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無名雇われデザイナーの流浪の日々。

地球の片隅でひらめいたことを、気が向いたときに書き綴っているページです。

WEB上のCSR・サステナビリティ

2008年02月18日 | SOCIAL&ECONOMY
 デザイン系ブログポータルサイト「ディータス」さんが閉鎖された、と言う記事を、利用しているブログランキングで見つけて行ってみたら、ほんとうに閉鎖されてました。

 ディータスさんには、現役デザイナーのブログが沢山参加されていて、普段あまり交流の無い、同業・異業のデザイナーの、考え方や日常が垣間見れるのは非常に貴重で、良く利用させて頂いていただけに非常に残念です。
 当ブログからも、⇒のリンクコーナーに掲載させて頂いておりました(まだそのまま掲載してあります)

 WEB上の、(無料)サービスの突然閉鎖といえば、ネット人口が増え始めた頃('98~'00年前後)には、現在は老舗となったポータルサイトでさえも起こることがあって、利用者を困らせていましたが、営利目的じゃなかったにしても、これだけネット人口が増えている現在、もう少し工夫して継続して頂きたかったと言うのが正直なところです。

 実は、当ブログも参加依頼を受けていたのですが、思うところがあり、辞退させて頂いていたので、詳しいシステムは分かりませんが、参加ブログが更新された場合、ディータスサイト側への掲載は、自動更新されるシステムじゃなかったのでしょうか?
 また、参加ブログも増やし過ぎて、更新しなくなったものも、そのまま参加者リストに掲載され続けたりしてたので、もし、復活される際は、もっと厳選したブログを、効率的なシステム(管理の手間が少なくて済む)で運用されると良いかと思います。(てゆうか、そうして復活して下さい!)

 いや~、閉鎖されるんだったら、参加者リストだけでもダウンロードしておくべきだった・・・。

 ご存知だとは思いますが、閉鎖されたサイトは、ナガオカケンメイさんの“D&DEPARTMENT PROJECT”の一企画として運営されおり、それだけに、氏のデザイン活動の「志し」からは、違和感を覚える出来事でもありました。
 ある「志し」は、プロダクトだけではなく、サービスや、それを取り巻くシステム・ソフトまで、全てに貫かれてこそ本物だと分かってはいても、やはり「もの作り」に偏重してしまう(したい/それしかできない?)デザイナーのジレンマが、氏自身の2月14日付けブログでも語られています。

 インハウスの中間管理職なんか、連日、社員のモチベーション維持とルール厳守の、アンビバレンツとの戦いの為に出社しているようなものなんですが^^;


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いちおうアゲ♂ときますか、この話題。

2007年01月17日 | SOCIAL&ECONOMY
 1月14日付の DJ OZMA のブログ に、今回の一連の問題に関して、初めて自身の言葉で意見が書かれている。
で、その中から以下の一文を抜粋させて頂きます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

NHKにも実は頭にきてたけど、なんかもういいかな~って気もしてきちゃったし。
定例会見の事も聞いたけど、ちょっと残念だったね。
吉田さん、ちゃんと言わなきゃいけないことあったよね?
駄目だよ。男だって信じてたのにな。
俺の経験上、ばっくれてもいいことないよ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 まあ、あの演出を、NHKの関係者は誰も知らなかった、なんて思ってる人は一人もいないでしょう。
 自分も、今回の演出が問題視されて直後、NHKがOZMAの事務所とレコード会社に事情聴取に行った、ってゆー報道があったときに、こんなん、この問題の経緯について、「NHKの都合の良いようにストーリー立てることを関係者に強要しに行った」以外の何者でも無い、と理解してましたわ。

 まあ、NHKのコスイ体質は、今に始まったことでは無いのでどーでも良いんですが、DJ OZMAが氣志團のヤツだってことを、今回、初めて(今頃)知った自分にショック。

次はなに?!

2006年05月26日 | SOCIAL&ECONOMY

 以心伝心ロボット 脳の反応と直結(産経新聞)- 5月25日

 人が行動を起こすときの脳の反応を測り、人の意思と同じ行動をロボットに再現させる基本技術を、国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)とホンダの関連企業「ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン」(埼玉県和光市)が開発した。二十四日の発表会見では、じゃんけんでグーやチョキを出すときの脳の血流変化を、磁気共鳴画像装置(MRI)で測定し、ロボットに同じ手の動きをさせる実験を公開した。

 自分が死ぬまでにエヴァンゲリオンの世界が現実になるかなぁ?

対岸の火事(であって欲しい)

2005年12月03日 | SOCIAL&ECONOMY
 世間を騒がせている、姉歯建築士による強度計算書偽造問題ですが、この問題については、以下のブログ以上のことを書くことは不可能なので、URLを載せておきますので熟読して下さい。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/

 さて、建築業界のみならず、バブル崩壊以降現在まで、価格破壊、デフレスパイラル、等々の言葉が象徴するように、新しいものを作るときには、前よりどうやってコスト下げるかを考えるのが常識になってるのが悲しい現実なのは、過去ログの飛行機の話題でも分かって頂けているかと思います。
 そして、クライアントは、自身の生き残りを賭け、コンプライアンス&ガバナンスぎりぎりの要求を、下請け(って言っちゃいけないらしいけど)に突き付けるのも、半ば常識。
 そんな中で、いかに知恵と勇気(?)を使って、良いものを提供するかなんですが、まあ、なかなか難しいですよね。とは言っても、どんな無理難題を突き付けられても、姉歯君のように一線を超えてはいけません。
 でも、その一線を超えているのか超えてないのかをで判断する方法は、どんなに厳格なシステムを作っても、結局は、人一人一人の意志に大きく左右されるところが、また、難しいところです。(イーホやERIを擁護している訳ではありませんよ)
 
 で、製造者責任PL法。
日本でも始まってますが、まだまだ甘いですね。アメリカでは、何か問題が起ると、それに関わった一担当者までもが法廷に呼び出され、陪審員の前で、原告側からの厳しい指摘を受けなければなりません。
 そうです、毎日上司やクライアントに、ガンガン難しい要求や矛盾だらけの課題を与えられ、納得のいかない仕事を垂れ流さざるを得ない貴方も、突然、訳も分からないまま、法廷に呼び出されて証言を迫られるのです。そして、貴方の机の引き出しに眠っている、何気ないメモや議事録が決定的な証拠となり、100億円の賠償を負うことが決定されることもあるのです。
 但し、100億円を支払う義務があるのは会社であって、理由はどうあれ、問題の原因を作ったとされてしまった貴方では無いので、「私は貝になりたい」とまでは思わなくて済むかもしれませんけど、不正の抑止効果はあると思います。
 今回の例で言えば、姉歯君がヤバイと言う指摘を受けながら、1年半以上も、上司にも誰にも連絡していなかった、と言われているERIの担当者君。彼自身が法廷に呼び出され、深く鋭く心の内をえぐられるハメになります。海千山千の悪党(社長や幹部)ならまだしも、若い担当者はいろいろお話ししなければならなくなるので、こんなことが常識化すれば、現場レベルの不正は減るんでしょうねぇ。
 あ、でも、担当者君が、不慮の事故にあったりしない様、しっかり身辺警護するきまりも、同時に作らないといけないでしょうけどね。
 アメリカの裁判好き(?)に問題が無い訳ではありませんが、今回のこの事件、日本の伝統芸「うやむや」で終わらないで頂きたいですね。

 余談ですが、以前、異業種交流会で、ちょっとカリスマな建築デザイナーと話したことあるんですが、建築業界の利権争いは相当怖いらしいですね、時には、身の危険を感じ、事務所の裏口から人目を避けるように帰宅するような日々もあったとか。絵や図面を描きながら、「殺されるかもしれない」と思う必要の無い業界で良かった良かった^^;

NHK

2005年11月06日 | SOCIAL&ECONOMY
 NHK職員の不祥事が、また紙面を賑わせている。

 隅井孝雄・京都学園大教授(マスメディア論)の話 NHKはデジタル化で組織拡大路線を突き進む一方で、若い職員の教育も含めて職員管理がおろそかになった。その結果が相次ぐ不祥事だ。職員個人の犯罪とはいえ、NHKの体質が根本的に変わっていないことが温床になっていると思う。予想を超えた受信料不払いで「新しいNHK」をアピールしようとしているが、公共放送としての規律、意識も置き去りにされたままにしかみえない。企業体質や組織のあり方に徹底的にメスを入れてほしい。

 てゆーかさぁ、公共放送であり続ける意味ってあんの?
NHK本体が公共的でも、ぶら下がってるグループ企業は、営利目的で収益出してるんだろうし、どこまでが公共事業なのか線引きできないのではと思う。
 いままで増やして来たリソースをうまく運用すれば、受信料なんか取らなくても、最低限の公共放送局としての活動を行う方法もあるはずだ。
 まあ、当然かなりのリストラが必要、OBに顧問として週数回ちんたら出社させて金払う余地など無い。研究所も大幅縮小、だいたい公共放送局が、放送技術の最先端を研究する必要性が感じられない。災害時緊急放送等、必要な研究は、政府が民間や大学に委託すれば良い。(NHK研究所が名前を変えて民間企業としてやっても良い)

 まあNHKに限らず、最近話題の民放とIT関連企業とのすったもんだを見ても、なんか放送業界って、意外と保守的なんだと感じますね。