きを自由に変えられるとのこと。


▲ショールームにあったキッチンの一つ
詳しくはお伝えできないですが、TOTOの細かい所までこだわったキッチンとのことです。


▲ショールームにあったユニットバスの一つ
床が特殊な材質で、素足で乗ると非常に柔らかく気持ちがいいのが特徴的でした。


▲ショールームにあったトイレの一つ
壁掛けの洋便器でスタイリッシュな意匠でした。


弊社では保育園の設計の他に、公共建築物の設計業務も行ってます。
様々なビルディングタイプの建築物を満足に設計できるように、このようなセミナーを積極的に受講し、実際の設計に反映できるよう精進致します。




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加茂水族館 〜山形県鶴岡市〜

2020年03月03日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

お正月帰省ネタ第二弾です。
ギネス世界記録にも認定されたクラゲ展示種数世界一を誇る加茂水族館に行ってきました。
関東でもテレビ等でたびたび紹介されるこの水族館は帰省シーズンになると大変混むのでなかなか入館する機会に恵まれませんでした。
今年のこの日は雪がちらつき、日本海からの暴風もあったせいか空いていたので入ることができました。


▲ 外観の緩やかな曲線は波間に漂うクラゲのイメージ


▲ 加茂水族館の模型。
平面形状はひし形。真ん中にはアシカやアザラシのショーステージがあります。


▲ 地元庄内地方に生息する淡水魚の展示スペース


▲ クラゲを展示する大きな水槽。
緩やかに漂うクラゲがライトアップされていてとても幻想的。

中の展示室は緩やかなスロープでつながっていました。
屋上もスロープ状の広場になっており、徐々に上っていくと、目の前の日本海を見渡すことができます。


▲ スロープ状の屋上庭園


▲ 屋上庭園からの眺め

シンプルで比較的コンパクトな建物ではありますが、外の形状も、中の動線もクラゲのように「緩やか」な印象でした。
展示の内容も素晴らしく、なかなか見ることができないクラゲの展示もたくさんありました。
とても癒される空間でした。

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研修旅行2019 ~神勝寺 禅と庭のミュージアム 松堂、洸庭 @広島県福山市~

2019年12月09日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

本日も先日研修旅行で訪れた、神勝寺境内にある、洸庭と松庵をご紹介させていただきます。
総門から境内へ入ると左手に三角形の帽子をかぶったような建物「松堂」(寺務所+展示スペース)が見えて来ます。
設計は藤森照信氏。屋根は手曲げ銅板で葺き、外壁は土壁塗、内壁は漆喰塗りになっています。


▲屋根のてっぺんにはアカマツが植えられています。


▲外廊下部分、土壁塗り


▲内部は構造材表しの漆喰塗り


▲展示スペースには松堂の模型が展示されています


▲こちらは洸庭の模型


▲ベントキャップにも土壁が塗られています

洸庭は、彫刻家の名和晃平(なわこうへい)氏が率いるクリエイティブ・プラットフォーム「SANDWICH」が企画、設計。
地面には錆石が敷き詰められていて、その上に舟型の巨大パビリオンが建っています。「この寺が造船にゆかりのあることから、舟をイメージして作られたそうです」
外部の仕上はサワラ材の板張り。柿(こけら)葺き、内部は多意匠装飾仕上塗やリシンの掻き落し等になっています。


▲この橋を渡って洸庭に向かいます。


▲ちょうど紅葉の時期でした


▲サワラの杮葺き、想像を絶する作業がうかがえます


▲柱は鉄骨の柱にリシン掻き落し仕上げ

洸庭については現実離れした世界観を感じました。内部のアート体験については、訪れて体験してみてください。



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神奈川県庁(本庁舎)の見学

2019年11月18日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

10月21日に書いたブログ(「神奈川県庁」国の重要文化財に!)の続編です。

神奈川県庁の見学日には屋上にも上がることができます。
屋上に上がると、建築当時(昭和三年)に軒先の装飾用として施されている焼き物の一部が展示されています。


▲ 昭和38年に取外し、復元したものが展示されています。

現在本庁舎の向かい側に、分庁舎を建て替え建築中です。


▲ 屋上から見た建築中の分庁舎の様子


▲ 本庁舎の玄関に展示されている分庁舎の模型

本庁舎内部のいくつかの部屋が見学できました。

特に豪華だったのは「正庁」と呼ばれる大切な儀式などに使用されていた大広間です。


▲ 壁面はコルク吹付仕上

木の床には寄せ木細工が施されているのですが、バックヤードの部屋も大広間と同じ仕様になっていました。
とっても贅沢なバックヤード空間です。


▲ 寄せ木細工の床

現在も絶賛使用中の知事室を見学する事もできました。


▲ 知事室入口から見ることができます。

県庁見学は小学校の社会科見学以来でしたが、当時と見る視点も変わり楽しめました。


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みなみすがお保育園 キッズデザイン賞受賞しました

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カシヤマ ダイカンヤマ

2019年06月10日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

先日、久しぶりに代官山の方に散歩しに行ってきました。
代官山駅からしばらく歩くとおもしろそうな建物が新しくできていました。


▲ カシヤマ ダイカンヤマ(https://www.kashiyamadaikanyama.com/

この建物はオンワードホールディングスが手掛けた商業施設です。
色々な大きさのハコがちょっとずつずらして重なり合った形状の建物です。
この建物の監修は、デザインオフィスnendoと空間デザインオフィスonndoによるものです。

建物の中に入ってみると、1階入り口ではこの建物の模型がお出迎えしてくれました。


▲ カシヤマ ダイカンヤマの形状がよくわかる模型


▲ 建物内部の構成

外壁は天然木(ホワイトアッシュ)を熱処理したパネル材で仕上がっています。
近くを通るとほんのり木の香りがします。


▲ 外壁に貼られている天然木パネル材

この建物は外からも中からも上階に上がっていくことができるのですが、外の段々になっているデッキの庭を通りながらも各階の店舗に入っていけるのも面白いです。
外の各階のテラスは植栽も植えられていて代官山の街を一望できてとても気持ちのよい空間でした。

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神奈川県内某保育園 竣工!

2019年05月16日 | 竣工!

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

昨日、予定通り神奈川県内某保育園(みなみすがお保育園)が竣工いたしました。
2年前に施主様より「マルシェ」をテーマにした保育園を作りたい!とご要望をいただきまして、是非ともやってみたいと心をときめかせたことを思い出します。
地域の方や未就園児のご父兄との交流イベントができる中庭やカフェスペース、園庭に向かってフルオープンで開放できるランチルーム、勾配屋根を活かして天井高を確保した3,4,5歳児室、スキップフロアのような高低差が楽しめる一時保育室、中庭を見下ろせる絵本コーナー、遠景の街並みを眺められるバルコニー、クローバーが生い茂る園庭、子供だけでなく大人も心地よいと感じられる空間を目指しました。


▲地域に根ざした保育園にしたいという思いを周辺の家並みから連続するフォルムである切妻屋根で表現しました(撮影:GEN INOUE)


▲こどもたちを迎え入れるアプローチはゆったりとした庇下で慌ただしい雨の日でも落ち着いて送り迎えができます
上部は遠景を臨むバルコニー(撮影:GEN INOUE)


▲アプローチからルーバー越しに中庭を臨む(撮影:GEN INOUE)


▲エントランスを兼ねた中庭では地域の方との交流イベントを予定しています(撮影:GEN INOUE)


▲ポーチ横には足洗い場と傘・合羽かけ、外部の水回りにはモザイク天然石を使用


▲玄関・受付カウンター、黒い壁は磁石もつく黒板塗装でお知らせを掲示できます


▲ランチルームからカフェスペースと中庭を臨む
一部天井高を上げて2階から見下ろせる小窓を設けました(撮影:ネクスメディア)


▲ランチルームから厨房を臨む(撮影:GEN INOUE)
子供たちから調理している様子がよく見えるように厨房の床を下げています
右手はフルオープンサッシにて園庭につながります


▲カフェスペースから園庭を望む(撮影:柏木電気)


▲思わず声を出して数えながら登りたくなる階段


▲一部床を下げてくつろぎながら中庭を見下ろせる絵本コーナー


▲3,4,5歳児室ではお遊戯発表会をするときは広く使い、普段は可動家具とロールスクリーンで仕切ることもできます(撮影:GEN INOUE)


▲一部床を高くして高低差が楽しい一時保育室(撮影:柏木電気)


▲旧園舎で子供たちのお気に入りスポットだった遠景を眺められるバルコニーを新園舎でも引き継ぎました


▲プール置き場を備えた屋上プールスペース


▲バルコニーから中庭を見下ろす(撮影:山王建設)


▲スタディ模型


▲敷地上空よりドローンにて撮影、園庭にはクローバー種子を吹付(撮影:GEN INOUE)

今回はデザイナー、ネクスメディアさんとの共同によるお仕事でした。
プレゼンテーション、コンセプトメイク、デッサン、カラーコーディネート、あふれ出るアイディアをいかにコストコントロールしながらの建築的な提案が試された気がします。
保育園を数多く設計していると自然と安全性に過敏に反応してブレーキを踏んだ設計になりがちでした。
今回のお仕事を通じて、より一層施主の考え方に耳を傾けて保育の本質に踏み込んだ提案が心を動かすものだと刺激をいただきました。
施工にあたっては、山王建設さんが実に細やかな配慮で施工的なアイディアをたくさんいただきました。
着手する前にあらゆる問題を想定した質問にはとても頭が下がります。
施主である社会福祉法人さとりさんには、思いの詰まったプロジェクトをご依頼いただけたことに感謝いたします。
設計事務所として成長させていただけたお仕事になりました。
6/1の開園時に、こどもたちが喜んでくれることを期待いたします。

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川崎市某保育園 模型製作

2019年05月09日 | 模型・プレゼンテーション

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

今月竣工予定の川崎市某保育園新築工事、施主様にお渡しする模型を製作しています。
基本的には図面からいらない情報を省いたものを印刷、スチレンボードに貼り付け、カットして組み立てていきます。
入り組んでいる所や複雑な部分は設計者に確認したり、新たに図面を書いたりして対応します。
今回は竣工間近ということで現場見学も行ったため、模型のイメージも掴みやすかったです。


▲川崎市某保育園


▲川崎市某保育園 模型


▲築山 ボール紙を積層して作りました。

こちらはいわゆる「白模型」で1/200スケールの物ですが、もう少し大きいスケールで作りこむような物もやってみたいですね。

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ル・コルビュジエ展に行ってきました

2019年04月18日 | 展覧会・アート・本

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

先日のblog(ル・コルビュジエ展)で取り上げました展覧会に行ってきました。


▲国立西洋美術館「ル・コルビュジエ展」看板

展覧会が始まったのは2月でしたが、4月半ばとなっても結構混んでいました。
内容としては、コルビュジエを中心にピュリスムやキュビズムの絵画、彫刻等が集められていました。
もちろん図面や家具、模型も展示されておりました。
写真や図面だけでなく、模型で見ることでコルビュジエ作品の美しさをダイレクトに感じることができたかと思います。
また、コルビュジエの描いた静物デッサン(原画?)やキュビズム絵画も多数展示されており、芸術的志向の変化も感じることが出来ました。


▲国立西洋美術館 19世紀ホール

館内は基本的に撮影禁止なのですが、こちらの19世紀ホールは撮影OKでした。
今回初めて西洋美術館の中に入りました。ホールの天窓、2階に上がるスロープ、2階通路の階段等、洗練されたデザインでとても居心地がよく、美術品とのバランスが絶妙な空間と感じました。
また別の展示会の機会に訪れてみたいと思います。


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移動する建築

2019年02月27日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

横浜大さん橋には度々大型客船が入港しています。
初入港の船が来ると、たまに見に行ったりすることもあるのですが、そのたびにこんな船でのんびり海外旅行にでも行ってみたいな~と思ったりしています。

以前、国内フェリーの「らべんだあ」が新造船された時に横浜大さん橋でお披露目会があり、船内を見学したことがあります。


▲ らべんだあの模型

中は立派なホテルのようで中に入ると船に乗っていることを忘れてしまうほど。


▲ エントランス上部の吹抜け

客室は小さなベッドルームからスイートルームまで様々なタイプがありました。



▲ スイートルーム


▲ 窓越しに見る大さん橋とみなとみらいの景色


▲ 露天風呂も!!

国内のフェリーでもこんなに立派なのに、大型客船は内部がどんなに広くて豪華なのか。。。
一度乗ってみたいです。

東京2020オリンピックでは横浜港にホテルシップが停泊することになっています。
「サンプリンセス」という大型客船が港の上でホテルに変わります。
この時期は色々な客船が入港するようなので、オリンピック開催中は横浜港も盛り上がりそうです!


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子どものための建築と空間展

2019年01月30日 | 展覧会・アート・本

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

パナソニック 汐留ミュージアムで開催されている『子どものための建築と空間展』に行ってきました。

明治時代→現代の子どもの教育施設の変遷がわかりやすく写真パネルや模型、当時使用されていた教材等が展示されていました。


▲ 自由学園明日館 中央棟食堂 <設計:フランク・ロイド・ライト、遠藤新>

最初は最低限のみんなが集える部屋(教室)の集合だったのが、徐々にオープンな教室の作り方になったり、形状も時代によって様々。
地域によってもその土地ならではの校舎のつくり方がなされています。

学校の教育方針から設計されるものや、建物のつくりによって生まれる教育の仕方等、校舎や園舎等をつくるアプローチのしかたも様々です。

また、教育施設だけではなく公園のあり方、遊具についても時代と共に変わっていく様子を見ることができました。


▲ 今でもたまに見かける「タコすべり台」彫刻家発案のデザイン

公園の遊具はひと昔前の方がバラエティーに富んでいて、自分が子どもの頃楽しんでいた遊具がどんどん消えているように思います。今、子どもを連れて公園に行くと、どこの公園(小さめの公園)にも同じ種類の遊具しか無くてちょっと寂しいような気がします。

安全性はとても重要な要素ではありますが、子どもも大人もわくわくするような、面白くて色々なデザインの遊具がまた公園に増えていくと良いなと思います。



▲ 箱根彫刻の森美術館 ネットの森<設計:手塚貴晴+手塚由比(手塚建築研究所) ネット作品:堀内紀子> 

ちょっと離れたところに行けばこんな遊具にも出会えます。
今度子どもを連れて遊びにいってみたいと思います!


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建築模型の製作

2018年12月10日 | 模型・プレゼンテーション

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

設計を進めていく中で、建築模型を作る工程があります。


▲某保育園 打合せ用模型(1/200)

施主様や業者との打合せの際、図面だけでなく立体としてご提示することでイメージの共有を図ります。
こちらの模型はスチレンボードという素材を使って製作していますが、建築模型の作り方や表現方法は様々で、
多種多様な素材が使われます。

以前天王洲アイルにある建築倉庫というミュージアムに行ったことがあるのですが、こちらは建築模型専門のミュージアムで、
有名な建築の模型も多数展示してあり、精巧さや硬質感を表現している物から荒々しい物まで、ひとつひとつまじまじと見てしまいます。

最近では3D CGやVRで建物のイメージを共有することができますが、「物理的に存在している」ということが模型の意義なのかなあと思います。


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1番を目指して

2018年10月16日 | 展覧会・アート・本


おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の長谷川です。

現在、神奈川県立近代美術館・葉山館で行われている「アルヴァ・アアルト展 もう一つの自然」を
鑑賞してきました。
展示会では数多くの原図と模型、実際の建物で使用された取手やタイル、彼がデザインした照明、テ
ーブル、椅子、花器、衝立等が展示されていました。

フィンランドの代表建築家と言われるに相応しい作品の数々ですが、代表つまり1番になるために、
その優れたデザイン性の前にある戦略があったそうです。それは名前です。彼の本名はヒューゴ・
アルヴァ・ヘンリック・アアルト。頭文字はH・Aになるわけですが、名簿で調べた時に1番最初に
くるA・A表記になるようにアルヴァ・アアルトとしたそうです。1番を目指す強い意志を感じます。


▲企画展覧とは別室に特設コーナー「アアルト ルーム」があり、代表的な家具が体感できる様に
 なっています。 これはフィンランド家具ブランド・アルテックの『STOOL60』


▲「アアルト ルーム」内の展示  手前にアルテック『ARMCHAIR400』 奥にはアアルトの写真
  ARMCHAIR は曲で全体を支えているので、背もたれに深く座ったとき気持ちよくしなり、リラッ
  クスできます。

「アルヴァ・アアルト展 もう一つの自然」
  神奈川県立近代美術館 葉山館にて 
2018年11月25日日曜までです。

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東武ワールドスクエアに行ってきました

2018年05月30日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

週末に東武ワールドスクエアに行ってきました。
全て1/25スケールで、世界の建築の模型が展示されています。
期待以上にとても良かったです。

(現代日本ゾーン)

▲スカイツリー(2012日建設計) 1/25でも高さ25mあります


▲東京タワー(1958内藤多仲、日建設計)


▲東京駅(1914辰野金吾)


▲迎賓館(1909片山東熊)


▲帝国ホテル(1923-68フランク・ロイド・ライト)


▲代々木競技場(1964丹下健三)

(アメリカゾーン)

▲自由の女神(1886)
ワールドトレードセンター(1973-2001ミノル・ヤマサキ)
エンパイアステートビル(1931シュリーブ・ラム・アンド・ハーモン)
クライスラービル(1930ウィリアム・バン・アレン)



▲ハーレム

(エジプトゾーン)

▲スフィンクス、ピラミッド(B.C.2560頃)

(ヨーロッパゾーン)

▲パルテノン神殿(B.C.438、ギリシャ)


▲コロッセオ(A.D.80、イタリア)


▲サン・ピエトロ大聖堂(1626ミケランジェロ他、バチカン)


▲ヴェルサイユ宮殿(1668ル・ヴォー、フランス


▲バッキンガム宮殿(1703ジョン・ナッシュ他、イギリス)


▲ビッグベン(1859オーガスタス・ウェルビー・ノースモア・ピュージン、イギリス


▲アルハンブラ宮殿(9世紀頃、スペイン)


▲サグラダファミリア(1882~アントニ・ガウディ、スペイン)


▲凱旋門(1836ジャン・フランソワ・テレーズ・シャルグラン、フランス


▲エッフェル塔(1889ギュスターヴ・エッフェル、フランス

(アジアゾーン)

▲アンコールワット(12世紀、カンボジア)


▲タージマハル(1653、インド)


▲万里の長城(中国)


▲台北101(2004李祖原、台湾

(日本ゾーン)

▲法隆寺(607)


▲薬師寺(680)


▲東大寺大仏殿(758-1181、1190再建-1567、1709再々建)


▲清水寺(778)


▲平等院鳳凰堂(998)


▲厳島神社(593、1243)


▲桂離宮(1615)


▲金閣(1397)、銀閣(1490)


▲熊本城(1601)


▲姫路城(1346)


▲道後温泉本館(1894)


▲旧グラバー邸(1863)


▲農村の風景

ここにあげたものだけでも全体の1/3程度です。


▲修復作業中



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建物からの2018年カレンダー

2018年01月27日 | 展覧会・アート・本

おはようございます。
神奈川県横浜市の建築設計事務所 株式会社コア建築工房の長谷川です。
寒いです!
今週は二十四節気・大寒らしく、肌にふれる外気が痛いほどです。

22日月曜にはここ横浜でも雪が積もりました。

▲22日月曜15時頃の会社前

話は昨年2017年のことなんですが、10月に美術鑑賞で上野にある東京都美術館に、
11月にはバレエ鑑賞で同じく上野にある東京文化会館に行きました。
両建物とも前川國男さん設計です。  心にじわっとくる温かみのある雰囲気が
印象で、私の中にその記憶が刻まれたんでしょう。
年末になって色々な業者様がご挨拶とともに翌年のカレンダーを下さいます。多種
多様のカレンダーが事務所にあふれかえるでんすが、その中に前川國男さんのスケッ
チがデザインになったカレンダーが目に飛び込んできました。
只今、私の家ではこのスケッチが飾られています。


▲東京文化会館 大ホール内


▲大ホールのホワイエにあった東京文化会館の断面模型


▲カレンダーでは東京文化会館のスケッチは4月でした。


 横浜の設計事務所
【コア建築設計工房】
https://www.arc-core.co.jp/

 

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