Coco's eye

美しいと思った事、感動した事、好きな事などを書きとめたブログです。

バレエ 「くるみ割り人形」

2015-01-07 22:53:57 | バレエ
ちょっとシーズン外れの話しなのですが、昨年の12月にキエフ・バレエの「くるみ割り人形」を
観に行きました。

バレエでは、クリスマスシーズンに必ず踊られる演目です。
あらすじは、クリスマスに女の子(クララ)がプレゼントされた「くるみ割り人形」を兄に壊され、
心配に思うクララが夜人形を見に行くと、12時の鐘が鳴る。
クララがネズミと戦う人形を助けると人形は王子様になり、2人でお菓子の国に行くというファンタジー。

1幕目は話の筋を追うのですが、2幕目のお菓子の国に着いてからは、圧巻の踊りが続きます。
後半にはクララと王子様のパ・ド・ドゥ(2人で踊る)や、それぞれのソロが展開されます。

王子様を演じたヤン・ヴァーニャは、180cm以上あると思われる長身で、ダイナミック!
そして、クララを演じたテチヤナ・ゴリャコワは、スタイル抜群のちょっとエキゾチックな美人で、
キレのある優雅な踊りを披露。
王子様がクララをリフトする場面もあり、本当に大迫力で感動のバレエでした。

音楽はチャイコフスキーの作曲で、中でも「花のワルツ」が一番有名だと思いますが、
私が好きなのは「金平糖の精の踊り」。
不思議な音色は、チェレスタという楽器が使われているそうです。

会場にはお子様連れの方が多くいらっしゃって、きっとその子供達の多くはバレエを
習っているのでしょう。

私は感動をいただく側にしかいないのですが、人に感動を与えられるようになるまでには、
小さい頃から厳しいレッスンに耐え、夢に向かって努力したからこそなのですよね。
目の前にある楽しみには背を向け、上を目指して毎日切磋して技術を磨いていく。
なまけものの私には到底できなかった事。。。

バレエ、音楽、スポーツ他においても、すごい方が沢山いらっしゃるのですが、
そういう方々の前ではただただ感動しひれ伏す事しかできないな~と思うのです。