Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

日本人はイベント好き!

2018-12-25 12:04:33 | 日記

 瑞希です。

 みなさんはクリスマスをどうお過ごしでしょうか? 私は今年はダメでしたね。何かこういうイベントの日に仕事とかの予定があったりとかして一人で過ごすようなのは堪えられないんですよ。だってゆっくり休んだり、落ち着いて家族や友達とすごせないじゃないですか~。翌日のことを考えると楽しめないから、今年はそういう意味では最悪の日廻りだったかもしれません。

 ところで、日本人っていうのは本当にイベント好きですよね? 神様、仏様、イエス様。家は仏教宗派なのに元旦は神社詣で。年末はクリスマスで、最近ではハロウィーンにまで手をだしていますし。バレンタインデーなんていうのは、米国だと男女問わず自分の好きな人にプレゼントしたりするはずなのに、日本では女性がアプローチする日と。おまけにホワイトデーなんてものを作って、ちゃっかり便乗商法をしている方もいらっしゃいます。そう考えると、日本というのはなんとイベントが多い国なのでしょうか??

 前のブログ( https://blog.goo.ne.jp/alford )のどこかで書きましたが、こういった日本人のイベント好きというのは江戸時代の5人組制度に端を発していると私は考えています。例の周りの人が何か問題を起こしそうになったら、おかみにチクる制度です。これをしないで問題が発すると全員が処罰の対象となるアレな制度です。これが普及したことで、一般の日本人は相手よりも目立つ行動をしなくなったし、「出る杭は打たれる」じゃないですが、目立つものは極力自主的に潰すという考え方になったと思います。確かにこう書くと悪い面もありますが、良い面もあります。チームワークが良くなるので団体競技には強いとか、日本が単民族国家の島国であることもありますが、言葉に発せずとも自然と知識と文化の共有が可能となったとも思います。要は人の背中を見て自然と育つとか、何も言わなくてもお互いに分かり合えるといったような「心のつながり」が育まれたうがった面から見た特異性なのだとも思います。

 さて、このような制度のせいで、人よりも目立てなくなった人はどういう行動に出るでしょうか? 目立つための何か言い訳やら大義名分が欲しくなります。まさしく「イベント」はそれにうってつけのものなのです。それぞれに理由をつけては自分の都合の良いように目立つことのできるチャンスなのです。なので、こうしたものが日本で増えるのはごく当たり前なのです。

 TV番組とかも季節的にイベントを組んで、他局より視聴率を取ろうとするではないでしょうか? BPOとかありながらも、何とか目立ちたいと考えれば、この行動も前述の話とつながります。まぁ、あまりに目立ちすぎて、他局でも真似したあげく、その季節に同じようなプログラムが重なるというのもありますがね!

 こんなこと普段は考えずに生活するのが日本人の良いところでもあるのですが、たまには「文化とか宗教はなんぞや?」というのを考えてみるのも面白いかもしれません!

 


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