横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

2023「かながわ建築祭」タウンアーキテクト展

2023年03月10日 | セミナー・講習会

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

本日、2023年3月10日より12日まで開催される、
「かながわ建築祭」タウンアーキテクト展に、弊社も出展いたします。

日 時: 2023年3月10日(金)~3月12日(日)10:00~16:00
会 場: 鎌倉芸術館(JR 大船駅から徒歩10 分)

「神奈川県7大学1専門学校 卒業設計コンクール」も同時開催されています。
ぜひとも、お立ち寄りください。


▲「かながわ建築祭」タウンアーキテクト展

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〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町6-69 馬車道STビル5階 
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岡山の涼しげな建築・流店

2022年08月25日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の野上です。

お盆に岡山に戻り、日照りの厳しい日でしたが、出かけておりました。


岡山の観光地の一つに後楽園という庭園があります。


日本三大名園に数えられる後楽園ですが、そこへ至るまでの道のりも素敵です。
岡山駅から路面電車に乗り、旭川へ開けた広場では後楽園と岡山城を見ることができます。


↑駅前直進してすぐ


↑左:後楽園 中央:旭川 右:岡山城


↑後楽園内


後楽園は広大な芝に水路が通る庭園で、視界が開かれて晴れ晴れとした気分になります。
ただ単に水平に広がるだけでなく、築山や小島、蓮池、梅林、田畑があり歩く度に景色が変わる回遊動線で飽きません。

そのように歩いて楽しむ後楽園に、素敵な休憩処があります。
築山を越えた飛石の先の「流店」という建物です。

 
↑外観、内観

 

道に敷かれた飛石が水路を渡るための飛石となり、建物を支える束石になっています。

 
↑飛石、束石

凛とした佇まいは軽やかに開かれており、人々が腰を下ろして涼んでいました。
間を水路が通り、涼やかです。

学生の時に読んだライト・落水荘の解説に挙げられた水辺の建築に、安芸の宮島、金閣寺、貴船の川床、岡山後楽園の流店が並べられ誇らしかった思い出があります。

田んぼに水を引く旭川の豊かさを活かした庭園に、岡山もいい所だったと思いを馳せたお盆でした。

 

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プラスチックの現状

2021年08月02日 | 環境問題

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

 こどものころ(1980年代)、石油はあと30年で枯渇すると学校で教わりましたが、今現在でもまだあと50年は採掘可能であるとか、シェールガスがアメリカで量産されたり、メタンハイドレートが日本近海に埋蔵している(海洋エネルギー資源開発促進日本海連合HPより)とかで、技術開発は必須ですがしばらく化石燃料は枯渇することはないように思います。
そんな中、地球温暖化対策、CO2抑制、脱炭素の風が吹き、カーボンニュートラルではない石油関連からの脱却の流れは今や社会常識になっています。
建築でも大量に利用している石油由来の素材「プラスチック」の現状についてまとめました。

 プラスチックは原油の中から作られるものの極一部(原油全体の3%)です。
原油からは、LPガス、ナフサ、ガソリン、灯油、ジェット燃料、軽油、重油、アスファルトなどが取り出されます。
この内のナフサから、プラスチック製品、ゴム製品、繊維、塗料などが作られています。

▲原油からプラスチック製品ができるまで(日本プラスチック工業連盟HPより


 19世紀後半、アメリカで原油が採掘可能になった当初は照明用の灯油として使い、それまでの鯨油を駆逐していきました。
自動車の普及に伴いガソリンの需要が生まれ、発電や大型船舶の燃料として重油が使われてきました。
ナフサも化学製品、プラスチック原料として使われるようになり、原油を余すことなく使われました。
なので、プラスチックだけを減らしても無駄で、ガソリンも灯油も軽油も重油も全てを減らさなければ意味がないものだと思っていました。
しかし、調べてみると、国内のナフサだけでは化学製品の需要を賄えず、ナフサ単体でも必要量の6割を輸入をしています。
さらにプラスチック原料の樹脂も輸入をしています。
輸入量を減らすためにもプラスチックの減量に一定の意義があることが分かりました。


▲プラスチックの生産、リサイクル、廃棄の流れ(産業環境管理協会資源リサイクル促進センターHPより


 プラゴミは、マテリアルリサイクル(約23%)、ケミカルリサイクル(約4%)、サーマルリサイクル(約58%)の方法でリサイクルされ、一部は焼却・埋立処分(14%)されています。
マテリアルリサイクルは、ペットボトルから作業着を作ったり、発泡スチロールから文房具や日用品を作ったりしています。
きれいに洗って分別しないと再利用ができません。
ケミカルリサイクルは、化学的に分解して、コークス化、製鉄所で使う還元剤、ガス化、油化して、再利用しています。
多少の異物が混入していても再利用が可能です。
サーマルリサイクルは、焼却する時に発生する熱を利用したり、その熱で発電したりしています。
高い発熱量をもつプラスチックをエネルギー源としています。
CO2排出という観点からすると、サーマルリサイクルがそもそもOKなのか疑問もありますが、
無理にマテリアルリサイクルやケミカルリサイクルなどせずに焼却して熱回収する方が合理的に思います。
不法に海洋投棄などされてしまうよりかは確実に回収して焼却してしまった方が良いようにも思います。


 プラスチック削減を目指すのであれば、プラスチック製容器包装(使い捨てプラ)を全廃するなどの大ナタを振るわなければ何も変わらないと思われます。

▲一般廃棄物の中でのプラスチックゴミの割合(容積比)(環境省HPより

プラスチックの利便性に漬かっている現状では現実的には全廃は難しいですが、「バイオプラスチック」へ置き換えることで実現できそうです。
植物由来の原料で作られているプラスチック(バイオマスプラスチック、緑色エリア)と、土壌中などで分解されるプラスチック(生分解性プラスチック、青色エリア)があります。
できれば右上のエリア(植物由来かつ生分解性のプラスチック)へ移行し、更には海洋生分解性プラスチックに期待したいです。

▲バイオプラスチックのマトリックス(国際環境経済研究所HPより

 先日、小2の息子がふざけて「ちくわ」をストローにして牛乳を飲んでいました。
食べられるストローも有りかも!!と思いました。

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令和3年度企業主導型保育事業 募集開始

2021年04月30日 | 保育園の設計

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

令和3年度企業主導型保育事業の募集が始まりました。
平成28年度から始まったこの制度は、例年の年間募集定員は2万人の枠がありましたが、今年度は4千人となりました。
今年度が最後の募集になるかもしれません。

弊社では過去に3回、設計工事監理のご依頼をいただきました。
今年度もご依頼いただきまして、現在申請に向けて準備中です。
これから申請をお考えの方は、下記アドレスまでお早目のご連絡をお待ちしております。
info@arc-core.co.jp


新大船幼稚園ナーサリールームCiao(企業主導型保育園)


プリム保育園(企業主導型保育園)

 

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箱根ガラスの森美術館@神奈川県箱根町

2020年07月28日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の田中です。

先日、神奈川県箱根町にある箱根ガラスの森美術館に訪れたのでご紹介します。

箱根ガラスの森美術館
設計:池原義郎

用途:美術館


△入口出た場所での撮影。外観は家の様な設えで親しみある雰囲気があります。
 この美術館自体、水上都市ヴェネチアと関わりがあるようで、そこの建物をモチーフにしているかもしれないです。


△展示品のひとつ。非常に細かい意匠が施された工芸品でした。鑑賞していく中で、ガラス工芸品の製作工程を学べるのでぜひ現地を訪れてみてはいかがでしょうか。


△展示品のひとつ。船を模したガラスの工芸品。


△鑑賞ルート中間地点のホール。天井がヴォールト(後付け?)になっており、中世西洋の公共建築を彷彿とさせます。
またステンドグラスはどれも美しいです。


△お土産品コーナー。ボックスインボックスのような設えになっており、それぞれが小さい家のスケール感を持っています。空間がシームレスにつながりつつ、変化を楽しめる、そんな空間でした。


コロナウィイルスで自粛が呼びかけられる中での探訪だったので、戸惑いつつ行きましたが、現地を観光した後は訪れてよかったと思える、そんな建物でした。



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横浜新港ふ頭客船ターミナル「横浜ハンマーヘッド」@神奈川県横浜市

2020年06月24日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の田中です。

緊急事態宣言が解除され様子を伺いながらお昼休みのお散歩ができるようになった今日、横浜埠頭方面に赴いてみたら興味深い建物がありましたのでご紹介します。

横浜ハンマーヘッド
設計:梓設計
施行:五洋建設

用途:複合用途(海外船舶停泊のためのCIQ施設(一連の越境用施設),店舗,ホテル)


▲左手に見える建物です。


▲コーナー部の水平ラインが格好いいです。


▲正面を望む


▲2階は一部テラスになっており、そこでレストラン?の料理をいただくようです。

低層で横長ながら格好いいデザインでした。私も誰かの心に残るような設計ができるよう日々精進したいです。
近場(歩くと少し遠いです)には大さん橋国際客船ターミナルもあり、客船ターミナルの建築はいいデザインが多いと感じました。

今回はお昼休み中にたまたま通っただけなので、中までは体験できませんでした。
今度は内観も観察しに行きたいと思います。

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みなとみらいにロープウェイ?!

2020年03月17日 | 街づくり

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

ある時期からみなとみらいにロープウェイが誕生するらしい...という情報を聞いていたのですが、いよいよ本格的に着工し始めたようです!

みなとみらいエリアの空中を渡るロープウェイは『YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)』というそうで、桜木町駅前とワールドボーターズのある新港ふ頭の630mを空中で結びます。


▲ 桜木町駅前の様子(オレンジ色の建機が見える部分が駅前のロープウェイ乗り場になるようです。)

桜木町駅からワールドポーターズへは汽車道を歩いてアクセスすることができます。
ナビオス横浜(ホテル)のトンネル越しに見える赤レンガ倉庫や大桟橋に停泊する船を見ながらこの汽車道を歩くのが私はとても好きなのですが、この汽車道と平行に流れる運河上空をロープウェイが通ることになりそうです。


▲ ロープウェイの柱脚ができています。


▲ ナビオス横浜横の建築風景(この辺りが終点?)

みなとみらいのロープウェイといえば、30年くらい前(平成元年)に開催されていた横浜博覧会の記憶がよみがえります。横浜そごうからこのエリアまでゴンドラが行き来していた時期がありました。
新たな令和の時代にまた違う形でロープウェイができ、新しい交通手段として景色を楽しみ、便利に利用できると良いと思います。個人的には運賃がどのくらいに設定されるのか気になるところです。。。

 

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研修旅行2019 ~鞆の浦散策 @広島県福山市~

2019年12月12日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

今年の研修旅行で訪れた広島県福山市の鞆の浦の街並みについて紹介していきます。


▲鞆の浦の街並み

鞆の浦は江戸時時代の商業の街として栄え、入り組んだ路地は古地図のものがほぼ現存しているそうです。
実際車がすれ違うことができない場所も多かったです。
建物は江戸~昭和初期に建てられたものがほとんどのようです。
昔ながらで保命酒や船道具を売っている店もあれば、カフェや伝統工芸的な雑貨屋にリノベーションしている店もありました。


▲しまなみ信用金庫鞆支店

この街並みにあらわれる突然洋風の建物、しまなみ信用金庫鞆支店は昭和初期の建築で、モダンな雰囲気が目を惹きました。


▲常夜灯

鞆の浦のシンボル的な常夜灯、今も現役で使われています。
実際見てみると高さ4,5mぐらいあり、なかなかの存在感です。
この常夜灯や波止場など、鞆の浦には江戸時代からの港湾設備が現存しており、ウォーターフロント開発の参考にされているそうです。


▲弁天島?瀬戸内海の穏やかな景色が広がっています。

散策はあまり時間がなく、ゆっくり回ることができませんでしたが、
朝から日暮れまでゆっくり散策するのによさそうな場所なのでまた機会があれば立ち寄ってみたいと思います。


▲鞆の浦ラーメン

ちなみに、名物なのかはわかりませんが、鯛の出汁が効いた鞆の浦ラーメンが非常においしかったです。



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研修旅行2019 ~神勝寺 禅と庭のミュージアム 松堂、洸庭 @広島県福山市~

2019年12月09日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

本日も先日研修旅行で訪れた、神勝寺境内にある、洸庭と松庵をご紹介させていただきます。
総門から境内へ入ると左手に三角形の帽子をかぶったような建物「松堂」(寺務所+展示スペース)が見えて来ます。
設計は藤森照信氏。屋根は手曲げ銅板で葺き、外壁は土壁塗、内壁は漆喰塗りになっています。


▲屋根のてっぺんにはアカマツが植えられています。


▲外廊下部分、土壁塗り


▲内部は構造材表しの漆喰塗り


▲展示スペースには松堂の模型が展示されています


▲こちらは洸庭の模型


▲ベントキャップにも土壁が塗られています

洸庭は、彫刻家の名和晃平(なわこうへい)氏が率いるクリエイティブ・プラットフォーム「SANDWICH」が企画、設計。
地面には錆石が敷き詰められていて、その上に舟型の巨大パビリオンが建っています。「この寺が造船にゆかりのあることから、舟をイメージして作られたそうです」
外部の仕上はサワラ材の板張り。柿(こけら)葺き、内部は多意匠装飾仕上塗やリシンの掻き落し等になっています。


▲この橋を渡って洸庭に向かいます。


▲ちょうど紅葉の時期でした


▲サワラの杮葺き、想像を絶する作業がうかがえます


▲柱は鉄骨の柱にリシン掻き落し仕上げ

洸庭については現実離れした世界観を感じました。内部のアート体験については、訪れて体験してみてください。



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「横浜ハンマーヘッド」オープン!

2019年11月05日 | 建築ニュース

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

以前、ブログ(みなとみらいは建設ラッシュ!)で書いていた「横浜ハンマーヘッド」が10月31日(木)にオープンしました。


▲ 横浜ハンマーヘッド(設計:株式会社 梓設計)

1階に税関、出入国管理、検疫を行うCIQ施設、1・2階に食をテーマとした店舗、3~5階がホテルになっています。

埠頭の先端にはこの施設の名前の由来にもなっている大正時代に導入されたハンマーヘッドクレーンが残されています。
今では、このハンマーヘッドクレーンは国内で3基しか現存していないそうです。


▲ 真下から見上げたハンマーヘッドクレーンはとても迫力があります。

昨日、11月4日(祝)には早速 大型客船のダイヤモンドプリンセス号が入港していました。


▲ ハンマーヘッドクレーン越しに見えるダイヤモンドプリンセス号

大さん橋にはよく寄港していますが、大さん橋に停泊している時とはまた違った迫力と、周りの景色とのバランスがいつもと異なっていてとても新鮮に感じました。

客船も素晴らしかったのですが、向かい側の海上保安庁前にこんな船も停泊していました。


▲ 海上保安庁前に停泊していた大型ヨット

気になったので調べてみると、〇百億円ほどする個人所有(ロシアの方だそうです)のヨットだそうです。近未来的なデザインでこちらの船にも目を奪われてしまいました。

来年のオリンピックイヤーにはこの横浜ハンマーヘッドも含め、横浜港が船とお客さんでとても賑やかになりそうです。

 

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みなみすがお保育園 キッズデザイン賞受賞しました

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移動する建築

2019年02月27日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

横浜大さん橋には度々大型客船が入港しています。
初入港の船が来ると、たまに見に行ったりすることもあるのですが、そのたびにこんな船でのんびり海外旅行にでも行ってみたいな~と思ったりしています。

以前、国内フェリーの「らべんだあ」が新造船された時に横浜大さん橋でお披露目会があり、船内を見学したことがあります。


▲ らべんだあの模型

中は立派なホテルのようで中に入ると船に乗っていることを忘れてしまうほど。


▲ エントランス上部の吹抜け

客室は小さなベッドルームからスイートルームまで様々なタイプがありました。



▲ スイートルーム


▲ 窓越しに見る大さん橋とみなとみらいの景色


▲ 露天風呂も!!

国内のフェリーでもこんなに立派なのに、大型客船は内部がどんなに広くて豪華なのか。。。
一度乗ってみたいです。

東京2020オリンピックでは横浜港にホテルシップが停泊することになっています。
「サンプリンセス」という大型客船が港の上でホテルに変わります。
この時期は色々な客船が入港するようなので、オリンピック開催中は横浜港も盛り上がりそうです!


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みなとみらいは建設ラッシュ!

2019年01月16日 | 建築ニュース

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

いよいよ、来年2020年東京オリンピックをひかえ、今年はラグビーワールドカップも開催されます。

国際的なスポーツの祭典に向けて、横浜みなとみらいエリアも現在あちらこちらで建物が建築されています。

「MICE施設(PFI事業)とホテル(公有地活用の民間収益事業)の複合プロジェクト」
横浜みなとみらい国際コンベンションセンター~

▲ 完成予想図

現在のパシフィコ横浜の隣に多目的ホール、会議場、ホテルの複合施設が建設されています。
会員制ホテルの輪郭が見え、外壁となるガラスが貼られ始めています。

▲ ホテル側の現在の様子

「YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT」
~ヨコハマ ハンマーヘッド プロジェクト~

▲ 完成予想図

客船ターミナル施設を中心に、「食」をテーマとした体験・体感型の商業施設とホテルが建設されています。


▲ 歴史あるハンマーヘッドクレーンを保存して建築中

この他にも企業の本社ビルや大学等様々な施設が建設されています。
来年のオリンピックイヤーには建築でもさらに華やかになりそうなみなとみらいエリアです。

 

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桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

2018年07月25日 | 設計のポイント

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

この春に竣工した新大船幼稚園ナーサリールームCiaoの現場にて、
外構屋さんから教わったことがありました。
『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』
という言い伝えがあります。

桜は、正しい方法で切らないと切り口から木材腐朽菌が入り枯れてしまいます。
梅は、切ることで枝が増えて花が多くつくので切った方がいいそうです。

この園は、既存の桜、梅、松、紅葉、百日紅を残すことから設計がスタートしました。


▲新大船幼稚園ナーサリールームCiao 桜の色を引き立てるため、藍色の外壁にしています。

 既存の桜の木と近接して新築したのですが、春に満開の様子を見ることができてほっとしました。
外構、植栽計画では、現場で教えていただくことも沢山あります。

植栽計画 真(しん)、副(そえ)、控(ひかえ)

過去の記事ですが、こちらも合わせてご覧ください。




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大規模な木造建築物

2018年07月02日 | 木造・木質化の設計

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

最近では木造建築物の大規模化が進んでいます。
「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」という
法律も平成22年に制定されています。

木材のイメージとしては一般的に燃えやすいというイメージが
がありますが、鋼材とは違い火災の時の加熱による強度の低下は緩やかで
木材は燃えると表面が炭化して断熱材の働きをし火災の進行を遅らせます。

火災時にその炭化する部分を除いて許容応力度計算を行ない、表面部分が
燃えても構造上支障がないことを確かめる方法「燃え代設計」により、
通常より柱や梁を太くすることにより木材により耐火、準耐火建築物を建築
することが可能になっています。
現在も、色々な公共建築物で木造の大規模な建築物が建築されています、
今後も色々な施設で木造建築物が増えていくと思われます。


▲みなみひの保育園 子育て支援ホールの化粧梁


新大船幼稚園ナーサリールームCiao 遊戯室の化粧梁


▲燃え代設計の概念


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2018年5月29日付の 日刊木材新聞 に「新大船幼稚園ナーサリールームCiao」が掲載されました

2018年06月05日 | メディア

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

2018年5月29日付の 日刊木材新聞 にて、非住宅の木造建築特集で、「新大船幼稚園ナーサリールームCiao」が掲載されました。



▲日刊木材新聞「新大船幼稚園ナーサリールームCiao」の掲載ページ






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