筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

歌舞伎に行ってきました

2015年10月25日 | お出かけ

昨日は友人と歌舞伎座へ行ってきました。

久しぶりの歌舞伎鑑賞です。

ちょっとおしゃれして←スカート+ハイヒールがcochiのおしゃれ(笑)、

いつものように有楽町で電車をおり、途中の三越でお弁当を買い歌舞伎座に向かいます。

歌舞伎座の地下2階の広場でお土産もゲット。

お席にたどり着く前に荷物がいっぱいになってしまいました(笑)。

歌舞伎鑑賞の楽しさってこういうルーティンも含ませているのです。

演目は「壇浦兜軍記 阿古屋」と「梅雨小袖昔八丈」。

阿古屋は大学の演劇史のレポートで取り上げたので、ぜひリアルで見たかった演目。

玉三郎が演じます。

裁判劇なのですが、その大半を阿古屋の演奏(琴、三味線、胡弓)が占めるという不思議な演目です。

玉三郎が美しいのはもちろんですが、その演奏の素晴らしさは絶品。

特に初めて聞く胡弓の音色の美しさに感動しました。

胡弓とニ胡と間違える人がいますが、全然違います。

胡弓は形的には立てて弾く三味線という感じです。

音ももっと日本的ですね。←それはどんなんだ?

この阿古屋が演じられるのは今の歌舞伎界では玉三郎しかいません。

胡弓を弾ける女形がいないということなのでしょうかね。

はやく玉三郎の後継者が現れるといいなあ。

4時半に始まり終わるのは9時近く。

さすがにおしりが痛くなりました。

でもこういう非日常の世界もたまにはいいですね。

いつかは着物着て(歌舞伎座でレンタルできます)桟敷席で鑑賞してみたいものです。

歌舞伎貯金始めようかな~。

 


新人賞いただきました

2015年10月20日 | 日本画・絵

第42回近代日本美術協会展にて新人賞をいただきました。

夏に描いていたひまわりと黄金律を組み合わせた作品です。

M50号です。

朝ドラ風に言うと「びっくりぽん」ですね。

10月30日~11月6日まで上野の東京都美術館にて開催されます。

31日は講評や授賞式があるのでcochiは朝から会場にいる予定です。

授賞式のあと懇親会もあるのですが、まさか入選するとは思わなかったので申し込みませんでした(笑)。

お暇がありましたらぜひ寄ってみてくださいませ。

 

 


代官山に行ってきました

2015年10月18日 | お出かけ

2年前一緒に卒業した絵画コースの友人、果菜ちゃんの個展「果菜展」に行ってきました。

シナベニアに直接描かれた絵はどれもかわいくてステキな作品でした。

もちろんご本人もかわいらしいお嬢さんです。

シナベニアといえば、木版画で版木として使ったわけですが、

絵のまわりは彫刻刀で彫られていて、とってもしゃれた作品に仕上がってます。

それにしても若いってすばらしいですね。

トシをとると、個展を開こうと思うエネルギーもありません。

というか、仕上がった作品がない(笑)。

ところで10数年ぶりの代官山。

すっかりおしゃれな町に変わっていてびっくりです。

同潤会アパートが建っていたころの面影がほとんどありません。

それでも所々に昔の坂道が残っていたりして、不思議な町並みになっていました。

今度、ゆっくり散策してみたいです。

 


芥子1修正中

2015年10月11日 | 日本画・絵

先月やっと完成した芥子の絵ですが、

日本画教室で先生に

「この作品、上3分のⅠ、いりませんよね。

ていうか、上部の芥子の花の手の抜き加減、ハンパないですよね。

これ、どうでもいいと思って描いてますよね」

と厳しい講評をされ、

「いや、どうでもいいつもりはないんですけど……、

確かに下に比べると力の入れ具合が……。

全部花の向きも形も一緒だし……、」

描いている時は夢中だったので気がつかなかったのですが、

言われてみるとホントに先生のいう通りです。

やる気のなさが上部に出ています。

ということで、芥子をいくつかを消しました。←シャレ?

このほうがすっきり見えますね。

さてさて、この後、いくつか花や葉っぱを足して修正するか、

消した部分に銀箔を貼り直し、花は加筆せずに仕上げるか迷っているところです。

ちなみに前回の絵です。