筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

デッサン教室デビュー

2010年04月25日 | 日本画・絵
昨日、日本画の先生が近所のコミュニティーセンターでやっているデッサン教室に参加してきました。

「絵画研究」の課題です。
1-1 身のまわりの物をモチーフにクロッキーする。
1-2 身のまわりの物をモチーフにデッサンする。
1-3 植物や樹木あるいは食物をモチーフにクロッキーする。
1-4 植物や樹木あるいは食物をモチーフにデッサンする。

「造形基礎」のスクーリングでもデッサンがあるし、ちょっと慣れておこうと思って。

参加してびっくり!
これはもうホントに絵の勉強をすることろですね。
日本画教室とは流れる時間の速度も密度もまるで違います。
(日本画教室、まったりしています。
 なにせ、色塗るのもゆっくりだし、絵具乾くの遅いし、世間話に花咲かせつつって感じ)

高校の美術部以来の静物デッサンです。
とりあえずクロッキー。F6


これに1時間もかかった~。
「1時間かかったら、デッサンですよ」と先生に言われちゃいました。
ですよね、クロッキーですもん、せいぜい15分?

デッサンです。B2


2時間。当然仕上がってません。
物の表面とか細部にこだわってしまう傾向があるのを、ここでもしっかり注意されました。
「まずは大まかな物の形を大胆に捉えて描く」
わかってますけど、できない~!!
気がつくとちまちま描いているわたしがいる~!!

これって性格でしょうか?
それとも慣れ?
何枚も描いていけばそのうち慣れるかな~。

それにしてもパイナップルは絶対描きたくないモチーフですね。
デッサン教室、だいたい3時間くらいでしょうか。
肩ガチガチです。
一日中のスクーリングが思いやられるなぁ~(涙)。

「レディ・ジョーカー」文庫化記念「高村会」レポート

2010年04月24日 | お出かけ


高村薫「「レディ・ジョーカー」がついに、というかようやく文庫版に!!
文庫の方、やはりだいぶ改稿されているようですね。
特に「合田」と「加納」の絡み部分が。
単行本の方の記憶があやふやなので、はっきりわからないのですが、
加納義兄の台詞がだいぶ少なくなっているのはわかりました。
あと、合田が加納に対して恋愛感情をしっかりと自覚する部分には、めちゃ萌えました~~!!
合田から加納に宛てた手紙が削除されてなくてホントよかった!!
それだけが、心配で心配で!!
センセー、ありがとう!!
しかし、誘拐された城山社長の最後をすっかり忘れていたわたくしは、
単行本の時の衝撃を文庫版でも再び味わうことに。
ここ、改稿してくれてもよかったのに~(涙)。

ということで、「高村薫」ファンが集まり語り合おうという会が先日開催されました。
参加者は腐ブロ友yoriさんと、腐友tomoちゃんと元義妹とわたくしの4人なんですけどね。
会の内容は、高尚な「高村文学」を語るというより、
どっちが「受け」でどっちが「攻め」かなどという、
他人の下半身の(しかも架空の人物)よけいなお世話的な心配等でございまして。
他人には聞かせられないトークで大盛り上がり!!
大丈夫です!ちゃんと個室を予約しました!!

tomoちゃん「合田受け」は譲れないと言っておりましたが、最後の合田が加納に宛てた手紙でその確信に揺らぎが……。
「あっ、でもこれは『誘い受け』ってことも考えられるよね、そうよ、『誘い受け』よ~!!」と1人で自己完結してましたけど。
わたくしはですね、この二人の間に「受け攻め」はなしかな~と最近思っているのですよ。
ようするに「つっこみ」なし。←そういうゲイカップルも多いと聞きますし。
確かに加納が合田のバックを開発する様子や、義兄の手で男としてのプライドがズタズタ状態に陥る合田って、とっても萌えるシーンではありますけど、加納はそこまで求めていないんじゃないかな~。
ああ、でも、「俺の18年を踏みにじった」合田を手込めにする権利は充分あるか……。
よし、お義兄ちゃん、やってよし!!←自己完結!

yoriさんが合田登場シーンに付箋を貼っていたのには笑えました。
付箋というより、腐箋ですね~、あれは。
あっ、yoriさんに合田が2、3ヶ月やってない告白するの、何ページだったか聞くの忘れた~。
(やっぱり付箋貼っておけばよかった)

話し変わりますが、tomoちゃんって「長野まゆみ」が「少年アリス」で文藝賞受賞したときに、その出版社にお勤めしていたそうで、
「これ、今回の文藝賞作品だから」と渡されて長野さんの原稿読んだとか!!
なんてうらやましい~、リアル長野原稿を手に取っていち早く読んでいたなんて~~!!
「これって、少年愛じゃん」と密かに思ったそうです。(当時BLという言葉はなかった)
その頃、長野まゆみを知っていたら、わたしの人生変わっていたかも……(まっ、ムリね)

「レディ・ジョーカー」から脱線し、雑多なBL話しに花を咲かせ、
約4時間ねばっても話しは尽きず、「また高村会しようね~」ってことで解散致しました。
次回はtomoちゃんちでお泊まり「高村会」を計画中です。

ちなみにtomoちゃんと元義妹は群馬から会社休んで参加してます。
なんていうヤツらだ~!!






今日の“五線譜”

2010年04月16日 | 日常


わたくし、普段、そんなに熱心に新聞を読む方じゃないんですけど(一日遅れで平気で読みます)、

今日は朝から、何気なく新聞開いて、何気なく三面記事に目をやり、

何気なく「五線譜」というタイトルの小さなコラムを読んでしまいました。

「五線譜」を読むのは初めてかも、というくらい、普段このコーナーはスルーしてます。

タイトルは「結婚はできない けど、幸せ」

特に目を引くタイトルでもないし、興味がある話題でもないのになぜか目に留まったんですよね。

結婚という形式に捕われない現代の若者像がなにかの記事だと思って読みはじめました。

同居して初めて彼が家事もまともに出来ないということがわかった……って、よくあるよね、うん、うん。

しかし、ツレちゃんみたいだね~。

ケーキをホールごと食べる……、いるんだ、こんなツレちゃんみたいな人。

忙しくて終電帰り、朝は5時半起き……、

そんな彼にお弁当と夕飯分も作って持たせる……、まんま、うたさん&ツレちゃん……だよ?これ?

まさかと思いつつ読み進めると「私、歌川泰司です、男です」……ええ~~~!!

わからない人いると思うので説明しますと、歌川さんは、

以前わたくしが紹介させていただいた「じりラブ」というブログ漫画の作者様で

ツレちゃんは彼のパートナーでございます。

(あの時は、歌川さんから、直接コメントいただきましたのよ~)

びっくりです、朝日新聞の社会面に彼のコラムが載るなんて!!

ほんの小さな囲い記事です。

でも、じ~んと暖かくなり、ちょっと涙も……。

別に悲しいお話が載っているわけじゃないんですけどね。

彼らのピュアさと、お互いを想う優しさみたいのが伝わる素敵なコラムでした。

それにしても、偶然、この記事に目が留まったのは、

歌川パワーがそこからど~んと発せられてたに違いない思っております(笑)。






小野竹喬展

2010年04月04日 | お出かけ


竹橋にある国立近代美術館へ行ってきました。

「小野竹喬展」です。

まだ最終日まで日があるせいか、行列はできてませんでしたが、なかなかの人でした。

「奥の細道句抄絵」を描いたのが87歳、

14歳で日本画家竹内栖鳳に弟子入りしたということですから、

70年以上の絵描き人生……、すごいです。

「奥入瀬の渓流」や「深雪」、美しかったです。

「宿雪」は銀箔でしょうか、貼ってあったんですね。

「雨の海」などは、なかなか思うような海の青が描けずに、

展覧会(?)搬入前日にようやく納得する青になったとか……。

こんなに大先生でも納得する色を出すのに苦労するものなのですね。

わたしがどうこう悩むのは100年早いってもんですね。

とにかく展示作品が多い(120点以上)ので、

全部見終わるのに一時間半以上かかりました。

はっきり言って疲れました~~。

この後、毎日新聞社の地下でランチした後、

二の丸から皇居に入って(今日は通り抜け出来ました)

大手門、東京駅、と散歩(というよりわたしにとってはすでに遠足)。





二の丸公園、初めて入ったんですが、お庭が美しいですね~。

スケッチブック持って行きたいくらい全てが絵になる風景でした。

しかし、寒かったです!めっちゃ寒かったです!!

お花見

2010年04月03日 | お出かけ






大宮公園にお花見に行きました。

桜花粉症のわたしはしっかりマスクをしてお出かけです。

実は、数年前にお花見に行った時、桜の樹の下で突然に花粉症を発症したんです!!

涙ボロボロ、鼻水ズルズル……。

以来、桜がダメなんですよね。

それでも桜を見に行ってしまうのは、日本人なのだからでしょうかね~。

もともと杉花粉もダメなので、春は辛いです。

年明けと同時に甜茶エキスを毎日飲み続けます。

試してみたけど、甜茶のサプリではだめです、エキスの方です。

おかげさまで今年は鼻炎のクスリを飲まずにすみました。

ひょっとして花粉症、治ったのでしょうか??←治るものなんでしょうか?

明日は日本画教室のみなさんと国立近代美術館で行われている「小野竹喬展」に行ってきま~す!