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筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

志水ゆき「是-ZE-8」

2009年08月02日 | 本・漫画・音楽


志水ゆき「是-ZE-8」

「もう誰の涙も紙吹雪も見たくない」そう思っていた矢先のこのラスト……。
(涙も紙吹雪も紙様の死を意味します)

なんで紙吹雪が舞っているの!?
どうして阿沙利のそれが今でなければいけないの!?
阿沙利がかわいそうだ~!「いやや」言うてるじゃん!
残された彰伊はどうなるの!?暴れるよ~!

彰伊と阿沙利の濃厚な絡み合いの後の
穏やかな時間の流れの中でそれは突然やってきました。
わけもわからず阿沙利の目から流れ落ちる涙。
まるで桜の花びらのように舞う紙吹雪。
唖然としたのは阿沙利だけじゃないはず!
なんで!なんで!なんで!

予告には奇跡が起こると書いてありますし、志水さん自身も大丈夫、とおっしゃっていますが、
あまりにも唐突で悲しすぎるラスト。
9巻発売、2010年春って……、それまで待てとおっしゃる?
これは意を決して「Dear+」を買うしかないのか?
恥ずかしいから、ネットで注文しようかな~。←雑誌って取り扱っているのか?

おかしい、たしか8巻は近衛と琴葉の切なさいっぱいのロストバージン編のはずだったのに~。
鳶に油揚さらわれたってヤツですか?
読者の心はしっかりと阿沙利に持っていかれちゃいました。

「近衛×琴葉」編は予想が出来るだけに安心して読むことができます。
現在進行形でラブラブなわけですから。
近衛と離れたくない一心で言霊を使う琴葉の健気さは涙ものです。
良い子に育ってくれました。
乳母役の近衛くん、ほんとうにご苦労さま。
これからも琴葉のことよろしくね。

あっ、でも髭無し近衛って若いね~。
わたし的にはちょっとオヤジが入った近衛が好きです。
オヤジ近衛が野獣琴葉に振り回される様子に萌えます。
次回メンテナンスでは再び髭よろしくお願いします~!