DREAM

幽白蔵馬受とかアイマスとか他ゲームとかたまに猫な妄想ブログです

突発SS  ばーか

2017-07-30 08:37:12 | オールキャラ 黄泉×蔵前提
「凄い量のそうめんだね・・・」
貰ってくれ!と幽助がテーブルに置いたのは
贈答品のお高い箱入りそうめん×6箱。
げっそりした顔で幽助は言う。
「風邪移しちまった詫びにって客から貰ったんだけど
量が多すぎてさ。桑原んとこと螢子と陣達には配った
からこれはお前達の分。」
はあ・・・と溜息と共に。
只でくれるんなら何でも嬉しいが一人暮らしの身に
大量のそうめんはキツい。
そうめんなら楽勝!と軽く考えていたが意外と腹が膨れる上
飽きる。天かすのり薬味じゃ味の変化もない。
「あー浦飯じゃん!
何で来たの!?遊び?」
楽しげにリビングに駆け込んで来た修羅に幽助は笑いかける。
「半分な。」
「じゃご飯たべたら遊ぼ!
蔵馬お昼ごはんなに??」
蔵馬はテーブルに積まれたそうめんの箱を腕に抱えると
立ち上がって言った。
「幽助がいっぱいそうめんくれたからね。」
「そうめん?ちゅるちゅるだー!」
喜ぶ修羅と対象的に幽助はうへぇと顔を歪めた。
昼ご飯をここで食べる算段だったから余計に。
「蔵馬これで足りるか?」
籠にいれたいかにも今畑から収穫したとわかる野菜を
手に黄泉が現れる。
「ああ、大丈夫足りる。」
「パパお昼ごはんそうめんだって!」
「そうめん?・・・この材料ならあれか。」
材料?と幽助は籠の中を覗きこむ。
茄子とピーマン。天ぷらか?
「・・・買って来た。」
機嫌悪そうに窓から土足で入って来た飛影に少し驚く。
「有難う。飛影も食べるだろ?」
突き出された袋を受け取り蔵馬が笑いかける。
白いビニール袋から透けて見えたのはベーコン。
「・・・何作んの?」
素直にそう聞いた幽助に蔵馬は答えた。
「夏野菜とベーコンのぶっかけそうめん。」
旨いぞやら、パパこれならピーマンたべられるんだよねやら
ピーマンの何が駄目なんだやら、飛び交う中で。
ぽつりと幽助は言った。
「蔵馬がぶっかけって言うとエロい。」

黄泉が口を開く前に。
飛影が心底馬鹿にした口調で呟いた。
「・・・お前、帰れ。」と。



〜夏野菜とベーコンをゴマ油で炒めて(塩胡椒ちょっと多め)
そうめんに乗せてめんつゆぶっかけて食べると美味いですよ。
・・・飛影、そっちの方の『ぶっかけ』知ってた模様😀
真面目っぽい話ばかり書いてたので何時ものノリが楽しいですな。
pixivに黒鵺←蔵馬前提幽助←蔵馬話投稿させてもらいました。
では世界を救いに行きますので!
ベロニカ可愛い!元に戻らなくていいからね!


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